NHN Japan、「ファミスタオンライン」全国トーナメント決勝大会を西武ドームで開催
勝者には始球式の権利が! ゲストには元監督の伊東勤氏が参加


9月12日 開催

会場:西武ドーム


決勝当日には西武ライオンズのホーム最終戦があり、球場は今年一番の混雑ぶりだった

 NHN Japan株式会社は、ゲームポータル「Hamgame」でサービスしているオンライン野球ゲーム「プロ野球 ファミスタオンライン 2010」の日本一を決めるイベント「第4回 ファミスタ オンライン 全国トーナメント ~決勝大会~」ファイナルステージを、西武ドーム前のイベントブースで開催した。

 「プロ野球 ファミスタオンライン 2010」は、オフラインゲームの人気シリーズ「プロ野球 ファミリースタジアム」の流れを組んだオンラインゲーム。21球団の選手が実名で登場し、実際の成績に基づいた最新データで遊ぶことができる。さらに「ファミスタ」オリジナル選手や過去の大選手も獲得できるようになり、自分だけの夢のオールスターチームを作ることができる。

 西武ドームではこの日、西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズのデーゲームが行なわれ、全国トーナメントの優勝者には試合の始球式を行なう権利が授与された。

 特設のイベントステージで行なわれた決勝は、8月29日にラゾーナ川崎プラザ内にあるナムコワンダーパークヒーローズベースで行なわれた準決勝大会を勝ち抜いたしゅ~さん氏とpinkie.氏の2名によって戦われた。

 勝負の様子は文化放送アナウンサーの斉藤一美氏が実況を、元西武ライオンズ監督で、現NHK野球解説者の伊東勤氏とバンダイナムコゲームスのファミスタオンライン開発担当 三小田晋久氏が解説を行なった。


元西武ライオンズ監督で、現NHK野球解説者の伊東勤氏文化放送アナウンサーの斉藤一美氏バンダイナムコゲームスのファミスタオンライン開発担当 三小田晋久氏




西武ドームの正面に設けられたイベントブース
実況アナウンサーの斉藤氏と、出場者のしゅ~さん氏(中央)とpinkie.氏(右)

 決勝当日は西武ライオンズの西武ドーム最終戦で、優勝マジックが点灯した直後の試合とあって33,000人を超える人出で球場は満員。心配された雨はなく、曇りがちな蒸し暑い天気の中での決勝となった。

 イベントブースは、西武ドームの正面にある広場に設置された。西武ライオンズのチアリーディグリーム「ブルーウインズ」のチアダンスによるオープニングが始まると、席を確保した観戦客が集まってきて大きな人垣ができた。

 チアダンスの後は、プロ野球の実況アナウンサーとして活躍している文化放送のアナウンサー、斉藤一美氏と元文化放送アナウンサーの遠藤理沙さんによるオープニングと、元西武ライオンズ監督の伊東勤氏をゲストにトークショーが行なわれた。

 トークショーは、現在のペナントレースの行方から、伊東氏の現役時代の裏話などのかなりディープな野球トークで盛り上がった。ちなみに伊東氏はもしプロ野球の選手になっていなかったら、パン屋になりたかったらしい。


西武ライオンズチアリーディングチーム「ブルーウィンズ」の華麗なダンスオープニングは元文化放送アナウンサーの遠藤理沙さんと斉藤さんのトークでスタート
イベントのアシスタント、「ファミス隊」のみなさん。左から神尾美沙さん、佐々木美穂さん、大井智保子さん元ライオンズ監督の伊東氏が登場すると、一気に観客が増えたトークショーでは○×方式で伊東氏に質問をぶつけるコーナーで苦労話や裏話を披露

 優勝決定戦は、ブースに設置されたパソコンで行なわれ、画面は隣の大きなオーロラビジョンとネットのユーストリーミングで配信された。

 勝敗には、選手の能力やデッキの構成、プレーヤーの操作のほか「アシストカード」という要素が重要な影響を与える。アシストカードは試合中に使うことで、選手の能力を高めたり追い風や向かい風を吹かせることができる。

