■ 2009年6月第1週分 ■
プラット フォーム | タイトル | メーカー | ジャンル | 価格 | その他 |
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5月27日 | |||||
DSiウェア | ちょっとマジック大全 念写カメラ | 任天堂 | マジック実演ソフト | 200 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | パズルいろいろ 月刊クロスワードハウス | 任天堂 | パズル | 500 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | リズムで鍛える 新しいえいご漬け | 任天堂 | 英語トレーニング | 800 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | ポケットるるぶ東京/京都 | 任天堂 | 旅行ガイドソフト | 各800 DSiポイント | オリジナル |
DSiウェア | MR.BRAIN -ミスターブレイン- | スクウェア・エニックス | 脳力(ノウヂカラ)トレーニング | 500 DSiポイント | オリジナル |
GA | ひみつ戦隊メタモルVデラックス | 毎日コミュニケーションズ | アドベンチャー | 600 円 | 移植[PS] |
GA | ドリーム・ジェネレーション ~恋か? 仕事か!?~ | エクストリーム | シミュレーション | 600 円 | 移植[PS] |
GA | 魔法使いになる方法 | テイジイエル企画 | ロールプレイング | 600 円 | 移植[PS] |
XBLA | ょすみん。LIVE | スクウェア・エニックス | パズル | 800 マイクロソフトポイント | オリジナル |
6月2日 | |||||
Wiiウェア | 王だぁ! | ポイソフト | 王様シミュレーション | 1,000 Wiiポイント | オリジナル |
Wiiウェア | おきらく大富豪Wii 本格Wi-Fiネット対戦 | アークシステムワークス | カードゲーム | 500 Wiiポイント | オリジナル |
VC | スーパーワギャンランド | 任天堂 | アクション | 800 Wiiポイント | 移植[SFC] |
VC | 獣王記 | セガ | アクション | 800 Wiiポイント | 移植[AC] |
VC | ホッピングマッピー | バンダイナムコゲームス | アクション | 800 Wiiポイント | 移植[AC] |
6月6日 | |||||
PS3 | 葛城ミサト報道計画 | バンダイナムコゲームス | ニュース配信サービス | (30日利用可能権) 800 円 | オリジナル |
6月9日 | |||||
Wiiウェア | peakvox escape virus | ファンユニット | エスケープアクション | 500 Wiiポイント | オリジナル |
6月10日 | |||||
XBLA | 獣王記 | セガ | アクション | 400 マイクロソフトポイント | 移植[AC] |
6月18日 | |||||
PS3/PSP | クルトン | ソニー・コンピュータエンタテインメント | アクションパズル | 1,000 円 | オリジナル |
PSP | 銃声とダイヤモンド | ソニー・コンピュータエンタテインメント | 交渉アドベンチャーノベル | 3,800 円 | オリジナル |
6月予定 | |||||
Wiiウェア | バンバン☆キッズ | ハドソン | 水鉄砲シューティング(FPS) | 800 Wiiポイント | オリジナル |
Wiiウェア | 光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル | スクウェア・エニックス | 世界征服RPG | 1,000 Wiiポイント | オリジナル |
Wiiウェア | ファンタジックタンバリン | ズーム | ファンタジック音楽ゲーム | 800 Wiiポイント | オリジナル |
VC | 探偵神宮寺三郎 時のすぎゆくままに… | アークシステムワークス | アドベンチャー | 500 Wiiポイント | 移植[FC] |
VC | ファイナルファンタジーII | スクウェア・エニックス | ロールプレイング | 500 Wiiポイント | 移植[FC] |
VC | スーパーマリオカート | 任天堂 | アクションレースゲーム | 800 Wiiポイント | 移植[SFC] |
VC | ゴールデンアックス | セガ | アクション | 800 Wiiポイント | 移植[AC] |
PS3 | ロックマン9 野望の復活!! | カプコン | アクション | 1,000 円 | オリジナル |
