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【スマホアプリ今日の1本】世界にポケモンが実在したら……のif体験も味わえる「モバイル版 Googleマップ ポケモンチャレンジ」
「電気街にピカチュウ」などのシャレも楽しいポケモン探索。実施は4月2日夕方まで!
(2014/4/2 00:00)
Googleが4月1日に公開した「モバイル版 Googleマップ ポケモンチャレンジ」。ゲームアプリではないのだが、「ポケモン」ファンなら思わずのめり込んでしまうこと請け合いなので、こちらをご紹介したい。
概要をざっとおさらいしておくと、「モバイル版 Google マップ ポケモンチャレンジ」はGoogleマップの地図上の至る所にポケモンが出現し、ゲーム参加者はポケモンをタップ後「つかまえる」ボタンで捕まえることで「ポケモンずかん」のコンプリートを目指していくというもの。iOS/Android「Googleマップ」の最新版からゲームをスタートできる。
Googleマップのエイプリルフールネタといえば、Googleマップを「ドラゴンクエスト」の世界にしてしまった2012年の「Google マップ8ビット」が思い出されるが、今回は「ポケモン」ということでコレクション要素を入れて、宝探し感覚がより強まったものとなっている。
図鑑は150匹分の空きがあるものの、探索範囲は“世界中”と広大。Google JapanのGoogle+にはユーザー同士による情報交換が絶賛継続中で書き込まれているほか、Google Japanより“博士”からのヒントが投稿されている。
ポケモンを探すためGoogleマップ上を飛び回りながら感心してしまうのは、みずタイプのポケモンなら海や湖に、くさタイプなら森林や自然公園に、ほのおタイプなら活火山と配置に一定の傾向があること。ポケモンは大体が観光名所や有名な土地にいることが多いので、そこから推測することで「実際の土地にポケモンがいるなら……」のifも体験できてなかなか夢がある。
また秋葉原電気街にピカチュウがいたり、京都の龍安寺にカイリューがいたり、横浜外国人墓地にかんおけポケモンのデスカーンがいたりなどなど、シャレが効いている配置もあって思わずクスリとなることもある。ポケモン探索は非常に楽しいが、同種類のポケモンが複数の地域に存在していることも多いほか、図鑑が埋まるほど新しいポケモンは見つけづらくなっていくので、終盤はかなりの消耗戦になることを注意しておきたい。
なお上記以外のGoogle Japanからのヒントとしては、こおりタイプは南極大陸に、ひこうタイプは各地の空港に、ドラゴンタイプはヨーロッパの城のそばで目撃されるらしい。「ポケモンチャレンジ」に参加することで、世界中の土地についてなんとなく詳しくなれるというのもメリットの1つだ。
筆者もまだまだ図鑑コンプリートの道中であるが、自力で探したいという場合はとにかく有名な土地を当たってみるのがいい。日本ならば各都道府県の県庁所在地や、海外なら首都周辺がオススメ。それ以外なら上記のようなヒントが出ているので、それを頼りに名所にトライを試みるといい結果が出るかもしれない。もちろん、コミュニティの情報網を活かしてコンプリートを目指すのも、検索をメインサービスとするGoogle的にはアリだと思われる。
ちなみに「ポケモンチャレンジ」は世界中で実施されており、「世界のどこかが4月1日である限り」継続されるという。Google広報に確認したところ、日本では4月2日夕方くらいまではプレイできるとのこと。本記事掲載時点ではまだ間に合うので、「ポケモンマスター」を目指してぜひトライしていただきたい。