プラット フォーム	タイトル	メーカー	ジャンル	価格	その他
6月2日
Wiiウェア	王だぁ！	ポイソフト	王様シミュレーション	1,000 Wiiポイント	オリジナル
Wiiウェア	おきらく大富豪Wii 本格Wi-Fiネット対戦	アークシステムワークス	カードゲーム	500 Wiiポイント	オリジナル
VC	スーパーワギャンランド	任天堂	アクション	800 Wiiポイント	移植[SFC]
VC	獣王記	セガ	アクション	800 Wiiポイント	移植[AC]
VC	ホッピングマッピー	バンダイナムコゲームス	アクション	800 Wiiポイント	移植[AC]
6月6日
PS3	葛城ミサト報道計画	バンダイナムコゲームス	ニュース配信サービス	(30日利用可能権) 800 円	オリジナル
6月9日
Wiiウェア	ゲームサウンドステーション	ガスト	サウンドデータベース	(Wiiウェア本体)1,000 Wiiポイント ＋期間チケット	オリジナル
Wiiウェア	peakvox escape virus	ファンユニット	エスケープアクション	500 Wiiポイント	オリジナル
VC	スーパーマリオカート	任天堂	アクションレースゲーム	800 Wiiポイント	移植[SFC]
VC	アサルト	バンダイナムコゲームス	アクション	800 Wiiポイント	移植[AC]
6月10日
DSiウェア	探偵 神宮寺三郎 椿のゆくえ ＆謎の事件簿	アークシステムワークス	推理アドベンチャー	500 DSiポイント	移植[携帯]
XBLA	獣王記	セガ	アクション	400 マイクロソフトポイント	移植[AC]
6月16日
Wiiウェア	乱戦！ポケモンスクランブル	ポケモン	アクション	1,500 Wiiポイント	オリジナル
6月18日
PS3/PSP	クルトン	ソニー・コンピュータエンタテインメント	アクションパズル	1,000 円	オリジナル
PSP	銃声とダイヤモンド	ソニー・コンピュータエンタテインメント	交渉アドベンチャーノベル	3,800 円	オリジナル
6月予定
Wiiウェア	バンバン☆キッズ	ハドソン	水鉄砲シューティング（FPS）	800 Wiiポイント	オリジナル
Wiiウェア	光と闇の姫君と世界征服の塔 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル	スクウェア・エニックス	世界征服RPG	1,000 Wiiポイント	オリジナル
Wiiウェア	ファンタジックタンバリン	ズーム	ファンタジック音楽ゲーム	800 Wiiポイント	オリジナル
VC	探偵神宮寺三郎 時のすぎゆくままに…	アークシステムワークス	アドベンチャー	500 Wiiポイント	移植[FC]
VC	ファイナルファンタジーII	スクウェア・エニックス	ロールプレイング	500 Wiiポイント	移植[FC]
VC	ゴールデンアックス	セガ	アクション	800 Wiiポイント	移植[AC]
PS3	ロックマン9 野望の復活!!	カプコン	アクション	1,000 円	オリジナル
XBLA	ロックマン9 野望の復活!!	カプコン	アクション	800 マイクロソフトポイント	オリジナル

　※表中の「VC」はバーチャルコンソール、「GA」はゲームアーカイブス、「XBLA」はXbox LIVE アーケード、「FC」はファミコン、「SFC」はスーパーファミコン、「MS」はマスターシステム、「MD」はメガドライブ、「PCE」はPCエンジン、「AC」はアーケードを指します。
　この表は毎週、配信タイトルを追加し、月単位で更新していきます。配信タイトルは当日まで配信が明らかにならないこともあるため、過去に遡って更新することもあります。

E3で発表された「PSP go」。注目したいのはUMDドライブが排除されている点。PSPからの直接アクセス、PS3経由のダウンロード、PC用コンテンツ管理ソフト「Media Go」を用いてPlayStation Storeを利用する (C)2009 Sony Computer Entertainment Inc. All rights reserved.

