セガ、PS3「龍が如く4 伝説を継ぐもの」
新作レトルトカレー大試食会を開催
漢の辛さを前面に出したカレーを商品展開
「龍が如く3」でのタイアップ「龍が如く3オリジナルコラボドンブリ」 |
「『龍が如く』では、タイアップとして、色々な商品を作ってきましたが、毎回好評を得ており、このカレーもぜひ大ヒットしていただき、ゲームもヒットできるように頑張って試食させていただきますので、よろしくお願いします……じゃぁいただきましょうか、いただきます!」と名越氏 |
株式会社セガは、2010年春発売予定のプレイステーション 3用ソフト「龍が如く4 伝説を継ぐもの」において、株式会社松屋フーズとのタイアップ商品「龍が如くオリジナルレトルトカレー」の試食会を東京・セガ社屋にて開催した。
「龍が如く4 伝説を継ぐもの」は、2010年の東京・神室町を舞台に運命に翻弄されながら信念を貫いた男達の物語を描いたアクション・アドベンチャーゲーム。
今回の試食会はタイアップ企業の1社である松屋フーズが用意した「A(赤)」と「B(青)」の試作品レトルトカレーを、「龍が如く」開発チームをはじめ、報道関係者、セガ社員らが試食。美味いと思ったカレーに投票し、投票数の多かったカレーをベースに今後の商品展開を進めていくというもの。
試食会の会場となったセガ社員食堂では、総合監督の名越稔洋氏、プロデューサーの菊池正義氏らをはじめ、開発チームスタッフが来場。松屋フーズの用意された2コンセプトのカレーを試食した。
2種類用意されたカレーは、赤いシールのAのカレーが辛さを全面に押し出したものとなっており、対して青いシールのBは万人受けするマイルドさを演出したもの。
名越氏の「じゃぁいただきましょうか、いただきます!」の合図により、まずは開発スタッフが試食を開始。それぞれが完食後に思い思いのカレーに投票し、開発スタッフのみでの投票結果は僅差で青のリードとなった。
続いては報道及び関係者らの試食が行なわれ、ここで形勢が逆転し赤のカレーがリード。筆者が試食させていただいた印象としては、実際のメニューで近いのは、Aが「カレーギュウ」、Bが「フレッシュトマトカレー」に近いかもしれない。ちなみに投票は好みと「龍が如く」のイメージから、辛さをベースにしたAを選択した。
商品開発した株式会社 松屋フーズ 広報・IRグループ 石塚貴之氏から報道陣に向けコンセプトの説明があり、「龍が如く3」でタイアップされたどんぶりの反響が良かったと切り出した。
今回の試食会用に用意されたカレーのコンセプトは、前述のとおり「龍が如く」を象徴するように漢臭さ(辛さ)をイメージする激辛なもの、もう1種類は万人受けするためのマイルドなものを用意したという。またベースは松屋で販売されているカレーとのこと。次いで、家庭で食べられるようなカレーや、ファーストフードなどのカレーよりもスパイスをかなり多めに調合したとのこと。
発売時期に関してはタイアップ商品でもあるため、「龍が如く4」の発売日に近い2010年春あたりを予定。価格は、数量限定でもあるため、通常のレトルトカレーよりも高くはなるが、500円や1,000円にはならないよう調整しているという。ちなみに「龍が如く4」での同商品は300円となっている。販売店舗は全国の松屋とコンビニエンスストアで調整中しているとのこと。石塚氏自身は辛いもの好きとのことでAが気に入っているようだ。
なお、すべての投票が終了したところ、結果としてAがリード。今後はAのカレーをベースにさらに改良を重ね、スパイスの利いた漢のレトルトカレーが「龍が如く4」と並んで発売されることになる予定だ。
社員食堂で忙しそうに盛り付けを行なう松屋スタッフ。カレーのいい匂いに来場者はやきもきしていた | 今回の大試食会では、辛さを強調した赤(A)とマイルドな青(B)が用意された |
試食後は各々が美味しいと思ったシールを投票プレートに張っていく |
途中ではあったが、名越氏は赤、菊池氏はBに投票。開発スタッフによる投票では青がリード | |
松屋のエプロンを身に着けカレーの盛り付けを行なう菊池氏、実際ゲームに出てきそうなほど似合っている…… |
株式会社 松屋フーズ 広報・IRグループ 石塚貴之氏は今回の試食カレーのコンセプトを説明していただいた。最終結果は赤に軍配があがり、今後は改良を重ね「龍が如く4」と近い時期に発売される予定 |
【スクリーンショット】 | |
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「龍が如く」とのコラボレートによりゲーム中に登場する松屋 |
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(2009年 11月 20日)