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グリーエンターテインメントプロダクツ、トレーディングカードゲーム「ジーククローネ」を発表
スマートフォンアプリと連携し、新たな遊び方が生まれる
(2013/6/25 18:49)
グリーエンターテインメントプロダクツは6月25日、トレーディングカードゲーム「ジーククローネ」の新商品発表会を開催した。
「ジーククローネ」はグリーエンターテインメントプロダクツが6月27日より発売するトレーディングカードゲームで、複数のタイトルが同一のルールで戦うことができる。第1弾タイトルはGREEでサービス中のソーシャルゲーム「聖戦ケルベロス」となっている。
本格的なトレーディングカードゲームとしてのゲーム性を確立しながら、ソーシャルカードゲームでお馴染みの「カード強化」や、「進化・覚醒」といったシステムを導入しているのが特徴だ。
更にグリーのモバイルゲームにおける運営ノウハウを生かし、ゲーム進行をサポートするスマートフォンアプリや、スマートフォンを使ってオリジナルのカードを作成し、ゲーム中に使用することもできるという。
本レポートではその新商品発表会の内容をレポートする。
トレーディングカードゲームのゲーム性と、グリーの持つ強みが融合
発表会では「ジーククローネ」のプロデューサー、ディレクターからゲームの概要、特徴の発表が行なわれた。
「ジーククローネ」はグリーエンターテインメントプロダクツが開発中のトレーディングカードゲームだ。トレーディングカードゲームのゲーム性の奥深さを持たせつつ、イラストやカードの加工にこだわって開発を進めたという。
「ジーククローネ」の最も大きな特徴は、グリーの持つモバイルノウハウの強みを生かしたスマートフォンやソーシャルゲームとの連携だという。
第1弾の「聖戦ケルベロス」では「ジーククローネ」の一部のカードがソーシャルゲーム版の「聖戦ケルベロス」にも登場する。「ジーククローネ」版の「聖戦ケルベロス」を購入すると一定確率で描きおろしイラストのカードとシリアルナンバーが封入されており、そのシリアルナンバーを入力するとソーシャルゲーム版の「聖戦ケルベロス」でも同じカードが入手できるという仕組みだ。
もう1つがスマートフォンアプリとの連携だ。グリーでは「ジーククローネ」のプレイをサポートするスマートフォンアプリ「DUEL SUPPORTER」をリリースするという。このアプリにはいくつかの機能が盛り込まれており、プレイに役立つ計算機や、戦闘ログを記録できるツールが含まれている。
特にユニークなのはスマートフォンで自分だけのオリジナルのデジタルカードを作れる「ジークヘルトカードクリエイター」だ。
「ジークヘルト」の基本ルールでは紙のカード50枚を使ってプレイするのだが、別のルールとして50枚の紙のカードにスマートフォンで生成した“デジタル”のカードを1枚追加してプレイするルールも用意されている。
ここで使用する“デジタル”のカードを生成するのが「ジークヘルトカードクリエイター」だ。このカードは専用のイラストを使ったり、スマートフォンに入っている写真やイラストからオリジナルのカードを作ることも可能だという。プレーヤー自身の写真を使ってカードゲームの中のキャラクター達と一緒に戦うといったことも可能だ。
本発表会では「ジーククローネ」第1弾として6月27日より「聖戦ケルベロス」が、9月には第2弾として「進撃の巨人」のカードも発売予定だという。原田氏は「今後も様々なタイトルを用意しているので楽しみにしていてください」と話していた。
またグリーエンターテインメントプロダクツでは、多くのプレーヤーが「ジーククローネ」を楽しめるように、全国で大会や講習会などを行なっていくと発表した。カードを発売して終わりというわけではなく遊ぶための環境づくりにも注力していくという。
トレーディングカードゲームとしての作りこみと、スマートフォン、ソーシャルゲームとの連携というグリーの強みを生かして作られたカードゲームとなっている。スマートフォンアプリでは更なる機能も追加される予定とのことで、これまでのトレーディングカードゲームにはない新しい遊びが更に生まれそうだ。