Take-Two Interactive Japan、PS3/Xbox 360「GTA:EFLC」
「GTAIV」の世界と交錯する2つのエピソード
Take-Two Interactive Japanは、プレイステーション 3/Xbox 360用ボーダレスアクション「グランド・セフト・オート:エピソード・フロム・リバティーシティ」(GTA:EFLC)の新情報を公開した。
今回は、本作の2つのエピソード(TLADとBOGT)が「GTAIV」の世界と交錯することをスクリーンショットで紹介。さらに、登場キャラクターとして「Ashley(アシュリー)」、「Armando(アルマンド)」、「Henrique(エンリケ)」の情報をお伝えしていく。
■ 「GTAIV」の世界と折り重なる2つのエピソード
「GTA:EFLC」では、新たな主人公を通じて、煌びやかな夜景、賑やかなスター・ジャンクション、アメリカのカルチャーを厳しく論調する某ラジオ局のDJなど、数え切れないほどさまざまな楽しみを味わうことができる。
各エピソードのオープニングシーンから、本作の2つのストーリーが「GTAIV」の世界と同じ時間軸で展開していることがわかる。ジョニーとルイスは、「GTAIV」の主人公「ニコ」と彼の周りの人物たちと出会い、共に仕事をしたり、時には対立することもある。
そして、物語が進行していくにつれニコの物語の裏にどんな思惑が渦巻いていたのか、徐々に明らかになるはずだ。
ニコが「TLAD」と「BOGT」の両エピソードに登場するが、実はジョニーとルイスの2人も「GTAIV」に登場していた。「GTAIV」の某ミッションでは、複雑に絡み合った運命に導かれ、3人の主人公が同じ場所に同じタイミングで現われる。
「GTAIV」で、ニコを操りそのミッションをプレイし、本作で異なる2つの視点から同ミッションを振り返ることで、「GTAIV」のトロフィー、実績の1つ「流血のトリレンマ」に隠された意味に気づくだろう。
「GTAIV」のミッション「Hostile Negotiation」で、ギャンブル好きなタクシー会社の経営者でありニコの従兄弟であるローマンが誘拐された事件の背景は、「TLAD」でようやく明らかになる。
彼の誘拐を任されたジョニーとマルクは、ローマンが入り浸る違法賭博場の外で張り込んでいた。有り金を使い果たしたローマンが外に出てきたところで拉致し、ロシア系マフィアへと身柄を引き渡す。
「GTAIV」で、ピンクの愛車を売りに出していた口数の減らないマフィアのボスのお嬢様「グレイシー」。彼女は実は、トニーの親友だった。
「GTAIV」での彼女は、ニコとパッキーによって誘拐されてしまうが、「BOGT」ではトニーとルイスによって救出されることになる。
「BOGT」には、「GTAIV」でローマンの親友である「ブルーシー」も登場する。公道レースや筋トレ以外に、クラブ通いの趣味もあるようだ。
■ 登場キャラクター
● Ashley(アシュリー)
バイカー・ギャング、ザ・ロストには多くの「兄弟」が所属しているが、ジョニーには大切な女性もいる。元カノのアシュリーだ。彼女はまだジョニーのことを想っているが、ヤクの中毒のため度々彼に酷い迷惑をかけてきた。それが元で1度は彼女と別れることを決めたジョニーだったが、アシュリーが未だにヤクを止められないように、彼もまた彼女を想う気持ちを止められないでいるようだ。
中央がアルマンド、左がエンリケ |
● Armando(アルマンド)とHenrique(エンリケ)
アルマンドとエンリケは、ルイスの幼馴染み。自分が生まれ育った環境から抜け出せないアルマンドたちは、細々と道端でヤクを売る生活を続けている。そのため、華やかなナイトクラブ業界で生き、地元に戻らなくなったルイスに不満を持っているようだ。
だが、そんな彼らを心配するルイスの勧めもあり2人は、チャンスの街「リバティーシティ」で一旗あげることを誓うのだった。「BOGT」に新規追加され、達成率100%に必須でもあるサイドミッション「ドラッグウォー」の全50個のミッションを通じて、アルマンドやエンリケと共に一大ドラッグ帝国を築き上げろ!
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(2010年 5月 26日)