★ PS3/Xbox 360ゲームレビュー★
幾重にも広がる壮大な物語に浸りきろう!
真の自由度を実現した新時代のRPG
「 The Elder Scrolls V: Skyrim」
ジャンル:
  • RPG
発売元:
開発元:
  • Bethesda Game Studios
プラットフォーム:
  • PS3
  • Xbox 360
価格:
7,980円
発売日:
2011年12月8日
プレイ人数:
1人
レーティング:
CERO:Z(18歳以上のみ対象)

 氷雪に包まれた北方世界、美しくも荒々しい自然、山賊や異種族、猛獣など冒険者を待ち受ける危険、古代の財宝、それぞれの思惑で動く人々……あらゆる要素を盛りこんだ超弩級のファンタジーRPG「The Elder Scrolls V: Skyrim(Skyrim)」がついに発売される!

 剣と魔法、そしてドラゴン! やはりファンタジーは良い。世界観はもちろん本作の本当の素晴らしさは、ストーリーテリングにある。「Skyrim」のストーリーは、「Oblivion」や「Fallout3」からさらに進化している。これまで以上にプレーヤーの“ヒーロー性”を強調したストーリーが、どのような方向に進めても体験できるのだ。この手法は以降のRPGに確実に影響を与えるだろう。ぜひ全てのRPGファンに体験してもらいたい作品だ。


■ 新時代の扉を開く“真の自由度”を実現したRPG

処刑人が斧を振り上げるその瞬間、ドラゴンが襲いかかってくる!
広大な世界に散りばめられた街やダンジョン。何もなかった地図が、ゲームを進めるにつれ充実していく
ドラゴンとの戦い。ファンタジーRPGならではの光景だ

 「Skyrim」は“タムリエル帝国”の北方地帯、スカイリム地方で展開する。スカイリムは帝国の一地方として何人かの「首長」と、それを統べる「王」により統治されていた。しかし首長の1人ウルフリック・ストームクロークが王を殺害、それによりストームクロークは王の後継を主張するが、ここに帝国が介入し、ストームクロークを捕らえ、処刑しようとした。

 「Skyrim」の冒頭はこのストームクロークの処刑場に連行されるシーンから始まる。プレーヤーは王と同じように縛られ、馬車に乗せられているのだ。プレーヤーは国境を越えようとした旅人として“ついで”に処刑されそうになる。しかしここに突然ドラゴンが現われ、ストームクロークは逃亡、プレーヤーは九死に一生を得る。

 プレーヤーはここからスカイリム地方を旅することになる。ストームクロークを中心とした反乱軍派と、帝国派は対立しているが、ストームクローク以外の首長はまだどちら側につくかを決めかねている。スカイリム地方は山賊が跋扈している。マンモスと生活を共にする巨人も人間には敵対的だ。他にも、生け贄を捧げる蛮族など危険に満ちた地である。また、現在は失われた驚くべき技術を持っていた種族の遺跡なども眠っている。広大な冒険の地がプレーヤーを待っているのだ。

 このように「Skyrim」は広大なマップに無数のイベントを散りばめたRPGである。前作にあたる「Oblivion」や、同じスタッフが手掛けた「Fallout3」のプレーヤーならばすぐにルールを覚え、その壮大な世界観に浸りきれるはずだ。冒険をはじめたばかりの時はマップは白紙である。プレーヤーが歩いていると画面上のコンパスに様々なアイコンが表示される。アイコンはダンジョンや街、祠や砦などで、そのアイコン目指して進むことで様々な冒険が始まり、マップに書き記されていく。村での小さなストーリーでも、遺跡で強力なマジックアイテムを得て、世界に関わる壮大な冒険が始まることもある。偶然から展開する物語こそ、本作の根幹をなす楽しさだろう。

