バンダイナムコ、「バーニングフォース」を7月14日に
バーチャルコンソール アーケードで配信開始


7月14日 配信開始

価格:800Wiiポイント(800円相当)


「地球大学」の卒業試験という設定を活かし、ボスキャラの弱点が表示されるなどの演出があった

 株式会社バンダイナムコゲームスは、Wii用「バーチャルコンソール アーケード」において、7月14日より「バーニングフォース」の配信を開始する。価格は800Wiiポイント。

 本作は、1989年にアーケード版がリリースされた背後視点シューティングゲーム。アーケード版は「SYSTEM II」基板を使用しており、擬似ながらハイスピードの3D表現、FM音源とPCM音源によるサウンドが人気を博した。宇宙パイロットを目指す主人公の「天現寺ひろみ」を操作し、6日間の卒業試験に挑む。2人交互プレイに対応。

 西暦2100年、宇宙時代に対応する為に、「地球大学」が設立された。この大学の2大柱は、地球学と宇宙学。地球学は地球を自らの環境破壊から守る方法を研究する学問で、宇宙学は地球外環境で人間が生きる為の宇宙生活、惑星移住、惑星探査等を研究している。宇宙学を学ぶパイロット志望のひろみは、今、卒業の為の最後の試験に挑もうとしている。体力と知力の限界に挑戦するような過酷な6日間の試験を通過した者だけに「スペースファイター」の称号が与えられるのだ! 果たしてひろみは、無事「スペースファイター」になれるのだろうか!?

 各日はAREA1~4にわかれている。AREA1(午前)と2(午後)は、加速・減速が可能なエアバイクに乗って敵を倒しながら先へ進み、ボスを倒すとクリア。AREA3(夜)は、空を飛べるエアプレ-ンに乗り換えて先へ進み、最後に登場するボスを倒すとクリア。AREA4(明け方)は、アイテムを取りながらゴール地点を目指すボーナスステージとなっている。

 攻撃方法はショットとミサイルの2種類。ショットはアイテムを取るとレーザーなどにパワーアップでき、ミサイルはアイテムを取ると5発まで補給できる。敵弾に接触すると、自機の残り数が1減り、ショットが初期状態に戻った状態でその場から再開。ミサイルはミスをしても種類と弾数はそのまま。敵本体に当たった場合は硬直状態となる。

 最近では、プレイステーション 2「NAMCO×CAPCOM」の天現寺ひろみの活躍で本作の存在を知った人もいるだろう。ハイスピードスクロールで展開する気軽に遊べるシューティングゲームとして、1度触れてみるのはいかがだろうか。



(C)1989 2009 NBGI

(2009年 7月 10日)

[Reported by 佐伯憲司]