「SDガンダム カプセルファイター オンライン」8月1日実装機体・アップデート先行体験レポート
ワイド画面対応、新ルール「グリッド戦」追加! 新機体は変形が強い「GNアーチャー」に注目!!


8月1日実装




 CJインターネットジャパン株式会社は、Windows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン(以下、「SDGO」)」において、本日8月1日にクライアントをアップデートし、さらに新機体を実装する。今回実装されるのは、「GNアーチャー」、「ガンダムナドレ」、「ティエレン(高機動型)」の3機体だ。

 クライアントアップデートでは16:9のワイド画面の対応の他、スキルのバランス調整、細かい表示関係の変更、そして新しい対戦ルール「グリッド戦」の追加などが行なわれる。今回のMSは全て「機動戦士ガンダム00」から登場。その中でもガンダムアリオスの支援機であるGNアーチャーに注目だ。劇中で見られた合体機能はないものの、変形し中距離での戦いに秀でる。なお、大好評のムービーは、上級者同士のバトルシーンを収録してみたので、ぜひお楽しみ頂きたい。



■ ワイド画面に対応、変形時のステータス確認も可能に。新ルール「グリッド戦」を追加

 クライアントのアップデートでは「ワイド画面の対応」、「スキルのバランス調整」、「画面表示の変更」、「グリッド戦」が大きな要素となる。これまで「SDGO」は従来からの4:3の表示のみで、16:9のワイド表示に対応していなかったが、このアップデートからワイドモニターでもフルスクリーン時に最適化された比率でゲームがプレイできるようになった。

 「スキルのバランス調整」では、多くのMSのスキルが変更されている。具体的な内容については「実際にプレイして確かめてほしい」ということだが、基本的なスタンスとしては、各機体の特性を活かす方向での変更が加わり、活躍の場が少なかった機体をプラス方向で調整を加えているようだ。

 画面の情報変更は、マイルームでは各機体の「所属」が表示されるようになった。これまで、所属専用ステッカーなど所属向けのアイテムがあったが確認できなかった。これにより「エゥーゴ機体のみ」といった対戦ルームの縛りも、よりしやすくなるだろう。

 ファクトリー画面では機体の変形が可能になり、変形時のステータスも確認できるようになった。一方で武装の変更はまだ確認できないため今後を待ちたい。ロビーでも変形が可能だ。また戦闘画面でも細かく情報表示に変更が加えられている。

 最大の注目点が「グリッド戦」だ。「グリッド戦」は4対4、あるいは3対3で行なうことができる。戦いは戦艦に載せたユニットを使う。出撃したユニットは撃墜されるまで交代できない。4対4なら80ポイント、3対3なら60ポイントを持った形でスタートし、撃墜された機体がSランクなら5ポイント、Cランクなら2ポイントというようにランクに応じて減算されていき、先に0ポイントになったチームが負けとなる。戦艦でのチョイスなども含め、戦略が大事となる戦いだ。


機体情報に所属勢力が表示されるようになった。中央はファクトリーでの変形。右はカプセルマシンESCキーで演出がとばせるように

グリッド戦。戦艦で出撃する。得意な機体をいつ出すかが重要だ



■ GNアーチャー

・万能型(チョキ機体))
・Aランク

 ガンダムアリオスと合体し、ミサイルコンテナ、ブースターとして機能する支援機の目的で作られた機体。変形してMS形態にもなれる。劇中ではソーマ・ピーリスが搭乗し、アリオスのパイロット・アレルヤとみごとなコンビネーションを見せる。「機動戦士ガンダム」の量産機GMを思わせる顔のデザインも面白い。

 「SDGO」でのGNアーチャーは使い勝手のよいチョキ機体だ。残念ながら合体は再現されていないものの、ガンダムアリオスをはじめとしたグー機体の支援に向いている。武装はMS形態、MA形態どちらも2つと少なめだが、中距離での駆け引きに強い。スキル1の「リロードアップ」で安定した攻撃が可能だ。

