【連載第15回】あなたとわたしのPCゲーミングライフ!!


佐藤カフジの「PCゲーミング道場」


「東京ゲームショウ2009特別編」 北米最強のゲーミングPCブランド「Alienware」レポート
ハイエンド5機種をひっさげ日本進出! 今後の展開と抱負をAlienware CEO Arthur R. Lewis, Jr.氏に聞く


色々な意味で業界の「最先端」を走る、PCゲーミングの世界。当連載では、「PCゲームをもっと楽しく!」をコンセプ トに、古今東西のPCゲームシーンを盛り上げてくれるデバイスや各種ソフトウェアに注目。単なる製品の紹介にとどまらず、競合製品との比較や、新たな活用法、果ては改造まで、 様々なアプローチでゲーマーの皆さんに有益な情報をご提供していきたい。



 ■ アメリカで大人気のゲーミングPCブランド「Alienware」が日本上陸!

Alienwareが東京ゲームショウにブース出展!
ブース内には怪物のようなPCがゴロゴロ並ぶ

 「Alienware」というゲーミングPCブランドをご存知だろうか? 米Alienwareは北米で開催されるGDCやE3などのゲーム関連イベント出展では常連となっている企業で、1996年の創業以来、ハイエンドゲーマーに向けた強力なゲーミングPCをラインナップしてきている。

 ブランドとしての「Alienware」の特徴は、何と言っても個性的なPCケースのデザインだ。ブラックを基調とする特殊形状のシャーシに、複数のイルミネーションが施され、まさに「エイリアン」だ。さらにイルミネーションをソフトウェアでコントロールできる機能も備わっている。

 もちろん、見た目だけではない。デスクトップPCの各モデルは、メンテナンス性も重視したケースデザインが施されている。側面パネルは簡単にロックを解除して開くことができ、内部にはケーブルをまとめるためのレールを完備するほか、ビデオカードを複数装着するだけの十分なスペースがほとんど全ての機種に備えられている。また、HDD換装が容易な専用のスロットも用意されているなど、自作派のユーザーにも扱いやすい。

 特に面白いのは、Alienwareのデスクトップ最新モデルでは全て、CPUクーラーがオリジナルの水冷仕様になっていることだ。高性能なクーラーを使うことでオーバークロック状態での使用すら前提となっており、まさにハードコアゲーマーのためのゲーミングPCに仕上がっている。

 今回の東京ゲームショウ2009では、このAlienwareとその親会社であるPCメーカーDELLによりブース出展が始めて行なわれた。これに伴い、日本市場に投入されるプロダクトとしてノートPCが1機種、デスクトップPCが4機種発表されている。ブース前では日本市場のマーケティング責任者が大声で「宇宙でイチバン強いゲーミングPCが日本に上陸しました! エイリアンウェア~~!」と、日本上陸が高らかに宣言されていたという按配だ。

 連載第15回となる今回は、東京ゲームショウ2009特別編として、このAlienwareにまつわる情報をお届けしたい。

Alienwareブースの様子。黒尽くめのブース内には大量のハイエンドPCが展示されており、カプコンの「バイオハザード 5」、「ストリートファイターIV」などのタイトルがデモンストレーションされていた。どのPCも高スペックで、ゲームの負荷が低すぎて限界能力がわからないという始末


 ■ ブース内にはモンスター級のハイエンドPCがズラリと並ぶ

ノートPC「Alienware M15X」
デスクトップPC「Alienware Area-51 ALX」のケースを開けたところ

 Alienware/DELLのブース内には、国内発売予定の最新モデルのノートPC、デスクトップPCがズラリと並べられていた。そこではカプコンの「バイオハザード5」、「ストリートファイターIV」などのタイトルが自由に遊べるようになっており、当然ながらどのPCでもコマ落ちが全く感じられない理想的なパフォーマンスで動作している。驚くのはそれらのPCスペックだ。

 展示されていた中で最小、最軽量のノートPCとなる「Alienware M15X Notebook」ですら、最新のモバイルCPU Core i7シリーズを搭載し、メモリーは最小構成4GB、最大8GBのDDR3、グラフィックスカードはNVIDIA GeForce GTX 260M固定というパワフルな構成だ。