 しかし、「Skyrim」はそれだけでないのだ。メインとなるストーリーはすでに様々な媒体で紹介されているが、プレーヤーはドラゴンを倒し、その魂を吸収できる伝説の「ドラゴンボーン」となる運命を持っている。ドラゴンは何故復活し、ドラゴンボーンとなったプレーヤーは何をすべきなのか。プレーヤーを“特別な存在”としてフォーカスし、気分を盛り上げる演出は、筆者はこれまでの欧米産RPGで足りないと感じていた部分だった。どちらかと言えば、日本のRPGが得意な部分であると感じていた。しかし「Skyrim」では伝説に語られていたドラゴンボーンとしての能力に目ざめ、世間から隔絶した謎の人々に導かれ能力を開花させていく過程など、グッと世界とストーリーに引き込まれた。

 しかも今回特筆したいのは、このドラゴンボーンのストーリーだけが「Skyrim」の“導線”ではないことである。プレーヤーを壮大な冒険に導く冒険が、何本も用意されているのである。今作では“馬車”に乗り、いきなり遙か遠くの街まで行くことができる。そこでもドラゴンボーンに勝るとも劣らない骨太のストーリーが展開するのだ。どこからでもはじめられるというゲーム性は、プレーヤーキャラクターのレベルに応じて敵の強さが変わるシステムにより可能となっている。

 言ってみれば、通常のストーリー重視のRPG1本分に匹敵する濃いストーリーが、本作では何本も用意されており、プレーヤーが自由に移動した先で始まるのだ。そしてそれらのストーリーはやがて絡まり合っていく。これまでのRPGはプレーヤーの移動方向や速度を限定することでストーリーを進行させていたが、本作は違う。プレーヤーの自由な行動も全ての見込み、壮大なストーリーが進行するのである。

 北西にあるスカイリム地方の帝国の本拠地「ソリチュード」に向かい、帝国の一員として任務に邁進することもできるし、孤高の存在である魔法学校の生徒として入学すると、そこではまた特別な運命が待ち受けているのである。ソリチュードはSkyrim最大の大都市で他の地域と全く景色が異なる。魔法学校では謎の組織「サイジック会」と謎の遺跡が姿を現わす。冒険の最初、そして展開するメインストーリーが全く異なるのだ。

 今回筆者は最初に戦士として周辺を探索しつつドラゴンボーンのストーリーを進めた。これまでのシリーズ同様のボリュームと重厚な世界観に満足し、そして“英雄”として力を増し、人々に認められる過程、世界が広がっていく感覚を楽しみながらゲームを進めた。そして、その後試しに一旦進行をを止め、全く違うアプローチをするため魔法使いで初めてみた。

 1回目は周囲を歩き回って進めたが、今回は馬車で遠く離れた地方へ行き、魔法学校の門を叩いたところ、その展開するストーリーと、最初の主人公とは全く違う境遇に驚かされ、その時改めて本作のすごさを感じた。まるで同じ時間軸での、別主人公の「外伝」を見ている気持ちになった。1度目のプレイが下敷きとなり、目の前の事象の裏も見えてきて、さらに面白かった。もちろん、この新たな主人公でもいつでもドラゴンボーンのストーリーを進める事もできるが、魔法使いとしての経験を得たキャラでの体験、ゲームの進め方も、1度目とは全く異なってくるだろう。同じゲームでありながら全く違う“人生”が体験できるのは、これまでのゲームではない経験だった。

 「Oblivion」や「Fallout3」における“広大な世界に冒険を散りばめた”手法に筆者はしびれたが、今作はそこからさらに一歩進めている。これまでのRPGはプレーヤーの進む方向をある程度限定し、メインのストーリー1本と、サブクエストをたくさん用意するというものだった。しかし「Skyrim」は、プレーヤーを特別な存在として際立たせるストーリー重視のRPGに引けを取らない物語を、どんな方向でも楽しめるという、驚きの自由度を実現させている。これまでの全てのRPGを過去のものにしかねない、驚異のストーリーテリングが本作では行なわれている。まさにRPGにおける「新時代」が本作によってもたらされるのだ。


