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「メタルギアソリッドV ファントムペイン」10周年! オープンワールドを採用した新世代の「メタルギア」

【METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN】
2015年9月2日 発売
価格:8,400円

 コナミデジタルエンタテインメントより2015年9月2日に発売されたプレイステーション 4/プレイステーション 3/Xbox One/Xbox 360/PC用タクティカル エスピオナージ オペレーションゲーム「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN(メタルギアソリッドV ファントムペイン)」が、本日2025年9月2日で10周年を迎えた。

 本作は、同じく「V」を冠したプロローグ「METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES(2014年3月発売)」の続編で「MGSV」のストーリー本編を描くタイトル。「メタルギア」シリーズとして初めてオープンワールドを導入し、新しいステルスアクションや「バディシステム」を搭載するなど、新世代の「メタルギア」となっている。

【【公式】MGSV:TPP LAUNCH TRAILER (ローンチトレーラー) | METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN (JP) CERO [KONAMI]】
シリーズ初のオープンワールドとなった「MGSV: THE PHANTOM PAIN」
プレーヤーの手助けをしてくれる「バディ」など様々な新要素が加わり、新世代の「メタルギア」となった

 時系列は、シリーズ最大の謎とも言われる「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」と「メタルギア」の間。ストーリーはプロローグ「MGSV: GROUND ZEROES」の9年後となる1984年から始まり、かつてBIGBOSSと呼ばれた「ヴェノム・スネーク」の物語が描かれる。

時系列は「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」と「メタルギア」の間。シリーズ最大の謎が語られることになる
主人公はかつてBIGBOSSと呼ばれた「ヴェノム・スネーク」だが、ストーリーを通して彼の正体が明かされる

 なお、歴代「メタルギア」シリーズを手がけたゲームクリエイターの小島秀夫氏は、本作発売後の2015年12月にコナミデジタルエンタテインメントを退社。その後、コジマプロダクションを設立し、アクションゲーム「DEATH STRANDING」シリーズを手がけたほか、完全新作アクション・エスピオナージ・ゲーム「PHYSINT」の制作も発表している。

「メタルギア」シリーズの生みの親である小島秀夫氏は、本作発売後にコナミを退社。その後コジマプロダクションを設立した

 一方「メタルギア」シリーズは、2018年2月にスピンオフ作品「メタルギア サヴァイヴ」が発売されて以降、しばらく音沙汰のない状況が続いていた。だが、2022年にシリーズ35周年を迎え、2023年10月に「METAL GEAR(MG)」から「METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER(MGS3)」までを収録した「METAL GEAR SOLID: MASTER COLLECTION Vol.1」が発売された。

 そして、2025年8月にはストーリーの原点となる「MGS3」をリメイクした「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」が発売され、「メタルギア」シリーズは再び盛り上がりを見せている。今後ナンバリングタイトルは復活するのか、「メタルギア」シリーズの動きに注目したい。

2025年8月に「MGS3」のリメイク作となる「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」が発売
今後の「メタルギア」シリーズの展開に期待したい