 この「M15x」の展示機では、「ストリートファイターIV」がフルHD解像度にて常時60fpsと、現行世代のゲームなら楽勝というパフォーマンスを出していた。さらに本製品にはBlu-rayリーダー/ライター対応のマルチドライブを搭載可能。価格は最小構成で18万7,380円からとなっているが、256GBのSSDや周辺機器など最新・最強・全部入りの最大構成だと価格は60万円を超え、完全にモンスターレベルのスペックが目指せる。

 デスクトップ型のハイエンドモデル「Alienware Area-51 / ALX」に至っては、最大3.86GHzへのオーバークロックをサポートするCore i7-975を搭載し、ビデオカード2枚刺しを前提とした内部構成をとる。デモ機には9月22日に正式発表されたばかりの最新GPU「ATI Radeon HD 5800」シリーズが2枚差しされ、「DirectX 11 Ready」の文字も確認できた。

 さらに、最近ほとんど見ないほどの巨大なPCケースは、センサーにより内部温度を監視し、本体上部の通風弁を自動的開閉して放熱するメカニズムつきだ。メンテナンス性に優れる内部構造は、最小構成で購入しておいて、「あとは自分で拡張する」というスタイルにもよさそうだ。「宇宙最強のゲーミングPC」を名乗るだけあり、日本で進む小型軽量端末への流れに真っ向から対峙するラインナップである。

 潤沢な予算のあるコアゲーマーにとっては間違いなく最強の選択肢になるであろう「Alienware」だが、より一般的なユーザー層には全く縁遠いラインナップにも見える。Alienwareが日本で存在感を発揮するためには、コンシューマーゲーム機市場が圧倒的に強い市場特性を考慮し、一般層により身近な選択肢を用意する必要もありそうだ。

 今回、ブース内にてAlienwareのCEOであるArthur R. Lewis, Jr.氏に対してインタビューを行ない、そのような疑問をぶつけてみた。果たしてAlienwareは、日本のゲーマーに対して何を提供してくれるのだろうか。次章では、そのあたりを中心にLewis氏の考えを追ってみよう。

【Alienware M15x】
今回日本で発売される中で最小サイズのノートPCモデルとなる「Alienware M15x」。モニタ解像度は1,600×900ドットか1,920×1,080ドットを選択できる。ビデオカードはNVIDIA GeForce 260Mを標準搭載。CPUはCore i7の720QM、820QM、920XMのいずれかを選択可能。最小構成では187,380円となる

【Alienware Aurora / ALX】
デスクトップモデルのうち、比較的ローエンドとなるのがmicro ATXフォームファクタの「Aurora」シリーズだ。ローエンドとは言っても一般的なPCに比べると遥かにハイエンドで、基本構成でCPU Core i7-920、メモリ6GB DDR3、グラフィックNVIDIA GeForce GTX 260を搭載。オーダー時のカスタマイズにてそれぞれ更に高グレードのパーツに換装でき、ビデオカードの2枚差し構成も当然ながら可能。CPUクーラーは独自の水冷システムとなっている。また、「ALX」が付くモデルには、内部温度に応じて自動的にケース上部の通風弁を開閉する機能を搭載し、3.6GHz動作のCore i7 975 Extreme Editionを選択可能。基本構成価格は「Aurora」が169,800円、「Aurora ALX」が209,800円

【Alienware Area-51 / ALX】
「宇宙最強」を謳う大型筐体の「Alienware Area-51 / ALX」は、ATXフォームファクタのハイエンドモデルPCだ。基本構成でCore i7-920となっているが、最大でCore i7-975 Extreme Editionを搭載し、最大3.86GHzへのオーバークロック使用を保証。電源は1,100Wの大容量モデルで、最新ビデオカードのデュアル構成にも余裕で対応できる。「ALX」モデルは標準でGeForce 295をデュアル搭載し、Bru-layマルチドライブ、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウスなど周辺機器も付属。また、双方のモデルに通風弁の自動開閉機能が搭載される。10月中旬の出荷開始を予定しており、「Area-51」は最小構成で25万円前後、「Area-51 ALX」は35万円前後を予定している


■ ハードコアゲーマーなAlienwareのCEO、Arthur R. Lewis氏。日本市場をどう見る?