囚人として運ばれるオープニング。帝国側と反乱軍側の第1の選択があるが、この選択で全てが決定されるわけではない。この後もプレーヤーは、様々な選択を行なっていく
ドラゴンと戦い、魂を吸収し、その力を我が物にしていくドラゴンボーンのストーリー
帝国に入るため、1人で山賊の砦を襲撃することに
世間から隔絶された魔法学校。遺跡の調査が“何か”の始まりを告げる


■ 18のスキルを特化させ、思い通りのキャラクターを育成

星座をかたどったスキルツリー
「2連の唱え」を習得すると、両手に同じ魔法を装備できるようになり、攻撃力が跳ね上がる

 「Skyrim」はレベル制+スキル制のゲームシステムを採用している。本作には片手武器、両手武器、破壊魔法、解錠、鍛冶など戦闘から魔法、生産、交渉などの18のスキルが用意されている。レベルアップはスキルが一定数上昇することでもたらされる。

 スキルを上げる方法は「スキルを繰り返し使う」、「他のキャラクターにスキルを訓練してもらう」、「書物を読む」、という3つの方法で上がる。レベルアップすると体力、スタミナ、魔法を使うのに必要なマジカの3つのステータスの1つを上げることができる。スタミナを上げるとより多くの物が運べるようになる。

 さらに「能力ポイント」が与えられ、これを使うことで様々な能力が獲得できる。能力は強力で「素人の破壊術」を取ると初期の魔法のマジカ消費コストが半分になる。「アームズマン」ならば片手武器の攻撃力が上がる。「ドワーフ鍛造術」はドワーフの武器や防具を作ったり強化できる。能力は強力だが習得するためには指定された数値までスキルを鍛えておかなければならない。

 ゲームではプレーヤーは右手と左手のそれぞれに様々なものを装備できる。剣と盾だけでなく、剣と魔法、両手に魔法といったことも可能だ。2刀流は攻撃力が上がるが防御ができなくなる。「2連の唱え」を習得すると両手に同じ魔法を装備できるようになり攻撃力が跳ね上がる。戦闘はアクション性が高く、魔法使いや弓使いは高い攻撃力を活かして、敵から距離を取り動き回って敵を倒すことが求められる。接近戦の場合はいかにうまく防御するかも大事だ。

 難易度は変更できるがノーマルでも敵は強めで、敵が近寄るまでは魔法を浴びせかけ、近くに来たら盾に持ちかえるといった瞬時の判断が重要になる。「お気に入り」というショートカットメニューに登録しておけば魔法や武器を様々な状況に合わせて変更できる。またプレーヤーと共に戦ってくれる「従者」もいて彼等とのコンビネーションも楽しい。アクションが苦手な人でもスキルの取り方や、従者との連携を意識すれば戦っていけるだろう。

 生産も様々なものがあり、スキルが低くても失敗などはなく、修練していなくても効果が高い、積極的に使っていきたい要素である。鍛冶は入手できるアイテムに材料を使って強化できるし、「付呪」はマジックアイテムを分解し、違うアイテムにつけることができる。自分の装備を強化することができ、スキルを上げればさらに強力なアイテムが作れる。コツさえつかめば冒険そっちのけで最強の生産キャラクターを対来ることも可能だろう。


人種、体型、顔の形など、多彩なカスタマイズができる。種族による特性はプレイスタイルに大きく関わってくる
剣に魔法、弓など状況に合わせて様々な戦いができる。どのスキルを上げていくか
左から、魔法の「回復」、見境無く他のものを襲わせる幻惑魔法「激昂」、ロックピックを使った「解錠」
生産要素も充実している。スキルツリーによる能力を獲得していけば、より強力なアイテムが作れる


■ ドラゴンを倒しその力を吸収する、ドラゴンボーンの能力

強大なドラゴンは突然襲いかかってくることも
ドラゴンの魂を吸収することで使えるようになる「シャウト」

 「Skyrim」のハイライトはなんといってもドラゴンとの戦いだろう。数百年姿を見せなかったドラゴンが謎の復活を遂げており、複数のドラゴンが空を飛翔している。ドラゴンはプレーヤーの行く先々にランダムで現われる。ブルブルとコントローラーが震えると共に大きな咆哮が響き、空からドラゴンが現われ、主人公らにブレスを吐きかけてくる。空から襲ってくるドラゴンとの戦いはとてもエキサイティングだ。

