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「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV＠L!!!@MAKUHARI0922」ツアー最終日!

劇場版公開日決定! 来年はさいたまスーパーアリーナ2Days! ライブでは限界を超えた怒濤のパフォーマンスを魅せた!

（2013/9/23 12:12）

会場：幕張メッセイベントホール

　8周年を迎えて「アイドルマスター」のツアーイベント「THE IDOLM@STER 8th ANNIVERSARY HOP!STEP!!FESTIV＠L!!!」もいよいよファイナル! 幕張メッセ2DAYSの初日公演では、プレイステーション 3用アイマスコンテンツホームアプリ「アイマスチャンネル」の配信が新たに発表されたが（詳しくはこちら）、このツアー最終日のレポートでは、2日目の発表やライブの模様を詳しくお伝えしていこう。

劇場版アニメ「アイドルマスター～輝きの向こう側へ！～」の公開日が決定! そして……!

劇場版の公開日が2014年1月25日に決定!

　初日にはPS3「アイマスチャンネル」の配信日が発表されたのだが、2日目にも、もちろん坂上陽三プロデューサーが登場。サプライズとして、劇場版アニメ「アイドルマスター～輝きの向こう側へ！～」の公開日を発表した。

　気になる公開は2014年1月25日より。新宿バルト9他にて全国ロードショーとなる。詳しくはアニメ「アイドルマスター」公式サイトや、会場で上映されたPVを下に掲載しているので、そちらをご覧頂きたい。

【劇場版最新カット】

坂上陽三プロデューサーから、劇場版アニメの公開日、そしてラッシュのようなイベント、さいたまスーパーアリーナ2Daysを発表!

　サプライズな新情報はまだまだ続く。数が多いので時系列順に紹介していこう。まず、劇場版の公開決定を記念し、2013年10月13日に「徳島マチ☆アソビ」にてステージイベント開催が決定した。また、この前日（2013年10月12日）には、「アイドルマスターシンデレラガールズ」も同じく「徳島マチ☆アソビ」にてイベントが行なわれる。

　2013年11月2日には、初日にも明らかになった「シークレットイベント＠赤羽」を開催。赤羽会館は最初の大会場でのライブとなった場所。実に7年ぶりとなる。

　2013年11月13日には、「アイドルマスターシンデレラガールズ」より、「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」シリーズ第5弾CDがリリースされる。また、「アイドルマスターシンデレラガールズ」は11月下旬には2周年を迎えるということで、「2周年記念ビッグプレゼント」を企画中とのことだ。

　2013年12月29日には、「アイドルマスターミリオンライブ」の単独イベント「THE IDOLM@STER MILLION RADIO SPECIAL PARTY 01 ～2013年はThank You!～」を、新宿BLAZEにて開催する。

　2014年1月25日に日本武道館で行なわれる「リスアニ! LIVE-4」に、「アイドルマスターシンデレラガールズ」の出演が決定。この日は劇場版アニメ「アイドルマスター～輝きの向こう側へ！～」の公開日でもあるということで、坂上プロデューサーいわく「リスアニに行って、その後また劇場版アニメを見るという幸福な日を過ごしてもらいたい」ということだ。

「アイマス」、「シンデレラガールズ」、「ミリオンライブ!」でイベント目白押し

さいたまスーパーアリーナにてアイドルマスターライブイベント「THE IDOLM@STER M@STER OF WORLD!!2014」開催!

　そして、2014年2月22日、23日の2Days、さいたまスーパーアリーナにてアイドルマスターライブイベント「THE IDOLM@STER M@STER OF WORLD!!2014」の開催が決定! アイドルマスターの世界をたっぷり楽しめるお祭りになるとのこと。

　なお、「THE IDOLM@STER M@STER OF WORLD!!2014」チケットの一般販売に先駆けて、対象商品に封入されるシリアルナンバーで「CD先行申し込み受付（抽選）」の申込みができる。対象商品は以下の通り。

・10月9日発売／発売：コロムビア
THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER　Cute jewelries! 001

・10月23日発売　／発売：コロムビア
THE IDOLM@STER 765PRO ALLSTARS+ GRE@TEST BEST!　－SWEET＆SMILE!－

・10月30日発売　／発売：ランティス
「『アイドルマスターミリオンライブ!』THE IDOLM@STER LIVE THE@TER PERFORMANCE 07」

☆CD封入先行申し込み受付（抽選）チケット予約申込受付期間
10月30日（水）10時～ 11月10日（日）23:59

真夏のツアーライブのお祭りもいよいよ千秋楽！想いが溢れた最高のパフォーマンスで、魅せた!!

