ロックスター・ゲームス、PS3/Xbox 360「L.A.ノワール」
遂に発売! 刑事としてゲームをどう進めていけばいいのか解説
ロックスター・ゲームスは、プレイステーション 3/Xbox 360用クライムスリラー「L.A.ノワール」を7月7日についに発売する。価格は7,770円。CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。開発はチーム・ボンディ。今回はゲームの魅力について、いま1度まとめてお届けする。
舞台は1947年のロサンゼルス。現在に至るまでロサンゼルスの歴史上もっとも荒れていた時代の1つとして、暴行事件や強盗、殺人が頻発していたという。そんな時代を背景に、プレーヤーは主人公・コール・フェルプス(Cole Phelps)として、ロサンゼルス市警を舞台に様々な事件を経験し、闇に迫ることになる。
フェルプスは戦争で受勲しながらも、自らの人生を振り返り行ないを償うためにロサンゼルス市警で刑事として生きていくことを決意する。刑事として手柄を立て、出世していくフェルプスだが、自分の手には負えないような大きな闇に包まれた事件に巻き込まれていくうちに、自らの心の闇とも向き合うこととなる。
巡回を行なう制服警官としてキャリアをスタートさせるフェルプスは、「パトロール課」から「交通課」、「殺人課」、「風紀犯罪課」、「放火特捜課」へと様々な課で事件を手がけていく。それぞれの課では異なる相棒とそれぞれの課で特徴的な事件に立ち向かうこととなる。相棒達はストーリーに絡んでくるだけでなく、運転を行なってくれたり、各事件の手掛かりを辿るヒントを教えてくれることがある。
事件はブリーフィングを受け内容を把握したら、犯罪現場において手掛かりの捜索、目撃者の聴取、参考人の尾行、そして尋問へと進んでいく。いつも大人しくしているわけにはいかず、容疑者との格闘やカーチェイス、銃撃戦へと発展することもある。
前述の通り、引きつる表情や瞬きまで、細かく変化を見せる尋問相手の表情にはいつも気をつけていたい |
刑事の仕事は多岐に渡るが、最も重要なのは容疑者や目撃者からウソと真実を見分けながら情報を引き出すことにある。尋問を進め真実に迫っていくことで新たな手掛かりや質問事項が追加されていく。
刑事には、直感や推理力が求められる。尋問パートでは「MotionScan」と呼ばれる技術を採用したことで、相手の感情や表情を細かく表現。本当に尋問を行なっているかの如くリアリティが増している。
ゲーム中、各行動の成功報酬として「EXP」が獲得できる。尋問で正しい対応をしたり、路上犯罪を解決したり、隠されたオブジェクトやランドマークを発見するなど様々なところで「EXP」を獲得することができる。「EXP」を獲得すると「直感ポイント」が与えられる(最大5ポイントまで溜めておくことが可能)。
「直感ポイント」を使用することで、たとえば尋問の選択肢を1つ減らすことができる。また、尋問時には「信用する」、「疑う」、「反証する」の3つの選択肢が出るが、「直感ポイント」を使用することで間違っている選択肢を1つ消すことができる。このほかにも関係者への質問中に使用すると、「L.A.ノワール」のプレーヤーたちの間で 交わされた回答のうち最も多く選ばれた回答を知ることができる。また、犯行現場で「直感ポイント」を使用すると全ての手掛かりの場所を一定時間ミニマップに表示してくれる。
こういった機能を使用しながら、プレーヤーは捜査を進めていくこととなる。
【スクリーンショット】 | ||
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(C) 2011 Rockstar Games, Inc.
(2011年 7月 6日)