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「アイドルマスター シークレットイベント@赤羽 」開催!
PS3「ワンフォーオール」の最新映像などが公開に
(2013/11/2 20:51)
- 11月2日 開催
- 会場:赤羽会館(東京都北区)
バンダイナムコゲームスとアニプレックスは、「アイドルマスター シークレットイベント」を赤羽会館にて開催した。
赤羽会館は、2006年1月、アーケード版稼動後初めてホールクラスのライブを行なった、「アイドルマスター」の出発点の1つといえる記念すべき会場。出演メンバーは中村繪里子さん、今井麻美さん、長谷川明子さん、釘宮理恵さん、仁後真耶子さん、下田麻美さん、赤羽根健治さんとなった。
会場には前回の赤羽会館のシークレットイベントにも来たという猛者が数名いたが、ほとんどが初めての来場者ということで、「アイドルマスター」の改めてのスタートにふさわしいイベントとなった。
懐かしの「他己紹介」再び!
今回のイベントはトークオンリーで展開された。まずは2006年のイベントでも行なった「他己紹介」。クジ引きでペアになった相手を1分間で紹介するというもので、会場の拍手で1番上手に紹介できたペアが優勝というもの。
そこに、ペアを決めるくじ引きを持って、バンダイナムコゲームスのディレ1こと石原氏が久しぶりに登壇。前回は石原氏のポケットマネーで、横浜ベイシェラトンのペア宿泊チケット「のようなもの」がプレゼントが贈られたはずだったが、優勝した仁後さんはこのことについて聞かれても「?」と不思議顔だった。今回も「ワイキキシェラトンのペア宿泊券(のようなもの)」がプレゼントされるという……。
石原氏のクジ引きの結果、釘宮さんと今井さん、下田さんと仁後さん、中村さんと長谷川さんという組み合わせとなった。
今井さんは釘宮さんのかわいらしい見た目と食事の量のギャップについてを魅力として披露。ツアーで全国を回っている際も、他のメンバーを圧倒的な量でノックアウトしたエピソードを紹介した。
仁後さんは下田さんとの出会いを語り、駄洒落が得意ということで、その場で即興で駄洒落を披露させようというムチャ振りで下田さんを硬直させた。下田さんは仁後さんの趣味として手芸などを紹介、女子力の高さを披露。たくみな話題と一発ギャグ(釘宮さんいわく)で拍手喝采を浴びていた。
それまでの2組のある意味すごい話題の応酬を見聞きし、後ろで悶絶していた長谷川さんは、事務所の先輩の中村さんをファーストインプレッション、肌が白くキレイだというエピソードから紹介。多彩なあだ名をつけているというところで中村さんの妨害が入り、ぐだぐだの流れで最後は「いい人」で終了。対して中村さんは、「元気」、「いい」となぜか単語を連呼して紹介。こちらも最後は「すごい人」で締めくくられた。
最後に、「もう1人他己紹介をしてもらいたい人」ということで赤羽根さんが登壇。袖で「ご愁傷様です」と言われて舞台に上がってきたという赤羽根さんを全員で紹介するということになった。
いざ始まってみると「メガネ」、「メガネ」、「いいメガネ」、「普段はメガネしてないのに」、「大学生みたい」、「そのメガネも好きだけど、収録のときのメガネもいいよね」、「肌きれいだな……メガネが映えるよ」とメガネの連呼で終了。「首から上の魅力は伝わったと思いますよ(赤羽根さん)」という赤羽根さんの予想通り(?)の展開となった。
会場の拍手による審査は、お互いをきっちり紹介しきった下田、仁後ペアとメガネのパワーによる大きな拍手で全員に紹介してもらった赤羽根さんとの争いとなったが、最終的に赤羽根さんの優勝ということに。ちなみに、赤羽根さんが優勝した場合、ペアでワイキキシェラトンに行くのはディレ1こと石原氏ということになっていたそうで、「末永くお幸せに~」ということでコーナーは終了となった。
トークショウで思い出トークに花が咲く
ここから、アニプレックスの高橋祐馬氏が司会として登壇。トークショウが行なわれた。
高橋氏から、赤羽根さんのメガネは錦織監督の監修によるもの、そして背広のバッチ、ネクタイもプロデューサー仕様であることが紹介された。
2006年のイベントの模様の写真がお披露目。今井さんが今回のイベントにも当時のイベントに着用したスカートを今回も着ていたことに話が及んで会場から拍手が起こった。
当時は「会場が広いと思った」と中村さんが言えば、「久しぶりに来たら『狭い』と思った」と今井さん。当時は振り付けを若林直美さん(神)がつけており、一緒に練習したこと、下田さんが本番で歌詞を忘れてとっさに言った「つうか歌詞忘れたー!」で会場が沸いたことなど、懐かしさいっぱいの思い出トークが展開された。
当時、まだ美希の存在は公にされていなかった長谷川さん。イベントの模様を舞台裏でうかがっていたその当時、スタッフジャンパーを着てスタッフにまぎれて会場入りし、楽屋でも「(先輩たちに)挨拶しなきゃ」、「でもジャマしないようにしなきゃ」と気苦労があったこと、アニメ版でメンバーとして参加し、イベントに参加してきた赤羽根さんは、パシフィコ横浜での「ガヤ収録」の際、キャラクターごとのサイリウムの色を見て「あ、みんなこういう景色を見ているんだな、とステージに立ってようやくわかった」ことなどを話していた。
・クリエイターも登壇
ここからは「ステージの向こう側」ということで、バンダイナムコゲームスの坂上陽三氏(765プロのポロシャツ)、石原章弘氏(アーケード版時代のスタッフジャンパー)、そして中川浩二氏(ナムコ時代の作業着の中に4周年のTシャツ)、アニプレックスの鳥羽洋典氏(竜宮小町のスカジャン)もそれぞれゆかりのある衣装で登壇した。
・アイマスガールズの中で、変わったと思うキャスト、変わらないと思うキャストは?