アニメ版プロデューサー氏の「みんな一緒に燃え尽きましょう!!」の声に大いに沸く場内

ついに迎えた千秋楽! 1曲目の「READY!」からエンジン全開!

　全国5都市を巡った真夏のライブツアーもいよいよラスト。千秋楽を迎えた。幕張のライブは今回のライブツアーの集大成とも言えるものとなり、セットリストも独特な構成になっていた。残念ながら765プロアイドル全員集合とはいかなかったものの、プレミアム感の高いライブとなった。

　開演前にはお馴染み、高木社長が登場! 社長もついに迎えたツアー最終日ということもあってかテンションが高く、ライブビューイングで観覧中のプロデューサーにも「物理的な距離は離れていても、共にアイドル諸君らを応援する仲間だ! 」と素敵なお言葉を頂けた。続いて登場したアニメ版プロデューサー氏から観覧中の注意事項が伝えられ、いよいよライブスタート!

　1曲目は「READY!」から始まったが、この日はツアー最終日であり、すぐそばで東京ゲームショウの最終日だったこともあってか、この日の会場のボルテージは最初から突き抜けたものがあった。異様な一体感と盛り上がりに包まれる。開演前の「Are You Ready!?」のかけ声に応える大歓声も、「READY!」中のコールも、いずれもが“俺たちのエンジンはすでに暖まっていた”といわんばかりのフルパワーだ。

　ライブツアーの醍醐味でもある生バンドによる演奏もパワー全開! 会場の音響も非常によくて、筆者が取材してきた中で最高の仕上がりではないかと思えた。

　1曲目から全力疾走が決まったところでMCでの挨拶へ。今回のライブでは各会場ごとにリーダーがいたわけだが、この幕張のリーダーは若林さん、沼倉さん、下田さんの3人。千秋楽のテンションのなか、パワーあふれるこの3人がリーダーということで、MCのトークも気合い満点だった。

　恒例の衣装のお披露目回転では「公演が終わったら次にこの衣装をいつ着られるかわからないから」ということで、ゆっくり全員で回転。釘宮さんの提案で回転の合図の「せーの」をプロデューサーに言ってもらおうと、“せーののせーの”を言うという、ユニークな状態に。

最初の挨拶も全員気合いが入っていた。幕張のリーダーは若林さん、沼倉さん、下田さんが務めた

最初のブロックから熱い盛り上がりの曲を連続8曲! 「いっぱいいっぱい」を歌った若林さんはイヤモニを自ら外し声援を聴いていた

　こうして2曲目へと入っていくと、このブロックの構成(攻勢と言ってもいいのではないだろうか）が凄い。中村さんの「乙女よ大志を抱け!!」、仁後さんの「キラメキラリ」、そして若林さんの「いっぱいいっぱい」と、アップテンポのライブ盛り上がりどころな定番曲をいきなり連発。ボルテージもコールも、どこまでいくのかわからないほどに高まっていった。

　特に「いっぱいいっぱい」では、リーダー若林さんの「心から声をー！！」の激にいよいよ会場の空気が限界突破に向かっていく! 若林さんは途中でイヤモニを外し、大声援のコールを直に聴くという行動に出て、その姿を見てコールの声はさらに強まった。圧倒されるステージとなっていた。

　そこからノンストップに長谷川さん下田さんの「We just started」に入り、疾走感のある楽曲の魅力が熱を帯びたまま突き抜けていく。勢いそのままに釘宮さんの「リゾラ」に続き、アップテンポの熱がキュートさにシフトチェンジ。沼倉さんは「Brand New Day!」を爽やかに歌い上げ、今井さんが「arcadia」で歌声を強く高く響かせる。その高まりを原さんが「風花」でしっとりと包み込んでいった。この流れに、はやくも会場は（おそらくライブビューイングも）完全ノックアウト状態だったのではないだろうか。

ノンストップに続いたアップテンポ曲の連続に、最初のブロックから盛り上がりは最高潮!