インタビューに答えたArthur R. Lewis, Jr氏。自身、相当なハードコアゲーマーであると自己紹介してくれた

 インタビューに答えたAlienwareのCEO、Arthur R. Lewis, Jr.氏は、自己紹介にあたり自身のゲーム経歴を披露してくれた。1980年代からPCゲーミングに傾倒しはじめ、名作「Wolfenstein 3D」や「DOOM」シリーズでさらに熱中。マイベストゲームは「Age of Empires」シリーズだという。

 様々なジャンルのゲームを片っ端からプレイしてきたLewis氏。一人のハードコアゲーマーとしての視点から、ゲーマーが満足できるPCを提供できないだろうかと考え、Alienwareを立ち上げたのが1996年のこと。それ以来、「ゲーマーによる、ゲーマーのためのPC」をスローガンに、独特のデザインを持つハイスペックPCをデザインし続けたというわけだ。

 そんなパーソナリティを持つLewis氏だが、日本市場に打って出るにあたり、やはり米国や欧州とはアプローチを変える必要を感じているようだ。日本には日本の、アジアにはアジアの異なる市場性があることを認識しており、その中でもLewis氏は、「日本での成功は、その他の世界市場で成功するための必要条件」であると言う。そこには強い意気込みを感じられた。それでは以下、インタビューの模様をお伝えしよう。

── まず始めに、「Alienware」ブランドを日本市場に展開しようとする、その動機について教えてください。

Alienware CEO Arthur R. Lewis, Jr.氏: 世界の半数以上のPCゲーマーはアジアで生活しています。その一方で、我々はこれまで、北米・欧州でしか製品を展開していませんでした。またそれまでは、4つの言語しかサポートしていませんでした。それを今、75の国、17の言語に広げようとしています。

 その中でもアジアへの展開は、我々に大きなチャンスを与えるものだと考えています。何しろ、日本、中国、韓国、台湾といった地域に、世界の半数にもなるゲーマーがひしめいているのです。そこで我々は、この東京ゲームショウの場で新たな展開を発表することが最良の方法だと確信しました。そしてここから、我々が「ゲーマーによる、ゲーマーのためのPC」を提供すること、そして周辺機器を含む「PCゲームのエコシステム」を発信していくということを、メッセージとして送りたいと思います。

── 日本展開は、アジア全域への展開のひとつの局面であるというわけですね。その中で、日本市場の重要性をどう考えていますか。

Lewis氏:我々はアジアへの展開を、世界展開における絶好の機会と捉えています。その中でも日本市場で成功を収めることは、これまで我々がビジネスを展開してきた北米・欧州以外の地域、ラテンアメリカや中国といった「世界」へ、我々のサービスがグローバルブランドとして広がっているというシグナルを発信することにつながります。

 また、市場拡大をしていくためには、適切なやりかたが求められます。他で見られるような、とにかく宣伝して、広告を打って、というやりかたとは一線を画する必要があります。我々としては、まずは顧客の皆さんにとにかく触れてもらう、体感してもらう機会を設けたいと考えています。そうすれば我々のメッセージが明確に伝わるでしょうから、その上で、マーケティング上のキャンペーンなどを展開していきたいと思います。

── なるほど。しかし、日本やアジアは北米とは全く違った市場性があると思います。その違いをどう克服していくのでしょうか。

Lewis氏:私の個人的な経験では、PCゲーマーの志向において、北米・欧州・アジアそれぞれに独自の文化はありますが、ゲーマーとしてある程度の共通項はあると考えています。ですので、アジア向けに提供したフィーチャーが、実は北米でもヒットするという、そういったチャンスが大いにあるかもしれません。

 その上で我々は、まず日本でデスクトップ4機種、ノート2機種をリリースできることになりました。それによってまずは、中心を構成するプロダクトが揃ったと考えています。そこで次のステップとして、「モビリティ」という大きなトレンドに注目していきたいと思います。技術的な進歩に応じて、現在我々が提供しているハイエンド機種だけでなく、コアゲーマー以外の方々にも満足していただけるような高いモビリティを持つ製品にもビジネスを拡大していきたいと思います。

その場にあったノートPCを使い、「Alien FX」のイルミネーション機能をデモしてくれた

── モビリティといえば、オンラインゲームと親和性の高いフィーチャーですね。日本ではオンラインゲームの市場が非常に大きなものとなっています。そういった市場を持つゲーム企業と何がしかの協力を展開していく考えはありますか?

