「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
【連載第16回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌
(2014/11/6 00:00)
蜂に刺され、ナメクジに追われる。ああ、大自然の驚異
前半で説明したように、ラフレシアの攻撃は「ブラッディカレス」→「ソーンウィップ」→「ダークマタ-・バルブ」→「ブラッディカレス」→「ソーンウィップ」&「フローラルトラップ」というルーチンの繰り返しが基本となる。同じことの繰り返しなので、これだけなら慣れてしまえばどうということはない。
問題はルーチンの3周目あたりから始まる「ブライテッドブーケ」そして、ラフレシアのHPが70%を切ると始まるフェーズ2からの蜂蜜こと、「ヴィシトエミッション」だ。
「ブライテッドブーケ」は画面に黄色い胞子のようなものが立ちこめ、その間に行動すると即死するという全体攻撃。黄色い胞子が見えたら、武器をしまってじっとするだけで回避できる。後ちょっと! と粘っていると黄色い火柱となって自爆する。ちなみにダンスでも行動キャンセルが可能なので、「ブライテッドブーケ」が始まると踊り始める人もたまに見かける。
「ヴィシトエミッション」は、ラフレシアが後衛の誰かに蜜を吹きかける。食らった人にはダメージとともに「蜜蜂」というデバフが付く。同時に「ダークマターホーネット」という蜂が湧いて、デバフが付いた人を攻撃してくる。まさに泣きっ面に蜂! しかも、「蜜蜂」デバフはラフレシアに食われるか、死ななければ解除されないのだ。
蜂を倒しても、デバフが付いている限り何度でも湧いてくる。だから「蜜蜂」デバフが付いた人は、「フローラルトラップ」で自分からラフレシアに食われにいかなければならないのだが、染みついたルーチンのせいでついつい回避してしまう。ラフレシアのHPが40%を切ると最終フェーズに入り、攻撃方法が変わる。こうなるともう死ぬ以外に「蜜蜂」解除の方法はない。
通称“なめくじフェーズ”ことフェーズ3は、ラフレシア戦の山場だ。フェーズ2まではできて当然レベルのパーティでも苦戦する。フェーズが移行するとラフレシアの体が光り始める。これが合図でしばらくすると「リーフストーム」という全体攻撃を使い、その直後に「ダークマター・スラッグ」というなめくじが3匹降ってくる。
間髪おかずに「アシッドレイン」という攻撃が続く。アシッドレインは非常に範囲が広いため、出来るだけ1カ所に重ねて発生させて外側に逃げる。ダメージは強力で、逃げ遅れると確実に即死する。攻撃が終わると、その場に「アシッド・ハニー」というスライムが3匹現われる。ハニーは放置すると、一定時間ごとに強酸というデバフをプレーヤーに付けてくる。デバフがスタック10になると8,000オーバーのダメージでほぼ即死する。
よくパーティ募集に書かれている「正攻法」という攻略では、スラッグを1匹だけ半殺しにして、そのスラッグにハニーを捕食させる。3匹とも食べるとスラッグは黄色い巨大な姿に変化して即死技を使ってくる。その前に近接のリミットブレイクを使って倒してしまう。残りのスラッグを倒した後、全員でラフレシアを攻撃する。サブタンクは攻撃するスラッグにマークを付けつつ、3匹をなるべく早く固定する。
この時スラッグがハニーから離れ過ぎていると、3匹全部を食べてくれないが、近づき過ぎると「フラッシュ」を撃った時にハニーの反射ダメージで死んでしまう。巨大スラッグは攻撃が痛いので、「インビンシブル」や「ホルムギャング」でしのぐ。結構この距離感やタイミングが難しく、このナメクジ処理が1層でもっとも事故が多い場所であり、ここさえ越えたらもう勝ったも同然というクライマックスだ。
ラフレシアを削っている途中、もう1度「リーフストーム」からの一連のギミックが繰り返されるが、今度はサブタンクがスラッグ3匹をつれてフィールドの外周をマラソンする。後は、ハニーのデバフが10になる前に倒しきれる。
火力に自信あるパーティなら、もっと簡単な「ゴリ押し」という攻略法もある。こちらはサブタンクがスラッグをまとめてラフレシアの側まで持っていき、魔法LBでラフレシアごと焼き払った後、ハニーは無視してひたすらラフレシアを攻撃するというものだ。どうしてもなめくじをまとめ切れないけれど、火力はすさまじいぜ! というパーティならこちらがおすすめだ。
なんだかんだ言っても花は楽だった。だって入り口の向こうには地獄が……
始めて行った時には、「これあかんやつや!」と思ったラフレシアも、その後のボスたちの悪行に比べると優しさに満ちている気がしてきた。ジョブの縛りもなく、特定のジョブに役割が集中するわけでもない。フェーズ以降のタイミングによって最終フェーズでどちらがサブタンクをするかが決まるので、タンクはどちらも気が抜けない。
ギミックはモリモリだが、理不尽な技はなく、きちんとギミックを理解して処理していけば勝てるというバランスも絶妙だ。「侵攻編」の入門としてはちょうどいいくらいの強さではないだろうか? そんな風にこの雑草を擁護してしまうのは、たぶん次の敵があまりにも凶悪だからだ。というわけで、次回は「大迷宮バハムート:侵攻編」最大の難所、2層をお送りしたい。石化テロに戦慄せよ!
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