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LGの最新有機ELパネル×ウルトラワイドの圧倒的没入感。ゲーミングモニター LG UltraGear evo AI「39GX950B-B」レビュー
完成形に近づいたOLEDで「アークナイツ:エンドフィールド」「紅の砂漠」は息を呑む体験に
2026年3月31日 00:00
- 【LG UltraGear「39GX950B-B」】
- 近日予約開始
LGエレクトロニクスは、CES 2026で最新の第4世代プライマリーRGBタンデムテクノロジーを搭載したゲーミングモニター「LG UltraGear」シリーズの新たなラインナップを発表した。新世代のパネルは、消費電力を削減しながら、輝度を向上している。
今回はそのラインナップの中から、曲面型有機ELウルトラワイドゲーミングモニター LG UltraGear evo AI「39GX950B-B」を紹介したい。本機種は、横幅約92㎝の39インチの曲面ディスプレイを備えた高性能ゲーミングモニター。美しい映像を表現する有機ELモニターでは、国内シェアNo.1(2025年出荷台数、金額において、IDC調べ)を誇るLGが送り出す最新製品となっている。
解像度は5K2K(5,120×2,160)で、映画館で使用されるDCI-P3 99.5%、4K(4,096×2,160)よりも横幅がさらに1,024ピクセルもある。16:9のモニターと同じように机の上に置くと視界がほぼモニターに占有されるというド迫力のサイズ感だ。日本ではまだ正式発表前だが、レビューする機会を得たので紹介したい。
本稿では、「39GX950B-B」の5K2K有機ELというハイスペックが生み出す圧倒的な表現力と没入感をPearl Abyssの最新オープンワールドアクション「紅の砂漠」と、Hypergryphの3Dリアルタイム戦略RPG「アークナイツ:エンドフィールド」を使用して検証した。
4層のRGBが作り出す、ピュアな色彩と鮮烈な高輝度
「39GX950B-B」の最も大きな特徴は、冒頭でも紹介した「第4世代プライマリーRGBタンデムテクノロジー」を搭載していることだ。有機ELパネルは、電圧をかけると自ら発光する有機化合物の素子を使用したパネル方式。
液晶パネルはバックライトで液晶を背後から照らすことで画面を表示する。この方式では、暗い場所と明るい場所が隣接した際、明るい場所を照らしているバックライトの光が暗い場所に漏れてしまい、黒が少しグレーがかってしまう。有機ELは素子1つ1つが発光するため、くっきりと明暗の差がある締まった漆黒を表現することができる。
LGエレクトロニクスでは第3世代までR(赤)、G(緑)、B(青)に白いサブピクセルを組み合わせたWOLED(White OLED)という方式を使用してきた。これは青と黄の有機ELの層を組み合わせて白を作り、その上にさらにRGBそれぞれのカラーフィルタをかけることで分光するという方式だ。
しかし、黄色を使っているために青に比べて緑と赤のピークが低くなるという弱点があった。「プライマリーRGBタンデム テクノロジー」は、従来の有機ELの弱点であった輝度と寿命、そして色の純度を劇的に改善する画期的な技術として開発された。
第4世代では、これまでの青、黄、青という3層から、青、緑、青、赤という4層構成にすることで、より純粋な赤と緑を表現できるようになっている。さらに4層になったことで輝度が335cd/㎡、APL1.5%時で1500cd/㎡に向上した。輝度が335cd/㎡は明るい日中の室内でもくっきりと見える輝度。さらにAPL 1.5%(画面のほとんどが真っ暗で、ごく一部だけが光っている状態)では1500cd/㎡の高輝度を実現している。これは、暗闇での爆発や、閃光などといったシーンを通常の5倍程度の高い輝度で表現することができるという意味。有機ELでは完全に光をオフにした黒の横で高輝度な光を使うことで、実際の数値よりもさらに眩しさを感じることができ、鮮烈で印象的なシーンを演出してくれる。
同じタンデムテクノロジーを搭載した26.5インチWQHDモニター「27GX790B-B」(2025年12月発売)は初回入荷分が完売しており、今回の「39GX950B-B」には満を持しての搭載となったと言えるだろう。
無駄をそぎ落としたミニマムなデザインが機能美を際立たせる
それでは、本機種のスペックと外見デザインから見ていこう。
| 【「39GX950B-B」のスペック】 | |
|---|---|
| パネルタイプ | 有機EL(プライマリーRGBタンデムテクノロジー) |
| サイズ(縦横比) | 39インチ(21:9) |
| 最大表示解像度 | 5,120×2,160 |
| 色域 | DCI-P3 99.5% |
| Dual Mode | 5K2K 165Hz / フルHD 330Hz |
| 垂直走査周波数 | 165Hz |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| 曲率 | 1500R |
| HDR認証 | VESA DisplayHDR True Black 500 |
| 出入力端子 | HDMI × 2、DisplayPort 2.1 × 1、USB Type-C × 1(USB PD90W) |