Lewis氏:それについては少し長い回答になります。まず、我々がどのようにゲーム開発企業とおつきあいしているかについて説明しましょう。

 まず、我々はカプコンやLevel5などのゲーム開発企業と良い関係を築きつつあります。それを通じて、ゲームの発売時にWebサイトで我々のプロダクトを推奨マシンとしてご紹介する、あるいは我々のプロダクトにゲーム製品をプリインストールして購入者に提供するといった方法など、様々な角度からコアマーケティングを考えています。

 またこれまではゲーム企業のセールス、プロモーションといった部署との協力関係がほぼ全てだったのですが、現在では開発部署との協力体制にも力を入れています。その例として、「Alienware」のPCには、「Alien FX」という、LEDイルミネーション機能が備わっています。これはソフトウェアでコントロールすることが可能で、我々はそのためのSDKをゲーム開発者に提供しています。

 ゲーム開発者はそれを使用することによって、ゲーム中のイベントと、「Alien FX」によるライティング効果を同期させることが可能になります。例えば、MMORPGでヒットポイントが少なくなれば左側のライティングをレッドにして、マナが少なくなれば右側のライティングをブルーにする、といった形で、プレーヤーの状況判断を助けることができます。ゲーム外では、Eメールの着信時に点滅させることもできますし、また、この機能は我々のマウスやキーボードにも搭載されています。

「Alien FX」によるライティング効果。色や明るさをソフトウェア側から制御できる。AlienwareではこのためのSDKを、各ゲーム開発企業に提供しているとのことだ


■ モニタサイズはどれくらいがいい?と逆質問をぶつけるLewis氏
 「アドレスを公開するので、どしどし意見を送ってきて下さい」と日本のゲーマーにリクエスト

15インチの「Alienware M15x」。このボディにパワフルなCPUとGPUが詰まっている

 ここで筆者がLewis氏に「モビリティの高いPCとは、具体的にどのような製品を考えているのか?」という質問をぶつけてみたところ、Lewis氏は逆に、筆者に対して「ゲーム用ノートPCのモニターサイズは、最小でどれくらいが良いですか?」と意見を求めてきた。

 恐る恐る、「とりあえず、持ち運べる範囲のゲーム用としては15インチ程度、ただしフルHDは必須」と答えてみると、Lewis氏は興味深そうにウン、ウンと頷き、「本日公開したノートPC製品には15インチと17インチのモデルがあり、これらがコアプロダクトになっています。我々はさらなる技術の進歩に強い関心を抱いており、今後さらにモビリティに強みを持つ製品を提供できると思います」と、今後の製品展開に関するヒントを与えてくれた。

 その上でLewis氏は、技術の進歩と、それを見つめるAlienwareの製品哲学について語っている。

Lewis氏:我々が2002年に最初のモンスターゲーミングノートPCを提供したとき、周囲は「そんなのクレイジーだ。誰もそこまで必要としていない」などと言われたものです。最初に2つのGPUを搭載したノートPCを発表したときもそうでした。ですが実際には、業界のトレンドはそういった方向に進んでいったのです。

 一方で現在では、モビリティというトレンドが重要になりつつあります。今後それに対してどう対応していくか、ということは本当に真剣に考えています。我々が提供すべきスペック、そしてユーザーのニーズに技術か追いつき次第、より適した製品を提供していくという形で動いていきたいと思います。

── なるほど。私個人の嗜好としては、ゲーム機のようにリビングルームに適したサイズで、しかもパワフルなゲーミングPCがあれば、と思います。

Lewis氏:同感です。

─────:質問に戻りまして、先ほど「まず使ってもらうことが重要」というふうに言っていましたが、そのための具体的な方法は考えていますか?