　今週も様々なプラットフォームにおけるDLCの情報を紹介していきたい。E3関連の情報もあわせてお届けする。

・ニンテンドーDSiショップ
　DSiウェアとして、6月16日から、「椿のゆくえ」と「有名作曲家殺人事件」の2シナリオが収録された「探偵 神宮寺三郎 椿のゆくえ ＆謎の事件簿」(500DSiポイント)が配信開始。

　E3では「Mario vs. Donkey Kong:Minis March Again!」、「アスファルト4: エリートレーシング」などの情報が公開された。

　「Mario vs. Donkey Kong:Minis March Again!」は「マリオvs.ドンキーコング2 ミニミニ大行進」の続編となるアクションパズル。北米での配信日は6月8日で、価格は800ニンテンドーDSiポイント。日本での配信は未定。「アスファルト4: エリートレーシング」はゲームロフトのレーシングゲーム「アスファルト」シリーズの最新作。北米での配信は7月中予定。日本での配信も予定されているが配信日は未定だ。

・Wiiショッピングチャンネル
　Wiiウェアとして、6月9日から、1,000曲をこえるゲーム音源配信サービス「ゲームサウンドステーション」(本体1,000Wiiポイント、利用権として1日券:300、3日券:500、30日券:1,000Wiiポイント)、ワラワラと出現するウィルスから逃げ回る「peakvox escape virus」(500Wiiポイント)が配信開始。多くのポケモンが戦う最大4人同時プレイ可能なアクション「乱戦！ポケモンスクランブル」(1,500Wiiポイント)が6月16日に配信決定。

　VCとして、6月9日から、マリオやクッパらが活躍する名作アクションレース「スーパーマリオカート」(800Wiiポイント)、拡大・縮小・回転機能を生かしたトップビューのタンクシューティング「アサルト」(800Wiiポイント)が配信開始。

　ハードウェア関連では、発表当初からカラーバリエーションが企画されているかのようなムービーや写真が公開されていたWiiに新カラーバリエーション「Wii（クロ）」(25,000円)が登場。8月1日に発売予定。

　E3では「FINAL FANTASY IV: THE AFTER YEARS」、「Tales of Monkey Island」、「Ghost Mantion Party」、「PictureBook Games：Pop-Up Pursuit」などの情報が公開された。

　「FINAL FANTASY IV: THE AFTER YEARS」は日本で携帯電話向けに配信中のRPG「FINAL FANTASY IV THE AFTER-月の帰還-」のWiiウェア版。北米では6月1日より配信されている。日本での配信は未定。「Tales of Monkey Island」は3Dで作られた「モンキーアイランド」シリーズの最新作。WiiウェアとPCで発売される。「Ghost Mantion Party」は最大4人までのプレイが可能なミニゲーム集。北米では10月配信予定。価格未定。日本での配信も予定されているが配信日は未定だ。「PictureBook Games：Pop-Up Pursuit」は絵本のような世界でカードを使ってプレイするボードゲーム。

・PS3
　追加アイテムとして、6月4日に「真・三國無双5 Empires」のDLC「BGMセット1」(無料)が配信開始。

　E3では「Marvel VS Capcom 2」、「THE SECRET OF MONKEY ISLAND:SPECIAL EDITION」、「Battle Tanks」、「Trine」、「Droplitz」、「Fallout 3」などの情報が公開された。

　「Marvel VS Capcom 2」はマーベルコミックとカプコンのキャラクターが戦う対戦格闘ゲーム。日本での発売も予定されている。「THE SECRET OF MONKEY ISLAND:SPECIAL EDITION」はフルHDでリメイクされたモンキーアイランド。本作では謎解きのヒントを教えてくれるヒントシステムを搭載している。「Battle Tanks」は戦車で戦うアクションゲーム。50ものミッションと3種のマルチプレイが楽しめる。「Trine」はKnight、Thief、Wizardの3キャラクターを切り替えながらプレイするアクションゲーム。最大3人でのマルチプレイも可能。「Droplitz」は上から落ちてくる球をパイプをつないで下へ誘導するパズルゲーム。つないだパイプが長いほど高いスコアが得られる。「Fallout 3」はDLC第4弾「Point Lookout」がプレイアブル展示された。

