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スクエニ、「FFXIV: 新生エオルゼア」βテストの開始日を発表

「第43回 FFXIVプロデューサーレター」では開発チーム向けテストの様子を公開

2月25日βテスト開始予定

 株式会社スクウェア・エニックスは、現在開発中のPS3/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」のβテストを2月25日より開始することを明らかにした。

βテストロードマップ。PS3でプレイできるフェーズ3は、フェーズ1開始以降、順調にいけば4月頃には遊べそうだ
プロデューサーレターで新たに公開されたFATE(Full Active Time Event)のワンシーン。フィールド上でボスクラスの大型モンスターと戦っているのがわかる

 βテストの対象者は、βテスター募集に応募し当選された方、「FFXIV」サービスアカウントを持っているユーザー、「FFXIV」レガシーキャンペーンの条件を満たしているユーザーとなる。αテスター当選者は対象とならず、再度応募が必要となるので注意したい。また、過去にPS3版へのβテスト応募者や、「FFXIII」のキャンペーンコードの保有者は、PS3版のβテスト(フェーズ3)の優先選考対象となる。βテストの応募はこちらから現在も受け付けている。

 現在、「FFXIV: 新生エオルゼア」開発チームは、欧米で海外メディアツアーを実施しており、公式サイト「Lodestone」や公式ブログ、そしてフォーラム等を通じて、βテストに関する情報を公開している。多くの新情報の公開が予定されているが、その口火を切る形で、βテストの実施日が告知された。スケジュール的には“2月中旬”という当初の予定より、10日前後の遅れとなる。

 2月25日より実施されるβテストは、正確にはβフェーズ1と呼ばれるもので、それぞれ数週間のサイクルで、フェーズ2、フェーズ3、フェーズ4と続いていく。フェーズ1は、β版クライアントの「基本バランス確認フェーズ」、フェーズ2は「PC版のゲームパッドモード確認フェーズ」、そしてフェーズ3から待望のPS3版のβテストがスタートし、コンテンツ的にも現行のグリダニアに加えて、リムサ・ロミンサ、ウルダハが実装され、三国体制が整い、「新生エオルゼア」が一揃いすることになる。

 フェーズ4は、旧「FFXIV」のキャラクターが使用可能になることに加え、「新生エオルゼア」への引き継ぎも可能となる、いわゆるオープンβテストとなる。なお、各フェーズごとにコンテンツの内容、仕様、テスト項目が異なるため、βテスト参加にあたってはβテストロードマップを確認しておきたい。

 なお、プロデューサーレターでは、βフェーズ1でのメインコンテンツとなるFATE(Full Active Time Event)のプレイ中のシーンが紹介されている。そのほかの新規コンテンツとして、レベル30向けのインスタンスダンジョンを開放することを明らかにしている。

【β版スクリーンショット】
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(中村聖司)