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「女の子×日本刀」、コンセプトがはっきりしたアクション「巫剣神威控」

人気スマホゲーム「Q」がKinectで楽しいパーティゲームに

9月8日開催



 ID@Xboxによる日本の独立系デベロッパーのタイトル試遊会では4つのタイトルを体験できた。本稿では2016年発売予定の「巫剣神威控(みつるぎかむいひかえ)」と、6月に発売された「Q」の2タイトルを紹介したい。

 「巫剣神威控」は、「かわいらしい女の子が日本刀でバッサバッサ敵を切るゲームを出したい!」という想いで開発されたアクションゲーム。そして「Q」は人気の高いスマホ/タブレット向けタイトルがKinectで遊べるパズルゲームだ。どちらもインディーゲームならではの楽しい作品である。

華麗な剣の舞を突き詰めろ! 「巫剣神威控(みつるぎかむいひかえ)」

「巫剣神威控」を手がけたZENITH BLUE代表取締役であり、本作のデザイナーを務める明渡一真氏
日本刀と美少女というコンセプトを突き詰めた作品だ

 「巫剣神威控」は3Dグラフィックスで描かれたフィールドで、次々に現われる敵を日本刀でぶった切っていくアクションゲームだ。プレーヤーキャラクターは制服姿の少女で、短いスカートをはためかせながら日本刀を振るって敵を倒していく。Windows向けには2013年より販売しており、Xbox One向けには2015年発売予定で価格は未定。今回は開発元のZENITH BLUE代表取締役であり、本作のデザイナーを務める明渡一真氏に話を聞いた。

 「巫剣神威控」の面白さはその爽快な攻撃にある。剣の軌跡は派手で、敵をまとめて切ることができる。格闘攻撃も華麗な蹴りを放ち、サマーソルトから急降下のキックなどもボタンを連打するだけで出せる。方向ボタンを入れたときとレバーをニュートラルにしたときの技が異なり、攻撃をつなげていくにはこれらを覚えることでより華麗に技をつなげることができる。

 本作は敵を倒した時に得ることができる魂を消費し、様々なスキルを取得できる。最初は技が少ないが、覚えることで多彩な技を覚えていく。今回はすでに技を覚えた状態でプレイしたのでレバーとボタンをガチャ押しするだけでも様々な技を出せた。ポイントをためることでコスチュームも入手でき、巫女服やセーラー服などにも変更できた。

 本作の特徴的なシステムに「斬心」がある。右トリガーでのアクションで、トリガーを押すとキャラクターは剣をしまう。このとき体力を減らし赤く点滅していた敵は一気に絶命するのだ。このとき数が多いほど多くの体力と攻撃ゲージが回復する。「巫剣神威控」ではあえて敵にとどめを刺さずできるだけ多くの敵を点滅状態にし、「斬心」で大量ポイントを得るのが攻略の鍵なのだ。

 「巫剣神威控」はウェーブで襲いかかってくるザコ敵を倒し、5ウェーブ終了時に現われるボスと戦って1ステージ終了となる。現在は5ステージ用意されているが、難易度を上げてさらなる高みを目指すのがゲームの大きな目標となる。イージーから最上級のインフェルノまで5段階があり、インフェルノでは一撃で倒されてしまう。それでもWindows版ではクリアした猛者がいるという。

 本作の本当の楽しさは“自分との戦い”にある。いかに華麗に、かっこよく技をつなげ、圧倒的に敵を倒すか。溜め攻撃やゲージを消費して使う技も連続攻撃に組み込み戦っていく。本作のデザイナーである明渡氏の「かわいらしい女の子が日本刀でバッサバッサ敵を切るゲームを出したい!」という想いが結晶化したようなシンプルで熱いゲームである。

【巫剣神威控】
ムービーはWindows版

【巫剣神威控】

プレイしている人の姿が楽しいKinectでもプレイできるパズルゲーム「Q」

Kinectでプレイしている姿が楽しい

 「Q」は6月26日からダウンロード販売されているタイトルで、価格は648円(税込)。開発はリイカ。すでに発売されているタイトルだが、改めてKinectで体験して楽しさを確認できた。

 「Q」は空中に線を引くことで図形を生み出すことができ、これを使ってパズルを解いていく。物理エンジンにより作ったものは重力で下に落下する。「右にあるボールを左に動かそう」という問題の場合、空中に次々とものを生み出しぶつけて移動させてクリアする。立っている棒を倒すためにかぎ型のオブジェクトを描いて引っかけて倒したり、ものが転がりやすいように坂のついた台を作ったり、プレーヤーの創意工夫で解法は無限大だ。

 Xbox One版の面白いところはKinectに対応しているところ。空中に絵を描き問題に取り組む姿は見ているだけで楽しい。うまい解き方を見せた人には拍手したくなるし、自分が解き方を思いついたときには代わりたくなる。パーティゲームにぴったりなゲームだと感じた。

 ただしやはりKinectでは精密な動きには難があり、後半の難しい問題では、コントローラーで正確な線を引かないとクリアは難しいという。ステージはかなりKinect向けにアレンジしてある一方で、シビアなパズルゲームとして楽しめる一面も持っているとのことだ。

【Q】

(勝田哲也)