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「ファイナルファンタジー XIV」αテスト体験レポート
船上で起こる大迫力のイベントシーンと、序盤の戦闘を紹介!


2010年 発売予定

価格未定


クライアントを事前にダウンロードして、万全の準備を整えてのテスト参戦だ

 多くのファンが待ち望んでいたスクウェア・エニックスの最新MMORPG「ファイナルファンタジー XIV(以下、『FF XIV』)」のαテストがいよいよスタートした。

 初回のテストは4月8日の19時からわずか4時間という限られた時間内にWindows版限定で行なわれた。テスターを務めたのは「ヴァナ★フェス 2010」の参加者と、βテスターへの応募で当選したラッキーなプレーヤーだ。この時間は日本にアカウントを持つプレーヤーのみが対象で、欧州と北米のユーザー向けには、それぞれの地域のピーク時間にテストが行なわれた。実施日は基本的に週に3日。今後数週間はこの状態で運用される予定だ。

 テストでは、選択可能な部族、性別も限られ、フィジカルレベル(キャラクターのステータスを上げるためのもの)も20に制限されるなど、かなり機能を制限し、多くの部分が暫定版という未完成な状態でのスタートだ。これは、なるべく早い段階でユーザーに見せることで、ユーザーと一緒にゲームを作り上げていこうという開発スタンスの表れだろう。

 筆者は都合によりノートパソコンでの体験となった。ハードウェアのスペックはβサイトに記載されているスペックに多少足りなかったが、戦闘や移動などでは多少もたつきが感じられたものの問題なく遊ぶことができた。このスペックはαテスト用の暫定版で、解像度を調整することもできなかったので、βテスト以降はさらに快適にプレイできると予想している。

 このレポートでは、初日の様子や今回のテストで見ることができた「FF XIV」のインプレッションをお伝えする。




■ サーバーの重さは期待の表れ? しかし大きな混乱はなし

「リムサ・ロミンサ」に向かう船の中。インスタンス空間なので、ここには他のプレーヤーはいない

 αテストは、かなり人数を絞ってのスタートだったにも関わらず、19時のスタート直後からしばらくの間はキャラクター選択画面より先に進もうとすると、エラーが出てスタート画面に戻ってしまう状態が続いた。「落ちるのもαテスターの仕事」と割り切って、何度か試した結果30分ほどでワールドサーバーにログインすることができた。

 選ぶことができたキャラクターは、ヒューランのミッドランダー(男)、エレゼンのフォレスター(女)、ララフェルのプレーンフォーク(男、女)、ルガディンのゼーヴォルフ(男)の5種類。ミコッテは今回はまだ選択できなかった。筆者はヒューランのハイランダーで遊ぼうと思っていたので、少々残念だった。

 キャラメイキングの画面はまだ仮のもので、今後全く違うものに刷新されるという。今回スクリーンショットを掲載していないのはそのためだ。ちなみに今回のテストでカスタマイズできたのは、体のサイズ、声、肌の色、髪型、髪の色、メッシュ、顔タイプ、瞳の色など。髪型もフェイスタイプもなかなかに魅力的なデザインのものがそろっていたので、本番のキャラメイキングには頭を悩ませることになりそうだ。

 キャラクターの外見が決まると、初期クラスと、誕生日、守護神、スタート地点を選択する。今回は個人的趣味で「槍術士」を選んだ。守護神はそれぞれ属性を有しており、それぞれのクラスをイメージするような設定が付加されている。それがどういった意味を持つのかはまだわからない。

 スタート地点は3カ所あるが、今回選択できるのは海洋都市「リムサ・ロミンサ」のみ。選ぶと、オープニングイベントが始まる。外は嵐が吹き荒れているが、船内は静かで冒険者はのんびりとした時間を過ごしている。この船の中はインスタントの空間になっていて、本来ならここでチュートリアルが始まることになるが、今回のテストではそのあたりは割愛してすぐにプレイができるようになっている。