石原氏:下田さんは高校生だったので、そのイメージが1番強かった。みんな大人になった。丸くなった。
坂上氏:みんなかわいかったんですよ。(時間が経って)きれいになったなと。
石原氏:仁後さんは昔からあまり変わってないなと。
・アニメ版での錦織監督とのやりとりは?
鳥羽氏:錦織さんとは、打ち上げのとき、こんなスケジュールで終わった作品は初めてですといわれた。13話とオープニングのチェンジが同時に行なわれたときが1番印象に残っている。当時TGSに行っていたが、裏で「いつ終わるの?」とメールでやり取りしていた。アニメは時間があればあるほど作りこめるので、TBS担当の方も普段とは違うギリギリのところまで待っていただいて、感謝している。
・音楽面からの「アイドルマスター」
中川氏:ずっと作り続けてきてはいたが、鳥羽さんからのオーダーの物量の多さ……「毎週エンディング違うんですか?」という。
鳥羽氏:編集も手伝っていただいていたんですね。
今井さん:4話でアカペラで青い鳥を歌ったシーンで「感情を込めて、でも尺は守って」と言われたのが印象に残っている。
中川氏:自転車操業的なところが好きで、楽しかった。
・赤羽根さんの評価は?
坂上氏:やっぱりね、メガネが似合ってる(会場笑)。赤羽根君が来てくれて、改めてアニメの中でプロデューサー役を立てようとなったとき、マンガもそうですが悩むんですよ。アニメ版も最後まで悩んで立てようとなったんですが、僕は1話のラッシュを見て、「すごいな、錦織さん天才やな」と思った。
赤羽根さん:錦織さんがプロデューサーのことをいろいろ考えて作ってくれて。ゲームとはちょっと違っていて、(影響を受けるといけないので)1度プレイするのをやめました。
久しぶりの「ミニドラマ」
続いてこれも2006年のイベントで行なわれた「ミニドラマ」が再び披露された。美希に呼び出された春香とやよいが事務所前で出会うところからスタートしたドラマは、伊織と千早に美希が相談されていたシーンへと続く。プロデューサーから紙袋を預かった美希は、なくしたら大変ということで事務所の金庫に入れたのだが、暗証番号を忘れてしまい、メンバーを呼び出したという。伊織の家のお古という番号入力を3回間違えると爆発するという金庫にメンバーはどう立ち向かうのか? ここにはいないはずの真や貴音のモノマネとともに、亜美、真美も事務所に登場。
亜美、真美の発案で、美希が考えそうな3桁の番号を「会場のみんな」で考えることになった。しかも、これまた番号を知らない春香とやよいが提案した「765」、「084(もやし)」もハズレで、残るチャンスは1回のみ。もし失敗したら、「アイドルマスター ワンフォーオール」のPVが流れなくなってしまう……。
会場のプロデューサーさんたちからの答えは「821(はにい)」。見事金庫の扉は開けられ、預かり物「みんなの過去と未来をつなぐもの」は取り戻された。
PS3「アイドルマスター ワンフォーオール」
会場のプロデューサーさんたちの功績で、「みんなの過去と未来をつなぐもの」の映像が無事披露された。9曲の楽曲でスタートしたアーケード版の映像、Xbox 360版の映像、「2」の映像(Xbox 360/PS3)がたて続けに流され、TVアニメ版の映像が流れたあと、ついにプレイステーション 3「アイドルマスター ワンフォーオール」の最新映像が無事披露された。本作の発売日、価格は未定。パッケージ版とダウンロード版が用意される。
事務所で765プロのメンバーと挨拶するシーンからスタートした最新映像は、新曲「ONLY MY NOTE」(作詞:marhy、作曲:NBSI(内田哲也))とともにお披露目となった。
「2014年の向こう側」というテーマで再開されたトークでは、坂上氏から「新しい夢、また765プロ(ここ)から」ということで「アイドルマスター ワンフォーオール」は、13人全員のプロデュースが可能となった。「皆さんが望んでいるものを作っています」とのこと。
なお、本作のダウンロード版は「アイマスチャンネル」上でも起動可能となる。「アイマスチャンネル」はPlayStation Storeで無料でダウンロードでき、様々なアイマスコンテンツを楽しむことができるPS3用アイマスコンテンツ ホームアプリ。