| 外形寸法(幅×高さ×奥行き) | 921.4 x 605.4~495.4 x 322.8mm |
ブラックを主体としたデザインは正面から見ると、スタンド台にプリントされた「Ultra Gear」のロゴ以外は画面の表示を邪魔しない控えめのデザインになっている。背面のロゴマークも控えめで、置き場所を選ばない高いデザイン性を感じる。
ディスプレイのサイズが大きいので、スタンドは台も支柱もかなりしっかりした作り。一人でも設置は可能だが、2人で作業した方が安定しそうだ。支柱はスイーベルとティルトに対応しており、高さも10cm程度変えることができる。
背後には、下向きにHDMIポートが2基、DisplayPort 2.1が1基、90WのPDに対応したUSB Type-Cと、イヤホンジャックが並んでいる。このエリアを隠すためのプラスチックのパーツが付属しており、接続後にはめ込めば背面をスッキリさせることができる。
なおUSB Type-CはPD90Wに対応しているため、ノートPCなどとケーブル1本で給電と映像出力の両方が可能だ。またUSBダウンストリームにも対応しているため、モニター側にマウスやキーボード、ストレージを挿して、USBハブのように使えるなど、利便性が高い。
モニター底面には電源スイッチが1つあるだけで、OSD設定を操作するためのジョイスティックは、背面のケーブルポート下部に設置されている。操作は、押し込むと起動。その後は上下左右に動かして、押し込むことで操作できる。
視界の端まで風景が広がる。1500Rのカーブがもたらす疲れ知らずの没入感
ウルトラワイドモニターのように横が長いモニターでは、椅子に座ってモニターを見た時、モニターの両端と眼との距離は、正面との距離に比べて遠くなる。この距離の差が大きいと、目への負担が大きくなる。
曲面モニターでは、画面が前に向かって緩いカーブを描いているので、平らなモニターよりも両端と目との距離が近くなる。そのためピント合わせの負担が減り、目が疲れにくくなるのが大きなメリットだ。また、1台のモニターでマルチディスプレイのような視野角を実現できるため、複数のモニターを配線する煩雑さがなく、すっきりと設置することができる。
21:9のシネマスコープサイズで表示できるので、通常のモニターでは上下に黒い帯が入って画面が小さくなるようなカットシーンでも、大迫力をそのままのサイズで楽しめる。広い視野角によって、目の前に実際に風景が広がっているような没入感を感じることができる。本製品は39インチとの表記だが、32インチのモニターが横長になったと言うとイメージしやすいかと思う。
5K2K(5,120×2,160)という本機種の解像度は、横幅が4K(3840×2160)の1.3倍もある。それだけの高解像度に対応するためにはそれなりのマシンスペックが必要だ。しかし、ハイスペックなPCがあるのであれば、これ以上はないと思えるほど、ゲーム世界に没頭できる。没入感重視のユーザーには、最も向いているモニターだといえるだろう。
またゲーム以外の面では、16:9に比べて作業スペースが横に33%長くなっていることで、たとえばウィンドウを2つ並べて、フレームに遮られることなくスムーズに作業などを進められる。横に長いことで、動画視聴や編集ではタイムバーが長く表示できるなどのメリットもある。さらにPPI(Pixels Per Inch)は143と、一般的な27インチWQHDモニターの109PPIに比べると高精細。テキストなどもより読みやすくなっている。
LGの21:9ゲーミングモニターでは、2025年春に発売された45インチの5K2K解像度有機ELゲーミングモニター「45GX950A」が初回入荷分が完売するほど好評となった。ゲーム体験の最前線として、21:9は人気も勢いもある製品と言えるだろう。
解像度重視か、リフレッシュレートか? Dual-Modeで機能を一発変換
ジョイスティックを押して起動するOSD設定は、中央に詳細設定、左に入力、右に「ゲーミングモード」へのショートカット、上に電源、下にOSD設定の終了と十字の形にメニューが並んでいる。通常、手探りのボタン操作はストレスがたまりやすいものだが、直感的な操作が可能なジョイスティックとLGエレクトロニクスの優れたUIのためにリモコンがなくても快適に操作することができる。
設定の中にある「Dual-Mode」は「高解像度優先」と「高リフレッシュレート優先」を使い分けることができる本機種の特徴の1つだ。
有機ELは応答速度が速く、高いリフレッシュレートを出すことができる。しかし5K2Kという環境でリフレッシュレートまで高くすると、かなりのハイスペックPCでなければ快適なプレイが難しくなってしまう。
そこで重視したい方向性にモードを切り替えることで、FPSを重視するゲームと、画像の美しさを重視したいゲームの両方に対応させることができる。「Dual-Mode」をオンにすると、全画面時のディスプレイ解像度が半分の2,560×1,080に自動的に変更される。
当然5K2K表示に比べて画質は落ちるが、リフレッシュレートは165Hzから330Hzへと倍増する。操作は、OSDの「設定」から「Dual-Mode」をオンオフするだけと非常に簡単。プレイの最中に負荷が高くフレームレートが落ちていると感じた時には、通常ならゲームの設定から解像度やグラフィック設定を落とすことで対応する。だがDual-Modeならモニター側で解像度を落とすことで、リフレッシュレートを引き上げ、プレイをより滑らかにしたり、フレームレート改善することができる。
