ロックスター・ゲームス、PS3/Xbox 360「L.A.ノワール」
犯罪組織との距離感に悩む刑事達……「風紀犯罪課」を紹介
フェルプスの消し去りたい過去は、この風紀犯罪課で意外な方向から呼び覚まされる…… |
ロックスター・ゲームスは、7月7日発売予定のプレイステーション 3/Xbox 360用クライムスリラー「L.A.ノワール」の新情報を公開した。価格は7,770円。CEROレーティングはZ(18歳以上のみ対象)。開発はチーム・ボンディ。
ロサンゼルス市警と一言で言っても様々な課があり、様々な仕事が存在する。発売直前となる今週はフェルプスが担当する事件を再度追いながら新規スクリーンショットを交えつつ各部署を紹介してきた。本日紹介するのは「風紀犯罪課」だ。
恐ろしい猟奇殺人事件などを取り扱う「殺人課」で経験を積んだフェルプスが、異動となり配属されるのが風紀犯罪課となる。ここでは、文字通り風紀に関する事件を取り扱い、様々な依存症患者、客引きや商売女、密売人、盗品屋、ノミ屋、チンピラ、泥棒、ギャング……ありとあらゆる社会の裏と繋がっていく。
裏の裏まで入り込んでいく「風紀犯罪課」の仕事では、純朴で楽観的な警官でさえ、すぐに情け容赦ない皮肉屋に変えてしまうほど辛い仕事でもある。法を守るべきロサンゼルス市警だが、犯罪組織との距離は意外にも近いといった話もある。
フェルプスはこの課で消し去りたい過去の痛みを呼び覚されることとなる。
■ 風紀犯罪課の相棒:ロイ・アール刑事
ロイ・アール刑事は、「犯罪は社会の一部だ」と妥協している。彼もこの風紀犯罪課で事件に関わるうちにそういった考え方に染まっていったのだろうか?
実は、フェルプス刑事は交通課時代にロイ・アール刑事と会っている。フェルプスとビコウスキーをジャズクラブに連れてきたのだ。その時はまだ相棒になるとは思いも寄らなかった……。
【ロイ・アール刑事】 | |
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すでにフェルプスと面識があったロイ・アール刑事 | マフィアのトップとも繋がりがあるとウワサされている男だが、真偽の程は?? |
■ 風紀犯罪課の上司:アーチー・コルミャー警部補
風紀犯罪課においてフェルプスの上司となるのがアーチー・コルミャー警部補。彼は、フェルプスの相棒となるロイ・アール刑事の元相棒だった男だ。ロス社会の闇に挑むこの部署でコルミャー警部補はフェルプス達にどのような捜査を命じるのだろうか?
【アーチー・コルミャー警部補】 | |
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フェルプスは昇進して、この風紀犯罪課に配属される。そこで待っていたのがアーチー・コルミャー警部補だった | 以前はロイ・アール刑事の相棒だったというが、どんなコンビだったのだろうか? |
■ その他の登場人物 その1:ミッキー・コーヘン
ミッキー・コーヘンは、ロサンゼルスだけでなく、シカゴ、そしてニューヨークまで広がる犯罪シンジケートの幹部。彼の脇には右腕のジョニー・ストンパナトがボディガードとして付き添っている。コーヘンはロサンゼルスで活動するギャングの頂点に立つ男と言われ、麻薬、武器、ギャンブルなどあらゆる非合法な取引に手を染めている。
事件の捜査がコーヘンのビジネスに繋がるようであれば、十分に注意しながら捜査に当たらなければならない。なぜなら、危険な事態に発展する可能性が高いためだ。
【ミッキー・コーヘン】 | ||
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左がミッキー・コーヘンで、右がその右腕にしてボディガードのジョニー・ストンパナト | 食事中のミッキー・コーヘン。おしゃれで、服装にはこだわりを持つ | なにかの取引のようだが、一触即発の危険な雰囲気が漂っている |
■ その他の登場人物 その2:エルザ・リクトマン
有名なジャズクラブの歌手であるドイツ人のエルザは、自分のバンドのメンバーがモルヒネの過剰摂取で死んでしまったことから、フェルプスの視界に入ることとなる。彼女の存在は、フェルプスのキャリアや家庭を大きく揺るがすこととなる。
【エルザ・リクトマン】 | |
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ロイ・アール刑事の行きつけのジャズクラブの歌手・エルザ。彼女のバンドマンの薬物歌唱摂取事件は、軍の余剰モルヒネが原因となっているようだ。帰還兵であるフェルプスにとっては、軍が原因になっていることが辛いようだ |
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(2011年 6月 30日)