 ドラゴンはブレスが強力だ。空を飛んでくるため接近戦キャラクターの場合は下りてくるまでは耐えるしかない。弓を育てた場合も高速で飛ぶドラゴンを射抜くのは難しいだろう。下りてきたドラゴンに近づき攻撃を加えようとするが、こちらに頭を向けてブレスで攻撃してくる。後ろに回り込もうとすると尻尾で叩かれる。画面を覆うほどに大きいドラゴンに必死に近付き武器を振るのだが、自分の体力も気をつけなくてはならない。

 登場が完全にランダムで予測がつかないのも面白いところだ。筆者の場合マンモスがいるところで襲われ、主人公とではなく、マンモスとドラゴンが戦うことになって漁夫の利を得たこともある。村にいるときに襲われた時は、NPCがいきなり武器を持ちだし空を見上げた。その異様な光景にまず驚かされ、屋根の上に降り立ちブレスを吐く怪獣映画そのままの場面にしびれた。ちなみに村人の1人がドラゴンに倒されサブクエストの進行がストップしてしまったこともあった。

 苦労の末にドラゴンの撃破に成功すると、ドラゴンは一瞬で骨に変わり主人公にエネルギーが流れ込んでくる。これこそがドラゴンボーンの証であり、主人公はドラゴンの“魂”を吸収しているのだ。そして主人公は「シャウト」という能力が使えるようになる。ドラゴンのブレスは「言葉」であり、その力を持つ言葉こそがドラゴンの力の源なのだ。そしてドラゴンを倒すことで主人公はドラゴンの“言葉”を使えるようになる。

 この言葉は「Skyrim」の世界ではシャウトと呼ばれ、一種のスキルの扱いとなっている。最初に習得するのは相手をひるませる「揺るぎなき力」と、短距離をダッシュする「旋風の疾走」だ。揺るぎなき力は戦闘を有利にしてくれるし、旋風の疾走はドラゴンに近付くときや、弓や魔法で攻撃してくる敵、トラップを越えるときなどにも使える。さらに炎を吐き出す「ファイアブレス」や、相手を凍てつかせる「アイスブレス」等も習得できる。

 最初のシャウトは「ハイ・フロスガー」という場所で隠者達から使い方を教えてもらえるが、それ以外は遺跡で「言葉」を発見し、それにドラゴンの魂を込めることで使用可能になる。思わぬところで言葉を見つけ使えるようになるのは楽しい。必然だけでなく偶然のパワーアップが用意されているところは「Skyrim」らしいといえるだろう。


ドラゴンとの戦いは、最も興奮させられる瞬間でもあり、強大な敵に挑みねじ伏せる爽快感を味わえる。中央のように漁夫の利となることも
ダンジョン奥深くに刻み込まれた力の言葉。中央は「ファイアブレス」、右は「旋風の疾走」


■ 広大な世界に散りばめられた、多彩なクエスト

クエストログ。もう少し情報量を増やして欲しかったところだ
暗殺者と言われた者から意外な言葉が。どちらを信用するか
村に入ると集会の場に出くわした。何が起こっているのか

 「Skyrim」はメインストーリーや演出だけでなく、散りばめられたクエストも面白い。一例として「レッドガード」に関わるクエストを挙げよう。ホワイトランの街に、この地方には珍しい種族レッドガードの一団が武装して現われる。その物々しさにホワイトランは彼等が街に入ることを拒否する。レッドガードのリーダーは主人公に「この街にレッドガードの女がいたら、知らせてくれ」と頼んでくる。

 その女は宿屋で料理番をしていた。主人公がレッドガードの一団のことを話すと、「話したいことが……」といって奥に誘い込むなり、いきなり刃物を抜く。「私のことを話すつもりなら、あなたを殺します!」、そして事情を話す。彼女は元貴族で、あの一団は暗殺者だというのだ。主人公は彼女に懇願され暗殺者達と戦おうとする。しかしレッドガードの一団は話し合いを持ちかけてくる。「あの女は貴族を裏切り国を混乱に陥れた張本人だ。殺すのではなく捕らえて本国に送り届けるのが目的だ」。プレーヤーはどちらを信じるべきだろうか?