 決勝戦ではこのアシストカードを上手く使ったしゅ~さん氏が先制のホームランでpinkie.氏を序盤から引き離した。逆転を得意としているpinkie.選手は最終回となる6回で3点を上げて追いすがったが3回と4回に大量得点したしゅ~さん氏が7-3で優勝した。

 試合中は斉藤氏のマシンガントークの実況がさく裂してゲームを大いに盛り上げた。通常のゲームよりも試合のペースが速く、10分少々で6回戦が終わってしまうというスピードにも関わらずポイントを押さえた迫力のある実況で、本当の野球の試合を見ているかのような迫力を感じさせてくれた。最初は物珍しそうに見ていた観客も、プレイのたびにどよめきが起こるようになり、ホームランが出ると歓声が沸いていた。

 決勝大会後の表彰式では、優勝したしゅ~さん氏にはサイン入りのユニフォームが、準優勝のpinkie.氏にはサインボールが贈呈された。


左のコンピュータで対戦が行なわれ、その様子を右の3名が実況、解説したステージ横のオーロラビジョン。試合の様子はユーストリーミグでも流された10分ほどの試合は、決勝戦にふさわしい白熱した内容だった
序盤の大量得点で優勝したしゅ~さん氏追い上げるも追いつかず準優勝に終わったpinkie.氏ステージ上での記念撮影

 その後、場所を西武ドーム内に移して始球式が開催された。この日の試合はNHN Japanが1Dayスポンサーになっており、試合前には球場のオーロラビジョンに大きく「プロ野球 ファミスタオンライン 2010」のCMが流れていた。始球式前には、西武ライオンズの中島裕之選手が投球練習の相手をしてしゅ~さん氏にグローブをプレゼントする場面も。

 西武ライオンズ監督渡辺久信氏と千葉ロッテマリーンズ監督西村徳文氏の両名と、ファイナリスト2名、イベントを応援したファミス隊の3名で記念撮影の後、いよいよ満員の観客を前に始球式が行なわれた。試合は14-3で西武ライオンズの圧勝だった。しゅ~さん氏は今日の感想について「嬉しいの一言です。始球式でボールがキャッチャーまで届かなかったのが残念。来年も機会があれば挑戦したい」と語っていた。


優勝マジックが点灯したこともあり、西武ドームは超満員バックボードのオーロラビジョンには「ファミスタオンライン」のCMもこの日の試合は、NHN Japanが1Dayスポンサーだった
始球式のための投球練習をするしゅ~さん氏投球練習の相手は、西武ライオンズの人気選手、中島裕之選手中島選手からグローブをプレゼントされるサプライズも
両監督と握手を交わして、改めてファイナリストの2名に商品が贈呈されたピッチャーマウンドに立つしゅ~さん氏あこがれの始球式。プロ野球ファンにはこれ以上はない賞品だろう

 球場の外には「プロ野球 ファミスタオンライン 2010」の新規登録イベントを行なう特設テントが設けられた。ここで登録をすると抽選でニンテンドーDS「プロ野球 ファミスタDS 2010」や選手の写真が入った西武ライオンズのオフィシャルクリアファイルがもらえるとあって、試合前の短い時間ですべに300枚用意していたクリアファイルはなくなってしまい、急遽追加されるほどの人気で賑わっていた。

 また、9月12日から9月30日までに登録をすると、西武ライオンズ選手のサイン入りグッズがもらえるキャンペーンも同時に開始された。こちらはオンライン上からの登録でも参加できるので、公式ホームページをチェックしてみて欲しい。


球場の外で行なわれた新規登録イベントのテント中で登録をすると、抽選に参加できた。開始からすぐに30分待ちの行列ができていた抽選の賞品はDS版の「ファミスタ」と選手の写真入りクリアファイル

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(2010年 9月 13日)

[Reported by 石井聡]