Lewis氏:現在のところは具体的にお話できないのですが、特に日本においては、市場の特性に合わせた形で、実際に見て、触っていただくという環境を提供していきたいと考えています。

── 日本では、ネットカフェを使ったマーケティングがよく行なわれていますが、そういった方向性は考えていますか。

Lewis氏:はい、アジアではネットカフェが大きいというふうに聞いています。まさに我々は、そういった取り組みを検討しています。

── もう少し大きな視点では、日本ではコンシューマーゲーム機の市場が支配的で、PCゲームそのものの市場が小さいという特性があります。これを克服する戦略はありますか?

Lewis氏:そうですね。そこが我々の、日本市場に対する大局的な戦略という位置づけになってきます。その中で、PCゲームをこれまで体験したことがないという人に向けて魅力を伝えていく、というのは、簡単に伝わるものではないし、慎重にやっていく必要があると思います。

 それだけに、PCゲームだからこそできること、PCならではのアドバンテージについて、キチンとした形で情報提供していかねばならないと認識しています。一夜でできることではないでしょう。長い時間がかかるはずです。

── そこでお伺いしたいのですが、「PCゲームの未来」はどのようなものになると考えていますか?

PCゲーミングのさらなる成長を確信するLewis氏。新たな市場展開にあたあり、日本のゲーマーからのフィードバックを強く希望している

Lewis氏:私の考えとしては、今後3年から5年をかけて、PCはゲームプラットフォームとして支配的な存在になっていくと思います。当たり前のようにPCに親しんだ子供達が成長し、IT技術への理解もさらに当然のものになっていくでしょう。

 ゲームやアプリケーションの開発企業もそのことを認識しているはずで、さらに多くの優れたプロダクトがPC向けに提供されるはずです。また、技術の進歩に伴い、よりモビリティのあるパワフルなPCが普及して、非常に大きなゲーム市場が形成されることになるでしょう。

── 近い将来の話としてはWindows 7の登場がありますね。「Windows Touch」を使ったゲームやデバイスのサポートについてはどうお考えですか?

Lewis氏:現在のところゲーム企業の話を直接聞いている限りは、「Windows Touch」を使ったゲームを開発している、またはしようとしている企業はほとんどありません。我々としては、ゲーム企業の実際の傾向を踏まえつつ、多くのゲーマーの利益となるプロダクトを提供していきたいと考えていますので、当面はグラフィックス、物理、といったパフォーマンス分野により重きを置いていくことになると思います。

── 最後に、日本のPCゲーマーに向けて何かメッセージをお願いします。

Lewis氏:米国でやってきたように、我々はユーザーが本当に求めるものを提供していきたいと考えています。アジアに展開するにあたっては、日本の皆さんが最高のPCゲーム体験を得られることが重要です。ですので、是非とも、私のEメールアドレスにどしどしご意見を送ってください。是非それを我々のプロダクトに反映したいと思います。



 PCゲームの将来に楽観的な展望を抱くLewis氏。インタビューの最後に、Lewis氏は自身のEメールアドレスを誌上で公開することを許可してくれた。日本に向けたプロダクトデザインを進めていく上で、是非PCゲーマーの皆さんの意見を取り入れたいとのことである。

 ちなみに、「メールには必ず返信するようにしているのですが、皆さんからいただくメールは日本語でしょうから返信に時間がかかるかもしれません」とのこと。そのメールドレスはである。何か良いアイディアや、こんなPCが欲しい!という考えがあれば、Lewis氏にその思いをぶつけてみよう。

【『Alienware』のデバイス製品】
日本展開に伴い、「Alienware」ブランドのゲーミングデバイスも販売を開始している。上段から順に「Alienware モニタ」(29,900円)、「Alienware TactX マウス」(9,900円)、「Alienware TactX キーボード」(9,900円)、「Alienware TactX ヘッドセット」(7,500円)。DELLのWEBサイトで個別にオーダーすることができるので、関心のある方はサイトをチェックしてみよう



(2009年 9月 27日)

[Reported by 佐藤カフジ]