 各街にはこのようなクエストが数多く用意されている。子供とかくれんぼすることで始まるようなクエストや、亡霊の無念を晴らすようなものなどもある。ホワイトランの街は古くからの一族が対立しており、帝国派と反乱軍派に分かれている。この対立はいつ表面化してもおかしくはなく、その鍵をプレーヤーが握ることになるのだ。

 従者に関してのクエストで面白かったのは、力自慢の戦士が素手での殴り合いを挑んできて、勝つとこちらを賞賛し、従者になりたがるのだ。このほか農村でくすぶっている若者に鎧を買い与えると、「傭兵として雇ってくれ」と言ってきたりもする。魔法学校出の生徒が力を貸してくれたり、従者を見つける楽しさもある。従者は1人だけ連れていくことができ、装備なども変更できる頼りになる味方だ。従者はHP0になると膝をついて行動不能になるが、魔法で回復したり戦闘が終了すれば復活する。しかし、膝をついている状態で追加ダメージを受けると死んでしまうので注意が必要だ。

 RPGの新時代を開く画期的なストーリーテリングと共に、これまでの蓄積を感じさせる「Skyrim」は万人にオススメのRPGではあるが、何点か「おやっ」と気づいた点はある。広大なマップと、膨大なキャラクター制御のためか、時々フレームレートが落ちるように感じることがある。また他のキャラクターと一緒に歩くときなどは、長い距離の場合、自分のペースで歩けなかったりするところも気になった。またクエストジャーナルも、クエストによっては説明が足りず、もっと情報が充実しても良いと感じた。

 そして個人的にもっとも残念だったのは、「移動できるところと、できないところがわかりにくい」という部分だろう。「Fallout3」でも気になったところだが、「行けそうかな」と思ったところが通れないとかなりのストレスとなり、時間を無駄にしたとも感じてしまう。この移動の難しさが顕著なのがドラゴンボーンに関わるクエストで、山の上にあるハイ・フロスガーへ向かうところだ。ハイ・フロスガーへは山の南東にある「イヴァルステッド」の村近くの“七千階段”という道を上がっていくしか方法がない。筆者はその場所に気づかず、マップでいけそうなあらゆる道を試し、実際登って断念することを繰り返してしまった。

 壮大であるが故にいくつかの粗も散見されるが、「Skyrim」は現時点での最高のRPGであり、RPGというゲームジャンルを新しい時代へ導く作品であるのは間違いない。広大で、秘密と謎が散りばめられた世界で、様々な勢力が独自の思惑で動いている。帝国と反乱軍の対立の中、ドラゴンはなぜ復活したのか、そしてドラゴンボーンのプレーヤーは何を為すのか、ボリュームとストーリー性という奇跡のようなバランスを成し遂げた作品である。

 まずたっぷり、じっくり1人のキャラクターでストーリーを楽しみ、次に違うキャラクターに全く違う道のりを歩ませる。こうすることで本作の本当のすごさがわかるだろう。何十時間もの大冒険を、何度も楽しめる作品である。このゲームをプレイせずになにをやるのかと、筆者は声を大にして叫びたい。ゲームの進化を本作で感じて欲しい。



多彩なモンスター、野生動物が登場する。トロールは体力の回復速度に驚かされる
様々な場所で出会える従者。彼等を連れて行けば冒険はずっと楽になる
「Skyrim」は数十時間濃厚な冒険が楽しめる。たっぷり、じっくり楽しんでもらいたい作品だ

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(2011年 12月 7日)

[Reported by 勝田哲也 ]