・PSP
　追加アイテムとして、6月4日に「真・三國無双 MULTI RAID」のDLC15弾「追加コンテンツ Version 15」(無料)が配信された。

　無料体験版として、6月5日に「流行り神2 PORTABLE 警視庁怪異事件ファイル」大容量体験版が配信開始。

　E3では「PSP go」(26,800円)が発表された。「PSP go」はUMDドライブを廃し、ダウンロードでゲームを遊ぶという新たなコンセプトのPSP。小型・軽量化を実現し、16GBメモリを搭載している。11月1日発売予定。

・Xbox 360
　XBLAとして、6月10日から、多くのプラットフォームに移植されている人気アクション「獣王記」(400マイクロソフトポイント)が配信開始。

　「電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム ver.5.66」ファン待望のツインスティックについて進展があった。プレオーダーで一定数以上が集まった場合にのみ発売が実現する。株式会社HORI製、価格30,000円、発売時期は11月中旬を予定している。

　E3では「PROJECT CUBE」、「Gears of War 2: Dark Corners」、「Joy Ride」、「Shadow Complex」などの情報が公開された。

　「PROJECT CUBE」は上下左右から襲ってくる敵を倒していくシューティングゲーム。実験的タイトルで発売は未定。「Gears of War 2: Dark Corners」は「Gears of War 2」のDLC。日本での配信は未定だが、「Gears of War 2」は日本で7月30日に発売されるので、日本での配信にも期待したい。「Joy Ride」はXbox Liveのアバターキャラクターを使ってプレイするドライブゲーム。Xbox Live Arcadeタイトルとしては初の試みとなる無料ダウンロード、無料プレイを採用。「Shadow Complex」はEpic初となる本格的な横スクロールアクション。日本での配信も予定されているが配信日は未定だ。

　他にも「1 vs 100」、「Splosion Man」、「TEENAGE MUTANT NINJA TURTLES:TURTLES IN TIME RE-SHILLED」など多くの情報が公開されている。詳しくはE3関連記事を参照していただきたい。

　なお、PS3でも配信される「MARVEL VS. CAPCOM 2」、「THE SECRET OF MONKEY ISLAND:SPECIAL EDITION」、「Trine」、「Droplitz」などのタイトルはPS3の項目を参照していただきたい。

●今週の注目タイトル

peakvox escape virus（ピークボックス エスケープウィルス） Wiiウェア ジャンル　エスケープアクション メーカー　ファンユニット 発売日　6月9日 価格　500Wiiポイント 公式サイト　http://peakvox.com/jp/wiiware/escapevirus/index.html 　株式会社オーツーと株式会社ファンユニットによるオリジナルレーベル「peakvox」のWiiウェア参入第1弾タイトル「peakvox escape virus」。DNAを操作して、ウイルスの猛威からひたすら逃げ続けてスコアやタイムを競う。同時に、逃げまどう仲間DNAを助け、後ろに連なっていくDNAたちをどこまで長く伸ばせるか？ いつまで持続させられるか？ を楽しめる、シンプルかつリプレイ性の高いゲームとなっている。操作はヌンチャクスタイルを採用。片手の操作にも対応している。操作性が特殊になった上級者モード「ラジオコントロール」や、免疫爆弾をうまく誘導してウイルスを倒して逃げる「ホード」、仲間を128体集めて時間を競う「ズーム128」など5つのプレイモードも用意されている。 ●(C) FUN UNIT / O-TWO All Rights Reserved.