XBLA | ロックマン9 野望の復活!! | カプコン | アクション | 800 マイクロソフトポイント | オリジナル |
※表中の「VC」はバーチャルコンソール、「GA」はゲームアーカイブス、「XBLA」はXbox LIVE アーケード、「FC」はファミコン、「SFC」はスーパーファミコン、「MS」はマスターシステム、「MD」はメガドライブ、「PCE」はPCエンジン、「AC」はアーケードを指します。
この表は毎週、配信タイトルを追加し、月単位で更新していきます。配信タイトルは当日まで配信が明らかにならないこともあるため、過去に遡って更新することもあります。
PS3のニュース配信サービス「葛城ミサト報道計画」。 PSPのリモートプレイ機能を使えば自宅のPS3で取得したニュースをPSPに転送できる (C)カラー (C)2009 Cellius, inc. |
今週も様々なプラットフォームにおけるDLCの情報を紹介していきたい。前回、掲載できなかった5月27日配信ソフトも一覧表に加えてある。
・Wiiショッピングチャンネル
Wiiウェアとして、6月2日から、RPG世界の王様になれる王様シミュレーション「王だぁ!」(1,000Wiiポイント)、全国のプレーヤーと対戦できる大富豪「おきらく大富豪Wii 本格Wi-Fiネット対戦」(500Wiiポイント)が配信された。また、6月予定だが、最大8人までの通信対戦が可能な水鉄砲FPS「バンバン☆キッズ」(800Wiiポイント)が配信される予定。
また、Wiiウェア「peakvox escape virus」(500Wiiポイント)の配信日が6月9日に確定した。
VCとして、6月2日から、音波砲を武器にして戦うワギャンが活躍する「スーパーワギャンランド」(800Wiiポイント)、獣人に変身する名作アクション、アーケード版「獣王記」(800Wiiポイント)、「マッピー」の続編でマッピーたちがホッピングに乗って移動する「ホッピングマッピー」(800Wiiポイント)が配信を開始。6月には、アーケード版「ゴールデンアックス」もVCで配信されることが明らかになっている。
・PlayStation Store
ゲームアーカイブスの5月の配信分として、5月27日に「ひみつ戦隊メタモルVデラックス」(600円)、「ドリーム・ジェネレーション ~恋か? 仕事か!?~」(600円)、「魔法使いになる方法」(600円)の3タイトルが配信された。
・PS3
6月6日からニュース配信サービス「葛城ミサト報道計画」(30日利用可能権 800円)の配信が開始。
追加アイテムとして、5月28日に「真・三國無双5 Empires」のDLC「男性用エディット防具 師範セット」など4種(無料)、「Tom Clancy's H.A.W.X」のDLC「ヨーロピアンアサルトパック」、「US イーグルパック」、「ロシアンファルコンパック」(各600円)、「リトルビッグプラネット」のDLC「2000AD コスチュームキット」など5種(200~600円)、「RESISTANCE2」のDLCマルチプレイ用追加スキン「マリコフ」、「グリム」(どちらも無料)、「KILLZONE2」のDLC「スチール&チタンパック」(800円)、「MotorStorm2」のDLC「シグネチャーコレクション Vol.3」(無料)、「みんなのGOLF 5」のDLC「追加ロビーキャラパーツセットVol.1使用権」(300円)、「The Last Guy」のDLC「ボーナスステージパック」(500円)などが配信された。
・PSP
追加アイテムとして、5月28日に「真・三國無双 MULTI RAID」のDLC14弾「追加コンテンツ Version 14」(無料)が配信された。無料体験版として、5月29日に「(PW)Project Witch」の「体験版 第1幕」が配信開始。
・Xbox 360
5月27日に、「ょすみん。LIVE」が800マイクロソフトポイントで配信を開始。追加DLCとして、5月28日に「セインツ・ロウ2」のDLC「セインツ・ロウ2:社内紛争」(560マイクロソフトポイント)が、5月29日に「Fallout 3」のDLC第2弾「The Pitt」(800マイクロソフトポイント)が配信された。また、ゴールドメンバーシップ限定の無料体験版として、5月28日に「Fight Night Round 4 - 体験版」が配信開始。
6月10日に「獣王記」(400マイクロソフトポイント)の配信が決定。また、6月中旬に「Xブレード」の無料ダウンロードコンテンツの配信が決まった。
Deal of the Weekとして6月2日~6月9日まで「Forza Motorsport2」3月のカーパックが240マイクロソフトポイント(通常は400マイクロソフトポイント)で配信中。
●今週の注目タイトル | |
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王だぁ!