ゲストアイドルに、大橋彩香さん、福原綾香さん、田所あずささん、山崎はるかさんが登場

　パワフルなファーストブロックを走り抜け、ゲストアイドルのコーナーへ。今回のツアーでは「シンデレラガールズ」、「ミリオンライブ！」からゲストアイドルが参加していたのが見所だが、この幕張2DAYSでは、「アイドルマスターシンデレラガールズ」より大橋彩香さん（島村卯月役）と福原綾香さん（渋谷凛役）、そして「アイドルマスターミリオンライブ！」からは田所あずささん（最上静香役）山崎はるかさん（春日未来役）が参加した。

　4人を迎えて、まずは恒例の質問コーナーへ。若林さんから田所さんへは「自分の事をツッコミだと思っているって本当?」という質問が。実際に確認してみるべく原さんのボケにツッコミしてみたものの、原さんの「今日のライブは最高の初日やなぁ?(実際は2日目)」というボケに田所さんは「はい!」と元気に答え、「え!?」と逆に原さんにつっこまれるという結果に。会場に大きな笑いを生んだ。

　他にも、山崎さんは料理が得意ということで「プロデューサーさんに元気をつけてもらうための料理を作るなら何を作る?」という質問に、「胃を掴むなら鯖の味噌煮だけど、元気をつけてもらうならロコモコ」との回答。福原さんは今井さんからの質問というかリクエストで、「福原さん本人と福原さん演じる凜ちゃん」の妄想会話を実演。ものすごい無茶ぶりにも関わらず、一人二役で会話シーンを見事に演じた（しかも結構ボリュームがあった）福原さんに会場からは驚きの声が挙がっていた。

　釘宮さんと大橋さんは、それまでの質問の流れとは一転したふわーっとした会話を展開。だが「今集めているものは何?」という質問の「クリアファイルです!」という答えに、釘宮さんから「文房具だ。子供か!」というツッコミが入って会場は大盛り上がりとなった。

自分はツッコミだと言う田所さんだったが、試してみると見事なほどに逆につっこまれてしまっていた

福原さんへ今井さんからの「福原さん本人と福原さん演じる凜ちゃんの会話を見せて」という無茶振りを見事、演じきった

　ゲスト曲コーナーでは、大橋さん福原さんが「アイドルマスターシンデレラガールズ」のテーマソング「お願い! シンデレラ」を熱唱。続いて大橋さんが「S(mile)ING!」を、曲名のとおり満面の笑顔で歌う。山崎さんはすでに風格を感じさせる「すてきなキセキ」で元気いっぱいのパフォーマンスで魅せる。福原さんは「Never say never」を歌うも、「いつもたくさんの笑顔ありがとう」のフレーズで感極まってしまう場面も。そこをぐっとこらえて最後まで強く歌い上げた。バトンを受け取った田所さんは「Precious Grain」透明感のある歌声を響かせ、会場を魅了した。

　ゲスト曲コーナーのラストは、山崎さん田所さんが歌う「アイドルマスターミリオンライブ！」のテーマソング「Thank you!」。元気いっぱい、初々しいパフォーマンスに曲の盛り上がりやすさも合わさって、ラストの「ありがとう！」のコールはまさに会場一体となった。

「シンデレラガールズ」、「ミリオンライブ」から6曲を披露! 初々しいパフォーマンスにこちらも大盛り上がり!

ツアーごとに書込んできたパネルへのあしあと。この日ももちろん書き込んでパネルはびっしり埋まった

リクエスト曲でリーダー3人が歌ったのは「It's Show」。歌うのは難易度の高い曲に思えるが、そこはさすがはリーダー。パーフェクトに歌いあげた

　ここからは、ホームページにて募った「リーダーリクエスト曲」のコーナー。下田さん、沼倉さん、若林さんの幕張リーダーチームが歌うのは「It's Show」。ラップ転調と3人でのパート割りが多く、かなり難しい曲ではと思えるのだが、3人は完璧に歌い上げて、サビではまさにお祭りな盛り上がりを作り上げた。

　これを皮切りに、ここからは、中村さんが「キラメキ進行形」、下田さんは「黎明スターライン」、釘宮さんは「プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)」、原さんは「フラワーガール」、下田さんが「おとなのはじまり」と、スペシャルな楽曲が目白押し! アイマス楽曲の多彩さを楽しめるブロックになっていた。