 MS形態の「GNビーム・ライフル」は1度に2発撃つため威力が高い。さらにMA形態ではホーミング能力の高い「ミサイル」と連射できる「ビーム・マシンガン」を持っている必殺技もMA形態のビームは当てやすいだろう。MA形態は高速移動用と割り切った機体も多いがGNアーチャーはMA形態での攻撃能力の高さに注目したい。


GNアーチャーはMS形態、MA形態どちらも武器が2つと少ないが、使いやすい武器が揃っている
MA形態のミサイルと機動力はこの機体の大きな武器だ

【GNアーチャー】
素速く動き、連射力の高い武器で敵に継続してダメージを与えられるのが、この機体の強みだ


■ ティエレン(高機動型)

・近接格闘型(グー機体)
・Bランク

 様々なバリエーションが出ている人類革新連盟が開発したMSティエレンのバリエーションの1つで、腰部に翼、脚部にジェットエンジンを装備している。本来“飛行”を目指して作られたが、戦車のような重装甲と、テクノロジーの問題かそこまでの能力は獲得できなかった。「機動戦士ガンダム00」では1話しか登場していないが、人気の高い機体だという。

 ティエレンシリーズの格闘武器は拳を包むような形状の「カーボンブレード」だ。ゲームでは振りが早いがリーチが短い。ティエレン(高機動型)はそのカーボンブレードをメインの武器にした玄人向けの機体と言えるだろう。武器3は連続攻撃が可能で武器1から繋げ相手の懐に入って大ダメージを狙う、という戦い方でいきたいところだ。

 スキル2には「突撃指揮」があり、発動すれば味方全員の攻撃力をアップできる。武器2の「200mm×25口径長滑腔砲」は爆風をうまく使い相手にダメージを与えていきたい。高速移動時の翼を展開する姿などデザイナーのこだわりもチェックして欲しい。


無骨な機体に翼を取り付けたティエレン(高機動型)。カーボンブレードはリーチが短いが振りが早い
ダッシュ時や、滑空時に翼を広げる。武器1から武器3に繋げたり、必殺技を出したり格闘のテクニックがそのまま使える


■ ガンダムナドレ

・近接格闘型(グー機体)
・ARランク

 ガンダムヴァーチェの隠された真の姿。ナドレには世界最高の性能の量子演算処理システム・ヴェーダを介して、ヴェーダを使用している他のガンダムを支配下における「トライアルシステム」を持っている。この能力のため存在は秘密とされ、外装をまといガンダムヴァーチェという機体として隠されていた。ずんぐりとしたシルエットのヴァーチェから外装を分離したナドレは細身の機動性の高い機体となる。トライアルシステムにより他のガンダムとは次元の違う能力を持つが、MS単体としては防御力は低く、戦闘力も高くない。

 「SDGO」ではガンダムヴァーチェのRキーでの変形で登場していたガンダムナドレ。今回は単体で、「機動戦士ガンダム00」ファーストシーズンの最終決戦仕様のビーム・ライフルとシールドを装備した姿での登場となる。武器3はGNビーム・ライフルからサーベルの刃を延ばした攻撃となる、近接攻撃を重視した機体だ。

 トライアルシステムを意識していると思われるのがこの武器3で、当てると相手は“コントロールショック”の状態となり、機体の操作が一定時間反転してしまう。そこをビーム・サーベルで切り刻むという戦い方が有効だ。スキル2の「トランザム」が発動すればさらに速くなったスピードで敵を攪乱できるだろう。


素早さを活かし、GN・ビーム・ライフルの射撃とGNビーム・サーベルの斬撃で相手を追う
武器3でコントロールショックを与えられる。HPが減るとトランザムが発動する

(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
※画面・仕様は開発中のものです

(2011年 8月 1日)

[Reported by 勝田哲也]