サウンドはもちろん、ビジュアル的にも背景が付いたり、巨大キャラクタが登場するなどのパワーアップが施されている

　株式会社バンダイナムコゲームスは、Wii用「バーチャルコンソール アーケード」において、6月23日より「ギャラガ'88」の配信を開始する。価格は800Wiiポイント。

　「ギャラガ」の続編として、ナムコ（当時）の業務用マザーボード「SYSTEM I」で動作するアーケード版が1987年に稼動を開始した。主に画面上部から飛来してくるギャラガ軍団を、ファイターのミサイルで次々と撃破していく。ギャルボス（ギャラガ軍団のボスキャラ）が飛来中に発射するトラクタービームに接触すると、ファイターが1回に1機、捕虜として捕らわれてしまう。捕虜を連れたギャルボスが飛来中に撃破することで、捕虜は解放され、ファイターが合体して「デュアルファイター」となり、発射できるミサイルの数が倍増するというギミックまでは、元祖「ギャラガ」と同様だ。

　「ギャラガ'88」の特徴としては、さらにデュアルファイター時にトラクタービームでキャプチャーされた捕虜を救出することで、3機が合体し「トリプルファイター」まで強化できること。トリプルファイター時は1ミスでデュアルファイターに、デュアルファイター時はミスするとファイターに戻る。

　全29ステージ構成で、チャレンジングステージはギャラガ軍団が音楽に合わせて踊る「ギャラクティック・ダンシング」となってパワーアップされているのも特徴。多くのギャラガを倒せば高得点が狙えるほか、逆に全く動かずに鑑賞していると、シークレットボーナスが入る。ステージが進むにつれ、進むコースが分岐するディメンション要素も取り入れられている。同じステージでもディメンション（分岐先）が異なった場合、登場する敵や攻撃パターンが変化する。特殊な敵を倒したり、隕石等の障害物を破壊すると、カプセルが出現。カプセルの色によって、ワープや一気にトリプルファイターに強化できるなどの効果が備わっている。

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