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日本初の公式オフラインイベント「ハースストーン新年会」レポート
初の公式イベントは大成功! プレーヤーが思い思いにゲームを楽しんだ優雅なひととき!
(2016/1/10 21:43)
対戦型カードゲーム「ハースストーン」を運営するブリザード・エンターテイメントは、1月9日に秋葉原のパセラリゾーツ AKIBA マルチエンターテインメントにて、「ハースストーン新年会」を開催した。本イベントは、世界中の「ハースストーン」プレーヤーのあいだで一般的に行なわれている「炉端の集い」と呼ばれるオフラインイベントを、運営サイド主催にて実施したもの。
ちなみにこの「炉端の集い」とは、大会イベントではなく、プレーヤー同士の交流会に近い形のイベントだ。そこに集まったプレーヤーたちは対戦を行なえるだけでなく、ゲームの内容や戦法について気ままに語り合ったりとうなど、「ハースストーン」ファンならば存分に楽しめるのが特徴となっている。
今回のイベントにおいては、入場時に受け取ったコインを賭けて戦う「コイン対戦会」や、「ハースストーン」に登場するキャラクターに扮したコスプレイヤーと対戦が行なえる「コスプレイヤーチャレンジ」、そして「ハースストーン」関連グッズが抽選でもらえる「ハースストーン抽選会」の3本立てで実施。進行は、格闘ゲームの実況でおなじみの「せんとす」氏が行なった。
開場すると、場内は瞬く間に大勢の「ハースストーン」ファンに埋め尽くされた。会場内には椅子や机などが設置されてはいるものの、とくに固定の席のようなものはなく、移動は自由。参加者はカウンターでドリンクを受け取り、知り合い同士、または気になる人に声をかけつつ、思い思いに対戦をしたり、雑談に興じたりと、まさしく「炉端の集い」的な形でイベントは進行していった。
筆者も一般参加者と同様にもらえたコインで対戦をしてみたのだが、通常、家でやっているオンラインプレイとはかなり異なる環境だったためか、最初は結構緊張してしまった。それでも、周囲の人たちと話を重ねて打ち解けてくると、対戦中のデッキを覗き込みながらアドバイスをしてくれる人や、デッキの内容をほめてくれる人も出てくるなど、こういったオフラインイベントならではの出来事もあってかなり楽しめた。
一方、同時に実施されていたコスプレイヤーチャレンジでは、コスプレイヤーさんに勝てば「ハースストーン」オリジナルグッズがゲットできるということもあってこちらも大盛況。並びの列は結構な長さだったが、並んでいるプレーヤー同士にも交流があり、皆一様にイベントを満喫していたようだ。
イベントの最後には、対戦で獲得したコインの枚数によって「ハースストーン」TシャツやオリジナルiPadカバーをもらえたほか、参加者全員にチャンスがある抽選会もあったりと、イベントは最後まで盛り上がりを見せたまま進行していた。筆者もいち参加者としてかなり満足できたイベントだったので、また機会があればぜひとも参加してみたいと思う。今回は、「ハースストーン」の日本語版ローンチ以降、ブリザード主催による初の公式イベントだったが、まずは大成功と言っていいだろう。
なお、このような「炉端の集い」は、今後もユーザー主導により不定期に開催されていくようだ。また、周囲の開催地に「炉端の集い」がない場合でも、自身の主催によって実施することもできる。詳細については公式ホームページの「炉端の集い」を参照してほしい。
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