劇場版「THE IDOLM@STER 輝きの向こう側へ」
また、劇場版「THE IDOLM@STER」の予告編も上映となった。
プロデューサーの鳥羽氏からは「やっといろいろ言えることが増えてきました。今回の劇場版は錦織さんと「シャイニーフェスタ」が終わってもう1回なにかやりたいと話していたんですが、アニメ版の次のステップを描いてあげたい。それができないんだったら新しい映像を作る意味があるのか? という話をしていた7周年の横浜アリーナで、アレだけの大きな会場で、バックダンサーもついていて、大きなステージでも765プロのみんなはゆらがない。そんな彼女達の新しいステージはどこなんだろう? と。今度は765プロのメンバーとは違う娘たちを引っ張っていくというステージを作れないかと」ということで始まった劇場版。
「ミリオンライブ!」から7名のアイドルがバックダンサーとして登場する。スターシステムというか、違う世界に行った彼女達が765プロのメンバーとどう絡んでいくのか、気になるところだ。
12月ぐらいに劇場でかかる最後の「本予告」で、新たな情報が提示されるという。また、錦織監督描き下ろしによる劇場版の新ビジュアルも公開された。
劇場版のアフレコはそろそろ終盤。「じっくり録っている。ゲーム、アニメ、そしてライブがそれぞれ刺激しあった結果」と下田さん。さいたまスーパーアリーナLIVEのチケット先行抽選申し込みシリアルナンバー付きの豪華版劇場鑑賞券の第3弾(受注生産:全13種)は11月23日に発売される。
劇場版主題歌は「M@STERPIECE」(作詞:yura 作曲・編曲:神前 暁)、エンディングは「虹色ミラクル」(作詞:森由里子 作曲:NBSI(中川浩二) 編曲:NBSI(kyo)」。
劇場版は全国39館で上映されることも明らかにされた。
最後は、サイン入りグッズの抽選会が行なわれ、石原氏が来ていた初期からのスタッフジャンパーも特別提供され、盛り上がりを見せた。
大ラスでは、メンバーがそれぞれ今回のイベントを振り返ってのコメント。中村さんは「ただいまということができる場所がこの8年間でたくさん増えてきました。でも初めての場所もまだまだたくさんあります。来年の話をすると鬼が笑うというじゃないですか。いっぱい笑えばいいと思う」と笑いをさそいつつ将来への展望を語り、最後はやっぱり「プロデューサーさん、これからも『アイマス』ですよ、『アイマス』!」で幕を下ろした。
閉幕後、社長の「アイドル諸君が今だに活躍できているのはプロデューサーの諸君のおかげだ」という挨拶で一本締めで終わり……と思いきや、登壇者全員がステージ上に並んでの社長の一本締めとなり、最後までドキドキのイベント構成となっていた。
「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」出演者発表!
2014年2月22日、23日にさいたまスーパーアリーナにて行なわれる「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2014」の出演者第1弾がホームページにて発表された。
●765プロ
中村繪里子(天海春香役) / 長谷川明子(星井美希役) / 今井麻美(如月千早役) /
仁後真耶子(高槻やよい役) / 浅倉杏美(萩原雪歩役) / 平田宏美(菊地真役) /
下田麻美(双海亜美/真美役)/ 釘宮理恵(水瀬伊織役) / たかはし智秋(三浦あずさ役) /
原由実(四条貴音役) / 沼倉愛美(我那覇響役) / 滝田樹里(音無小鳥役)
●「シンデレラガールズ」より
福原綾香(渋谷凛役) / 松嵜麗(諸星きらり役) /
佳村はるか(城ヶ崎美嘉役)/ 大橋彩香(島村卯月役) / 原紗友里(本田未央役)
●「ミリオンライブ!」より
麻倉もも(箱崎星梨花役) / 田所あずさ(最上静香役) /
山崎はるか(春日未来役)/ 渡部優衣(横山奈緒役)/ 木戸衣吹(矢吹可奈役)
※画面写真やイラストは、全て開発中のものです。
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