「METAL GEAR SOLID V」の最新情報をお届けするスペシャルステージレポート

司会進行を務めたDJの森一丁氏（右）と、ＫＯＮＡＭＩの小林睦氏（左）

最初に登壇したのはお馴染み、小島プロダクションの小島秀雄監督

　東京ゲームショー 2014でＫＯＮＡＭＩが「METAL GEAR SOLID V:THE PHANTOM PAIN」の新情報を発表するスペシャルステージを開催した。「-Vocation-」と題された今回のステージでは、壇上に小島秀雄監督が登壇し、ムービーなどを交えながら今回のゲームの概要や、謎のスナイパー・サイレントを紹介した。

　ちなみにステージでは発売予定時期を発表。2015年に発売する旨が発表された。来年のいつ頃になるのか、非常に気になるところだ。

　さらなる新情報を開示するにあたり、ステージの観客に実際に体感してほしいということで、壇上に小島プロの是角有二クリエイティブプロデューサーと、同じく小島プロの談 子昴氏が登場し、実機による談氏のエキシビジョンプレイが行なわれた。

今回のフィールドの巨大さを表す画像。色つきで示された前作までのマップに対し、背景の全てが今回のフィールド

寡黙なスナイパーのクワイエット。人間離れした能力を持つが、敵か味方かも不明

　小島プロの是角クリエイティブプロデューサー（左）と、エキシビジョンプレーヤーの談氏

談氏は「MGSV TPP」のプレイ動画ではそのままの姿でモデリングされて登場。E3でのムービーに引き続き、またも救出される役回りだった

　今回のプレイではクワイエットとのバディプレイが目玉だった。バディとはマザーベースにバディを要請すると送られてくる、ミッションをサポートするNPCだ。彼女はかなり積極的に支援を行なう印象で、プレイでは視界の悪い森の中の索敵から、狙撃や囮、手榴弾の狙撃によるヘリの爆破（！）までこなしてみせた。心強い反面、ミッションの難易度が下がりそうだと感じたが、小島監督によれば「かなりいろいろな手順を踏んで、親睦を深める必要がある」とのことで、そう簡単に味方してくれるわけではないようだ。

　今回はクワイエットとのバディのみが明かされたが、他にも様々なバディが登場する予定とのこと。小島監督によれば「自由度の高い今作では、どのキャラと出会って親睦を深めるかで、プレイする人によってバディは異なってくるだろう」ということで、今作ならではの自由な分岐要素のひとつになりそうだ。

新機能“クラッククライミング”。裂け目のある崖ならばロボットアームを駆使して上がれる

空輸されて降下してくるクワイエット。その他、動画では装備の空輸と早着替えも披露していた

狙撃を基本行動とするクワイエット。文字通り爆走して一瞬で狙撃地点に移動する人間離れした身体能力の持ち主

スネークの3D造形のモデルとなったキーファー・サザーランド氏から「発売を楽しみにしている」というコメントも寄せられた

小島監督が去ったあとはファッションショー形式での関連商品のお披露目がスタート。なんとの作中に登場するBIG BOSSのロボットアームの1/1モデルまで登場

東京ゲームショウ 2014開催期間中は「MGSV GROUND ZEROES」が980円でダウンロードできる。小島監督によると「詳しく言えないが驚きの引き継ぎ要素もある」のだとか