 随所で挿入されるカットシーンは、リアルタイムレンダリングのみで構成され、オンラインゲームとは思えないクオリティだ。ドラマティックな演出は、これから起こる物語への期待を否応なく高めてくれる。1つ気になったのは、カットシーンではいい雰囲気のNPCが棒立ちしていることだ。話しかけるといい感じのセリフを話してくれるだけに、棒立ちがとてももったいなく感じられる。この辺りも、今後変わっていくかもしれないので、期待しておきたい。


【開始直後のイベントシーン】
「リムサ・ロミンサ」に向かう船の中で思い思いに過ごす冒険者たち。その中にプレーヤーのキャラもいる



■ 突然現われるモンスターと戦闘。アクション性を備え、立ち回りが重要に

初めての戦闘。戦闘ログには、攻撃を仕掛けた方向も記載されている

 甲板に出ると、嵐が吹きすさぶ中、船員たちがモンスターと戦っている。ここで初めての戦闘を経験することになる。それまでの「パッシブモード」から、戦闘用の「アクティブモード」へと切り替えると、キャラクターが武器を構える。この状態で、武器が当たる範囲に行けば、攻撃を行なうことが可能になる。

 「FF XIV」では相手との距離、方向、武器のレンジを見るので、この3つの要素がそろっていないと攻撃ができない。攻撃はすべて手動で、武器種によってウェイトが発生するため、自然とヒットアンドアウェイを繰り返すような感じのバトルになる。「FF XIV」の戦闘は、位置取りと立ち回りがかなり重要になりそうだった。

 今回は、あまりスペックの高くないパソコンでの体験だったので、動き回る敵の間合いに入るのは意外と大変だった。敵の間合いから出れば攻撃をかわすこともできるとわかっていても快適な環境でないとなかなか難しそうだ。

 敵を倒すと槍術のスキルが上昇した。最初は通常攻撃しかできないが、戦闘でスキルランクを上げていけば、さまざまな技が使えるようになるらしい。まだチュートリアルなので敵は殴ればすぐに倒せるが、殴るまでの手順が多く、少しテンポが悪い気がした。おそらく操作に慣れてしまえば、「パッシブモード」で体力を回復しつつ、「アクティブモード」に切り替えて戦闘といった機敏な動きも可能になるのだろう。


【甲板でのイベントシーン】
「ヤ・シュトラ」という何やら、いわくありげなミコッテの少女がプレーヤーを助けてくれる。イベントシーンはすべて英語音声で日本語字幕がついていた

ついに「リムサ・ロミンサ」に到着。この直後、まさかのリンク切れが!
「リムサ・ロミンサ」の地図

 戦闘が終了すると、再びカットシーンが挿入されて、プレーヤーは冒険の出発地点「リムサ・ロミンサ」に到着する。港の入口にいる「バデロン」というキャラクターに話しかければ、インスタンスエリアから出てフィールドへ降り立つことができる。

 さっそく話かけてみたのだが、突然個々で原因不明の不具合によって数十人まとめてサーバーとの接続が切られてしまい、筆者はそのままリンク切れ状態が続き、その後ログインできないままテストが終了してしまった。αテストならではの終わり方とも言えそうだが、残念ながら、これ以上のレポートをお送りすることができない。ここから先の冒険は次回のレポートにとっておくとして、今回は美しい序盤のイベントシーンのスクリーンショットを堪能して欲しい。

 今回紹介したUIや用語はすべて暫定版で、αテストのフィードバックによってより使いやすく変わっていくという。今回遊ぶことができた「FF XIV」は、製品版へのたたき台といってもいい。この原型から、プレーヤーの意見が、より遊びやすい、楽しいゲームを作り上げていくわけだ。

 今回は第1回ということもあり、さらに本当の序盤しかプレイできなかったということもあるので、このプレイで「FF XIV」への感想を述べるのは、あまりにも時期尚早に思えるので、プレイのインプレッションは次回以降に預けたい。ひとまず今回は、サーバーダウンなどもなく無事にテストの工程が消化されたことを喜ぶとしよう。


【嵐を超えて「リムサ・ロミンサ」へ到着】
巨大な水竜が現れて船を飛び越えていく。嵐が去ると、ついに「リムサ・ロミンサ」に到着する

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(2010年 4月 9日)

[Reported by 石井聡]