RPGの王様が普段どんなことをしているのか? 本作はRPGの王様となり楽しむという新しい切り口のゲームだ。ゲームは命令をくだす王宮画面と行動を見守る進行フェーズの2つを繰り返して進める。内政を行なって自国のパラメーターを上昇、他国に攻め込んで領土を大きく、施設を建設などと、このタイプのシミュレーションゲームに欠かせないフィーチャーはもちろんのこと、恋人探し、勇者の手助けや邪魔、魔王と交渉などもできてしまう。いい王様になるのも、悪い王様になるのもあなた次第。あなたも王様気分を味わってみては? ●(C) 2008-2009 POISOFT Co.,Ltd All Rights Reserved. |
■ ダウンロードソフトウェアレビュー
各ライターが独断と偏見でピックアップしたダウンロードソフトウェアを紹介するコーナー。最新のタイトルから配信済みのタイトルまで、気になるタイトルを紹介していきたい。
ファンタジーゾーン
●セガ●1986年●配信中(2008年3月11日)●価格:500Wiiポイント
●プレイ人数:2人●対応コントローラ:Wiiリモコン/クラシックコントローラ/GCコントローラ●CEROレーティング:A(全年齢対象)
● 美しいグラフィックスと高い戦略性を兼備した良作シューティング
1986年にセガマークIII用ソフトとして発売された横スクロールシューティングゲーム。オリジナル版は同年に発売されたアーケード用ゲームで、その名の通り当時としては斬新なパステル調のコミカルかつ美しいグラフィックスを実現させたことで有名な作品だ。
最大の特徴は、各ステージごとに最適な武器を選んで攻略を進めていく戦略性の高さにある。本作品では敵を倒すと出現するコインを集めてショップに行き、移動速度をアップさせるエンジンやレーザー、ヘビーボムなどの武器を購入できるようになっているが、このRPGのようなシステムをシューティングに搭載したのは実はこの「ファンタジーゾーン」が初めてである。
これらの武器をうまく使いこなせば、敵のザコ編隊をあっという間に全滅させたり、ステージによっては巨大なボスキャラをもたったの一撃で倒すことも可能。序盤のお金が少ないうちは安価でかつボタン押しっ放しでショットが撃てるレーザーを、後半は一度に7発の弾が撃てるセブンウェイショットを買って思い切り連射しまくるのが攻略のコツだ。
ただし、ショップへ行くためには各ステージ開始直後に出現(※まれに異なるタイミングで出る場合もある)するバルーンに触れることが必要で、いつでも好きなときにパワーアップができるというわけではない。また、武器は買うたびにどんどん値上がりするので、初めのうちから強力だからと「高級品」ばかり買い漁っていると所持金がすぐに底をついてしまう。どのタイミングでどんな武器を購入すべきなのか、各ステージごとによく考えてプレイすることが必要だ。
画面のスクロールがプレーヤーの移動した方向に添って動く、いわゆる任意スクロールシステムであることも本作品ならではの特徴。各ステージとも、ボスと戦うためにはステージ内に存在する基地を全滅させなければいけないので、武器のセレクトとともに基地の配置を覚えることも攻略上の重要なポイントとなる。また、敵が落とすコインの金額は時間が経つにつれて減少してしまうので、効率よく基地を倒す順番や攻撃方法を考えながらプレイするとさらに楽しさが増す。
筆者がおすすめしたいのは、ショップで購入できるファイヤーボムおよびヘビーボムを使用した攻略パターンの構築。これらの武器はいずれも基地を貫通する性能を持っているので、使い方次第では簡単にクリアできるステージも存在するのだ。
個性的な敵のデザインやノリのよいBGMなど、各種演出面の充実ぶりも見逃せない。とりわけ最終ステージの演出は秀逸で、これまでに戦った各ステージのボスが総登場したかと思えば、最終ボスの正体はなんと自機(主人公)のオパオパの実父という意外な展開が待ち受けており、筆者は初めてこの場面を目の当たりにしたときの衝撃は今でも忘れられない。そして見事勝利すると、父親は目(=コックピット)から涙がこぼれ、物語が完結したことを示すメッセージとともに感動的な音楽が流れてエンディングを迎える。実はこのエンディング自体も当時としては珍しかったため、プレーヤーに対してクリアした嬉しさを大いに高めてくれる存在であった。
ハードの性能上の理由により、本作品はアーケード版の100%完全移植を実現したものではない(※4面と6面のボスが変更されているのが代表例)が、だからといってオリジナルの面白さを損ねてはいないので心配ご無用。逆に、連射が設定できるので、難しいと感じる人の救済策となっている。まだ遊んだことのない人も、ぜひこの機会に古典的名作シューティングの妙味をタップリと味わっていただきたい。また、続編となる「ファンタジーゾーンII オパオパの涙」(マスターシステム)、「スーパーファンタジーゾーン」(メガドライブ)も同じくVCで配信されている。気に入ったらこちらも遊んでみてはいかがだろうか?
(C) SEGA[Reported by 鴫原盛之/木原卓]