スクエニ、「FFXIV: 新生エオルゼア」PS3版のスクリーンショットを初公開
「クロスホットバー」、「メインコマンド」などゲームパッドモード独自UIを初披露
株式会社スクウェア・エニックスは、現在開発中のMMORPGのプレイステーション 3/Windows用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア」において、初公開となるPS3版のスクリーンショット(SS)を披露した。PS3版は、現在募集を行なっているαテストは実施せず、βテストからのスタートとなる。PS3版のβテストは、10月末より実施予定のPC版のαテストの結果をふまえて決まる見込みで、βテストの実施時期はPC版とPS3版は同時ではなく、PS3版はPC版より遅れてのスタートとなる予定。
【PS3版とPC版のスクリーンショット】 |
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上がPS3版で、下がPC版。解像度やグラフィックスの質感が違っていることは一目瞭然だが、それ以外にも各UIが変わっているのが確認できる |
今回公開したSSは5点で、そのほかにPS3ユーザーに向けて、イフリートなど現行の「FFXIV」にすでに実装されている蛮神(召喚獣)のイメージイラストも公開している。
PS3版のSSは、あえてUIをすべて表示させ、PC版との違いが明確にわかるようになっている。表示解像度は1,280×720ピクセルで、描画優先にするために描画バッファ自体は1,280×544ピクセルで、1280×720ピクセルに引き延ばした上で、PS3版独自のUIレイヤーを上書きして表示させている。
PS3独自インターフェイスは、現行の「キーボード&マウスモード」に対して、「ゲームパッドモード」と呼ばれ、PS3ゲームパッドに最適化されたUI、メニュー、操作体系が採用されている。
まず、PC版では右側にあったコマンドメニューはPS3版では廃止され、代わりに「メインコマンド」と呼ばれる、PS3のクロスメディアバーのような縦横に移動するタイプのコマンドメニューが採用されている。機能的にはPC版と同じで、メインコマンドを呼び出すと、すべてのメニュー表示が消え、キャラクターの移動と、カメラ操作のみが可能となる。
そして画面中央下部にあるのがゲームパッドモードの最大の特徴となるゲームパッド向けのUIデザイン「クロスホットバー」となる。マウスやキーボードによるダイレクト操作と比較して不利が発生しないように工夫が凝らされており、ここにアクションを登録するだけで、L2とR2を組み合わせることで、1発でアクションを繰り出すことができる。
そのほかにも左下のメッセージウィンドウや、右側には新生「FFXIV」で新たに採用されるウィジェットのひとつ「目的リスト」、そして右下の4つの数字でカバンのアイテム数を示すなど、細かいところまでかなり手が入れられている。このPS3版の設計思想については、「FFXIV: 新生エオルゼア」プロデューサー/ディレクター吉田直樹氏と、吉田氏の下でUIアーティストを務める皆川裕史氏へのインタビューで詳しく聞いてきたのでそちらを参照いただきたい。
【PS3版(左)とPC版(右)】 | |
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左がPS3版で、右がPC版 |
【イメージイラスト(蛮神/ボスモンスター】 | |
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蛮神イフリート | 蛮神オーディン |
蛮神リヴァイアサン | 蛮神タイタン | 新ボスモンスター「アモン」 |
【イメージイラスト(新ダンジョン/チョコボ】 | |
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新ダンジョン「ワンダラーパレス」 | アタッカータイプのチョコボ装備 |
ヒーラータイプのチョコボ装備 | キャスタータイプのチョコボ装備 |
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(2012年 10月 11日)