チュンソフト、PS3/PS Vita「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」

「ふたりでかまいたち」やとんでもない展開を見せるサイドストーリーを紹介


12月17日 発売予定

価格:各6,090円(パッケージ版、PS3/PS Vita)
   4,980円(DL版、PS Vita)

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


 株式会社チュンソフトは、12月17日に発売するプレイステーション 3/PlayStation Vita用サウンドノベル「真かまいたちの夜 11人目の訪問者」の新情報を公開した。パッケージ版はPS3/PS Vita共に6,090円、PS Vitaのダウンロード版は4,980円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

 今回公開されたのは、PS Vitaでのみ楽しめる「ふたりでかまいたち」の概要など。

 「ふたりでかまいたち」は、PS Vitaを2人で持ち、2人で協力してゲームを進めていく。通常左を男性が、右側を女性が持ち、前面、背面のタッチパネル機能を使用する。ゲームを進める中で選択肢が登場。相手に見えないように背面タッチパッドの上部か下部を選択。男性側と女性側の選択肢の組み合わせやミニゲームの結果により、相性が占われる。

 「ふたりでかまいたち」のシナリオでは、本編とは別シナリオが用意されており、快人と京香の過去のエピソードも登場する。また、「ふたりでかまいたち」では、相性が良いほどシナリオを先へと進めることができる。

【「ふたりでかまいたち」プロローグ】

 取材旅行のために訪れたペンションで、学生時代の同級生からの憧れの人、京香ちゃんと偶然再会した僕は、なんとかこの機会に彼女に近づこうと、彼女を夜の散歩に連れ出した。

 ロマンチックな粉雪の演出に感動したのもつかの間、猛吹雪に見舞われ、僕たちは慌てて近くにあった車の中に避難した。それから、京香ちゃんの提案でドライブに行くことに……。

 しかし、車は走りだしてまもなくスリップ。僕たちは車ごと崖の下へと放りだされた。僕も京香ちゃんも幸いけがはなかったが、車はもう使えそうになかった。仕方なく、僕たちは真っ暗な雪道を歩き出した。方角もわからないまま、「ブラウニー」を目指して……。

ずっとあこがれていた京香ちゃんと良い雰囲気にところが猛吹雪に見舞われ、さらに乗り込んだ車はスリップ! どんどん事態は悪化していく


ゲームの進行度によって、2人の相性が占われる。2人で話し合わずに、真の相性診断を診断してもらうと良いだろう
背面タッチパネルでそれぞれが選択肢を選ぶ。選択肢の組み合わせで相性が占われるふたりで協力して壁の穴をふさぐミニゲーム。こういったミニゲームがいくつか用意されている選択肢の中にはクイズになっているものもある
シナリオでは、本編では語られない快人と京香の過去のエピソードも登場気になル台詞も登場する

■ 「みんなでかまいたち」

 100人でプレイすることになる「みんなでかまいたち」。ゲームをクリアするとポイントをもらうことができる。このポイントを使いアバターを購入可能となっている。アクセサリーを購入し飾り付けることができるといったものから、チュンソフトの歴代ゲームに登場する懐かしいキャラクターのアバターも用意されている。


【「みんなでかまいたち」アバター機能】
どんどんプレイしてポイントをため、より高価なアバターを手に入れたいところ。珍しいアバターは羨望の的となるだろう

■ サイドストーリー「妖怪編 プロローグ」

 「かまいたちの夜」シリーズでは本編のストーリーだけでなく、多様なサイドストーリーに分岐していくところが魅力のひとつだろう。サイドストーリーの中には、ミステリー編で見慣れた舞台と登場人物だが全く別の物語が繰り広げられることもあり、ジャンルもアクションやSFなど様々だ。ストーリーによっては人物設定や役どころが全く変わってしまうこともあるという。

 今回はそんなサイドストーリーの中から「妖怪編」のプロローグをお届けする。


【サイドストーリー「妖怪編 プロローグ」】
何かに怯えた様子の雪乃が走ってきた廊下を確認すると、そこには奇妙な着ぐるみを来たオーモリの姿があった。オーモリの様子がおかしいので話を聞いてみると、彼の溺愛するアニメキャラ「ボッコちゃん」が、部屋の片隅に出現したという。皆が呆れていると、いきなり食堂の中に「あたしボッコちゃん」という声が響き渡る。「ボッコちゃん」を名乗る座敷わらしの登場をきっかけに、妖怪が次々と登場する奇想天外な物語

(C)2011 CHUNSOFT
※画面はすべて開発中のものです。
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(2011年 12月 1日)

[Reported by 船津稔]