●ガードブレイクを利用した攻め方
ガードブレイクとは、ガードしている相手に技を当てることで、強引にガードを解除し、少しの間だけ無防備な状態にさせることをいう、「ソウルキャリバーII」で新たに加わった要素。これを対戦に取り入れることで、ガードを固める相手を崩し、そこから攻めやすくなる。ガードブレイクされた場合、最速で回復するためにはガードインパクトを使うしかなく、これ以外は一定の時間、行動不能に陥ってしまう。感覚的にはガードインパクトを受けた後にガードインパクトで切り返す、通称「インパクト返し」と似た感じだ。
今回はこのガードブレイクを決めた後の攻め方を紹介する。ガードブレイクを決めたら、相手がガードインパクトで最速回復しない限り、確実にヒットする追い打ちをメインに紹介。そして相手がガードインパクトで最速回復する時の対処法も挙げていく。これを参考に、ガードブレイク後の攻め方を色々と試して欲しい。
なお、各キャラクタごとにガードブレイクの性質を持つ技を使うか、ソウルチャージ(後述)によってガードブレイク技に変化するものを使うのが条件だ。
●ソウルチャージの種類について
ソウルチャージは++で発動。発動後、チャージモーション中に足から頭までエフェクトが走りきるとチャージが完成する(ソウルチャージ3)。ソウルチャージコマンドを入力した後は、任意の方向にレバーを入力し続けることで8Way-Runが可能。さらに途中でのキャンセルもで可能となっており、この場合はフルチャージとは違った効果が現れる。キャンセルの早い遅いといったタイミングによって、2種類の効果が設定されているのだ。このチャージ効果は一定時間が経過するか、攻撃をガードやヒットさせる、もしくは、相手の攻撃をガードすると消滅する特徴があり、再度ソウルチャージをしなければならない。これらの特徴をふまえたうえで、ソウルチャージの種類とその効果などを紹介していく。
●最速ソウルチャージ1を覚えよう!!
ガードブレイクを狙う際、キャラクタによってソウルチャージ1を利用することがある。このとき++でソウルチャージを発動させて、すぐにボタンを押していると入力が忙しく手間がかかってしまう。実は、1回のコマンド入力で素早くソウルチャージ1を行なう方法があるのだ。
コマンドは簡単で、全てのボタンを同時押しするだけ(+++)。すると、コマンド(++)が優先されてソウルチャージとなる。この直後残った部分が適用されて、ソウルチャージと同時にキャンセルされる仕組み。ただし、キリクだけは+++の入力をすると、夜魄(+)を繰り出してしまうので最速ソウルチャージ1ができない。キリクは++でソウルチャージを発動してすぐにでキャンセルする通常の入力方法で行なうこと。またソウルチャージ1でガードブレイク技に変化するものがないキャラもいるので、利用するのはソウルチャージ1でガードブレイクを狙えるキャラクタに限られる。
相手の起きあがりや遠距離で様子を窺う時など、隙を見てこの最速ソウルチャージ1を使っていくことを心がけていこう。そこからの読み合いもまた、新たな駆け引きを生んでくれるはずだ。
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