　ここで、冒頭にお伝えした坂上陽三プロデューサーが登場して、劇場版公開日決定からイベント盛りだくさんのサプライズを伝えた。ちなみに坂上プロデューサーは、恒例の大歓声のヘンタイコールに「君らほんま訴えるよ!? あ、ライブビューイングのみんなも一応訴えるよ? 」とさすがの返しで笑いを起こしていた。

　大興奮の連続発表も終わり、いよいよライブは最終ブロックへ! 仁後さん若林さんの「愛LIKEハンバーガー」でノリ良くコミカルに入った後は、長谷川さんの「マリオネットの心」で一転シリアスに決める。続いて、沼倉さんが「Rebellion」を歌って凛々しさで魅了した。「Snow White」では今井さんがその高い歌唱力で会場を圧倒。しっとりと落ち着いた空気になったところへ、若林さんの「Dazzling World」、沼倉さんの「まっすぐ」と、静けさから立ち上がっていくようにポジティブな楽曲を歌った。

リクエスト曲コーナーを皮切りに、下田さんの「おとなのはじまり」など、普段のライブではあまり聴けないスペシャルな楽曲のブロックへ。楽曲の多彩さ、楽しさを見せた

サプライズ発表も終わったところでライブはいよいよ最終ブロックへ。興奮冷めやらぬ中をコミカルに、シリアスに、そしてしっとりと魅了した

この日のドラム、ベース、ギターのバンド演奏メンバーを紹介。今回のツアーでは、ギターソロで「いっしょ」を弾くと、会場全体で大合唱に! ギターソロバージョンでのプロデューサー合唱というなかなか見られない光景になった

アンコール前の最後の曲は765プロ9人での「カーテンコール」! ライブツアーラストにふさわしい楽曲だ

　こうして真夏のツアー千秋楽にふさわしい圧倒的なパフォーマンスを見せたライブも、いよいよ最後の曲へ。歌うのは765プロ9人での「カーテンコール」! 歌詞としても、ライブツアーを振り返り、次の未来へと期待を重ねるような、まさにふさわしい楽曲だった。

　もちろん、当然のように恒例の統率の取れたアンコールへ!! この日はライブ開始直後のパートから、燃え尽きんばかりの盛り上がりとなっていたが、まだ終われない、終わらせないと言わんばかりの大きなアンコールの声が飛んだ。それに応え、改めて登場した765プロ9人は「自分REST@RT」を熱唱した。

　本当の最後の曲の前に、ゲストアイドル4人も加わって13人全員で最後のご挨拶。ここでは、リーダーを務めた若林さんが感極まるという場面があったがぐっとこらえつつ、今回のツアーで行なってきた「マイクなしの生の声」で感謝の気持ちを伝えた。

　そして、13人全員で歌う本当の最後は、やっぱりこの曲「THE IDOLM@STER」! 完全燃焼はとうに通り過ぎていたのではと思えた会場も、ツアー最後の最後ということもあってか、この日一番の盛り上がりを見せた。歌声もそれに負けじとパワフルで、各自アドリブのセリフもふんだんに入れた弾けたパフォーマンスを魅せ、その度に会場が沸き上がる。テンションを高め合い、会場一体となって駆け抜けていった。

　歌い終えた後、最後の「ありがとうございました」の声は全員がマイクなしの生の声で伝え、それから退場するまでも繰り返し繰り返し「ありがとう」を言っていた。全編を通し、アイドル、プロデューサー&プロデュンヌともに、こみ上げる想いを押さえきれない。そんな素晴らしいライブとなった。そうしてついに終わりを迎えたライブツアー最終日は、アニメ版プロデューサーの「本当にひとつになったようでした!」という感無量の言葉、そして恒例の一本締めで幕を閉じた。

アンコールに応え、「自分REST@RT」を熱唱!

ラストは13人集合して「THE IDOLM@STER」! お祭りの本当の最後の最後を飾る、弾けた一体感のあるパフォーマンスとなった。最後は全員生の声で「ありがとうございました! 」と挨拶。退場する間際まで、繰り返し繰り返し「ありがとう」と想いを伝えた