殺人課でフェルプスが担当することとなる「絹のストッキング」殺人事件。死体に書き殴られた「BD」の文字。この文字が何を意味しているのだろうか？

　ロックスター・ゲームスは、7月7日発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用クライムスリラー「L.A.ノワール」の新情報を公開した。価格は7,770円。CEROレーティングはZ（18歳以上のみ対象）。開発はチーム・ボンディ。

　昨日は交通課の事件についてご紹介したが、主人公のフェルプスはその鋭い捜査力でパトロール課から交通課、そして殺人課に昇進し異動となる。殺人課ではこれまで以上に凄惨で恐ろしい事件を担当することになる。

　今回も新素材を交えながら紹介する。

■ 「絹のストッキング」殺人事件

　恐ろしい猟奇殺人事件「ブラック・ダリア」事件に沈痛な空気がどんよりと立籠めるロサンゼルスで、新たな殺人事件が発生する。デートスポットで知られるロス市内の公園で女性の全裸死体が発見される。その死体には、赤い口紅で「BD」と書かれたラクガキが残されていた。「ブラック・ダリア」と頭文字が同じであることから同一犯の疑いも捜査線上に浮かんでいたが、模倣犯の疑いも捨てきれない？早期解決を望む声が上がる中、事件解決に向け操作を続けるフェルプス達。

　フェルプス達は容疑者を挙げるも、待っていたのは新たな殺人事件だった。そして「絹のストッキング」殺人事件の被害者、アントニアの体にも真っ赤な口紅で文字が書き殴られていた。捕まえた容疑者が犯人ではないのではないかといった疑念もわき上がる中、新たなる模倣犯が出現するのではないかといった不安……。

　発端となった「ブラック・ダリア」事件すらも解決しない中、次々と起こる殺人事件にフェルプス達ロサンゼルス市警は立ち向かい、解決することができるのだろうか？

「絹のストッキング」殺人事件の被害者、アントニアの遺品を調べるフェルプス。数少ない遺品の中から手掛かりを見つけ出していかなければならない	殺人現場に残された遺品から被害者の住所を見つけ出したフェルプス達はその地を訪ねてみることにする。しかし、その“証拠”も、実は警察に見つけ出されるべく、犯人の手により用意された品だった	捜査を進めていくフェルプス。その先には危険なことが待ち構えているやもしれない
些細なことをも見逃さない慎重な操作が求められる	捜査線上に浮かび上がったアントニアの夫“エンジェル”。アントニアから離婚を迫られていたことが明らかになったことから、この男が妻殺しを働いた疑惑が……。そうすれば、この男が連続猟奇殺人事件の犯人なのだろうか？	1つ1つじっくりと調べていかなければならない
フェルプス達をあざ笑うかのように連続して起こる殺人事件。解決できるのだろうか？

■ 殺人課の相棒：ラスティ・ギャロウェイ刑事

　証拠より勘に頼る殺人課のベテラン刑事。殺人課における相棒はこのラスティ・ギャロウェイ刑事となる。ギャロウェイ刑事の相棒が退職したことから、昇進してきたフェルプスが彼と組むこととなった。ギャロウェイ刑事はフェルプスが相棒になったことを快く思っていないようだった。

【ラスティ・ギャロウェイ刑事】
ギャロウェイ刑事の尋問はラフなスタイルになることが多いようだ		実はパトロール課において最初に担当した事件の時、銃の捜索をフェルプスに任せ立ち去った刑事こそがこのギャロウェイ刑事だったのだ

■ 殺人課の上司：ジェームス・ドネリー警部

　アイルランド生まれのロサンゼルス市警ベテラン刑事、ジェームス・ドネリー警部。現実主義で厳格な指揮官として、課の人間からは尊敬されると同時に恐れられている。細かい法律は気にせず、結果を重んじる傾向があり、自白と有罪判決のためならば容赦しないところがある。

　フェルプスは彼の厳しい要求に応え、殺人鬼を捕まえる事ができるだろうか？

【ジェームス・ドネリー警部】
記者達のつまらない質問に答えている時間はないとばかりに、現場から早々に立ち去るドネリー警部	厳しいドネリー警部だが、フェルプスに信頼を置いている