基本の21:9から画角も変更できる。画面の中央部だけを使用した画角が16:9の34インチ、27インチ、24.5インチのモニターとして使うことができる。
ただし、ゲームが解像度の変更に自動で対応していない場合は、本来のボタンの位置はそのままに、見え方だけが変更されてしまう場合があるようで、「紅の砂漠」では画角を変えた場合はゲームを再起動する必要があった。
他にも「ゲーム機能設定」では、プリセットされた「ゲーミングモード」や、「クロスヘア」、「FPSカウンター表示」といったゲームのお役立ち機能がまとまっている。ゲーミングモードは「FPS」、「RTS」、「鮮やか」というプリセットの他、カスタマイズ可能な2つのメニューが用意されている。
最新OLEDだから際立つ「アークナイツ:エンドフィールド」の色彩美
「アークナイツ:エンドフィールド」は、プレイヤーが伝説的な指揮官であり開発者でもある「管理人」となり、惑星「タロII」で資源を集めて拠点を整備しながら敵を倒してNPCのオペレーターを育ていくというストラテジーとアクション、RPG的な要素が融合した独特な世界観を持つゲーム。
AIが操作する4人のNPCと共に戦う戦闘では、横幅の長さがそれぞれのキャラクターの立ち位置把握に役だった。また周囲をスキャンして手がかりを探すシーンや、マップに建設するために場所を選定する際にも視野の広さがプレイしやすさに直結していた。
だが何よりもシネスコサイズのカットシーンを、上下に黒い帯が出た小さな画面ではなく、そのままのサイズで迫力満点に味わえるというメリットがもっとも大きいと感じた。
プレイヤーたちは、エンドフィールドという組織に所属している。序盤のカットシーンでは、記憶を失った管理者が静止軌道上に位置する飛行ユニット帝江号の中で、エンドフィールドの監察官ペリカから説明を聞くシーンがある。背後には、これからゲームの舞台となる惑星「タロII」が見えてる。
タロIIの周囲に広がる宇宙空間の闇と、その闇の中に浮かび上がるタロIIの美しさは、まさにこのためにこそ有機ELを選ぶべきと思えるくらいのインパクトがあった。
ウルトラワイドなら「紅の砂漠」で海外旅行気分が味わえる
「黒い砂漠」などで知られるPearl Abyssの最新作「紅の砂漠」は、スタンドアロン型のオープンワールド・アクションアドベンチャー。中世ヨーロッパ風の文化を持つファイウェル大陸で、プレイヤーは灰色たてがみのクリフとなり、広大な世界で自由な冒険を楽しめる。
本作の世界は驚くような密度で作りこまれている。風景は遥か遠くまで見渡すことができ、道端の砂利や雑草は驚くほど細かく造りこまれている。風を受けて舞う木の葉が舞い散るさまなどは映画のワンシーンのようにエモーショナルだ。
非常に柔軟なシステムを採用しており、プレイスタイルも戦闘スタイルも自分で決めることができる。善人になるか、悪人として生きるかを決めるのもプレイヤーの行動次第。ミニゲームやファンタジックな要素も点在しており、散策する楽しみが尽きない。
作りこまれた中世ヨーロッパの町並みは、中世ヨーロッパが好きな人には、「これこれ!」と思えるリアルな作りで、歩いているだけでも観光客気分で楽しめる。ゲーム自体の美しさもさることながら、21:9の曲面モニターが視界を覆うため、シネスコサイズの映画を見ながら、自分がその映画に出演しているような気分になる。広大な世界が実際に目の前に広がっているような、空気感さえ感じるほどの没入感がある。観光客よろしく、スクリーンショット撮影にいそしみながらのプレイも楽しめる。
唯一無二、圧倒的没入感を求めるなら必ず応えてくれる一台
「39GX950B-B」の日本での販売価格はまだ発表されていないが、相応の価格帯になるのは間違いないだろう。しかも、運用するには5K2Kを快適に動かせるスペックのPCが必要になる。横幅が約92cmもあるので、置き場所の確保も必要だ。ハードルがいくつかあるため、決して万人に無条件でおすすめできる商品ではない。
だが、「39GX950B-B」はウルトラワイドというサイズ以上の、プレミアムな体験をもたらしてくれるモニターとして、その期待に十分に応えてくれる。
有機ELの生み出す真の黒、第4世代RGBタンデムテクノロジーが可能にした省電力と高い輝度と色の再現性。広い視野角、Dual-Modeで可能になる高リフレッシュレート運用、シームレスに使える広い作業エリアなど、どの方向から見ても弱みがない欲しいもの全部盛りのモニターだ。
ウルトラワイドモニターの購入を検討しているなら、ぜひ候補の1つに入れて欲しい。ショップの店頭などで見かけたら圧倒的な没入感を体感して、投資に見合うかどうかを自分の目で確かめてみるといいだろう。
(C)GRYPHLINE
(C)Pearl Abyss Corp. All Rights Reserved.





















































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