Castle Crashers

●　懐かしい操作感覚のベルトスクロールアクションゲーム

ポップな外見のキャラクターグラフィックスとは裏腹に、表現はけっこうダークテイスト

　1990年代初頭、アーケードや家庭用ゲーム機ではベルトスクロール型のアクションゲームが人気だった。アーケードではカプコンの「ファイナルファイト」をはじめとした一連のシリーズ作やセガの「ゴールデンアックス」が流行となったし、家庭用ではセガの「ベア・ナックル」シリーズ、バンプレスト（現バンダイナムコゲームス）の「ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン」やＫＯＮＡＭＩの「T.M.N.T.」など多くの名作ベルトスクロールアクションゲームが生まれたが、ポリゴンを利用した3Dゲームが多く登場するにつれ、徐々に見かけることは少なくなった。

　今回紹介する「Castle Crashers」もそんなベルトスクロール型のアクションゲームなのだが、やはり新作だけあってさまざまな箇所が「ファイナルファイト」の時代よりパワーアップしている。昔を懐かしむというよりは、新鮮な気持ちでプレイすることのできた1本だ。

　「ストーリーモード」では初期武器や使える魔法の異なる4人の騎士から1人を選んで、さらわれたプリンセスを取り戻す旅に出る。Xボタンで弱攻撃、Yボタンで強攻撃をそれぞれ持っている武器で繰り出すことができ、押すボタンの組み合わせによってコンボが成立する。敵を倒し経験地を手に入れてレベルが上がれば、新たな技やコンボを習得することもできる。

　RTを押しながらYボタンを押せば、キャラクター固有の魔法を使うことも可能。威力や効果は選んだキャラクターによって違うため、自分の気に入った種類の魔法を使うキャラクターを基準に選ぶのもいいかもしれない。

　そのほかにも、LTでガードしたり、Bボタンで所持しているアイテムの使用が可能だ。ガードは前方からの攻撃を防ぐことができるため、遠くから弓矢で狙われている状況などで特に効果を発揮する。また、レベルアップ時にはキャラクターのステータスの強化も行なえる。ステータスには与えるダメージの上がる「攻撃力」、魔法の威力と魔力のチャージ時間が短縮できる「魔法力」、防御とライフの上がる「守備力」、移動速度と弓の威力が上がる「素早さ」の4種類があり、レベルアップによって得たスキルスポイントを割り振って成長させていくことになる。また、魔法力を強化していけば魔法の種類も増えていき、強力な魔法を覚えられる。

スキルポイントを振り分けられるのはマップ画面に戻ってからなので気をつけよう。レベルアップさえすれば好きなタイミングでスキルポイントを振り分けることができる	マップ上に点在するショップでは、敵が落としたゴールドを支払って消耗品や武器などを購入することができる。購入した武器は鍛冶屋にあるウエポン・フロッグで自由に装備しなおせる	ステージの各地には搭乗可能な乗り物や、さまざまなボーナスを受けられるアニマルオーブなども隠されている。手に入れたアニマルオーブは鍛冶屋にあるアニマル箱舟で自由に付け替えることができる
ステージの節目にはボスキャラクターも登場する。どれも多彩で強力な攻撃を持つ強敵ばかりだが、撃破すれば大量のゴールドとプリンセスからのキスを手に入れることが可能
ストーリーモードのほかにも、闘技場で次々に現れる敵を倒していく「アリーナモード」、ボタン連打でどれだけ早く食べ物を食べられるかを競う「食べ放題モード」も用意されている

　本作は、オンライン、オフライン共に4人までの同時プレイが可能。後半に行くにつれて敵の攻撃が熾烈になってくるため、複数のプレーヤーと協力したほうが楽に進んでいけるだろう。このテのアクションにはありがちなプレーヤーキルはないので安心してプレイできる。

　群がる敵をバッサリと迎え撃つのは非常に爽快感が高く、また協力プレイ時にはプレーヤー同士で連携して攻略したり、上げるパラメーターを相談して決めたりするなど、複数プレイならではのおもしろさに富んでいる。リリースから時間が経過しているため、1人でオンラインプレイしても仲間が見つからないかもしれないが、友達を誘ってプレイしてみてはいかがだろうか？ もちろんシングルプレイもオススメだ。