バンダイナムコ、PSP「テイルズ オブ バーサス」
作品の枠を超え35人のキャラクターが一堂に集結!!


2009年夏 発売予定

価格:未定


 株式会社バンダイナムコゲームスは、PSP用アクション「テイルズ オブ バーサス」を2009年夏に発売を予定している。価格は未定。

 アクション要素が高い戦闘システムを採用している「テイルズ オブ」シリーズの最新作「テイルズ オブ バーサス」は、長年培ってきたアクション要素のノウハウを活かし、初代「ファンタジア」から最新作「ハーツ」までの13作品、35人のキャラクター達が繰り広げる対戦アクションゲーム。収録されているモードは、ストーリーモードをはじめ、様々なモードを搭載し、やり込み要素も十分だという。

 初報となる今回は、登場キャラクターの情報を中心にストーリーモードの情報などを併せて紹介していく。

■ ユグドラシルモード(ストーリーモード)

 ユグドラシルバトルに参加するキャラクター達の視点で描かれ、立ちふさがる敵と戦っていくストーリーモード。このモードの舞台となるのは異世界「ダイランティア」。ダイランティアの各地を巡り、様々な場所でストーリーが展開していく形となる。マップには様々なロケーションが用意されており、サブイベントや隠されたアイテム、ショップなども登場し、やり込み要素も十分に用意されている。

【ストーリー】

世界樹が『大いなる実り』としてもたらす根源エネルギー
――『マナ』によって支えられた世界“ダイランティア”。

『マナ』に溢れた太古の世界で、人類は幸福な幼年期を過ごした。
しかし、文明の発展と共に人の欲望は肥大し、やがて世界樹が3年に1度結実させるマナの塊「大いなる実り」のみでは、世界全土に繁栄をもたらす事ができなくなってしまう。

歴史は、無数の勢力が、唯ひとつの『大いなる実り』を巡って争う戦乱の時代に突入する。
一部の人々が手にする栄華の陰で、幾百の国が興亡し、幾万の命が散り、幾億の涙が流されていった。

果てなく続く抗争は、殲滅大戦寸前にまで拡大したが、人類はかろうじて踏みとどまり、全国家間に「世界樹協定」が結ばれた。
各国は、戦争ではなく代表戦士『シグルス』による武闘大会で『大いなる実り』の獲得権を 競う事を承認した。

これが人類の理性の産物と呼ばれる『ユグドラシルバトル』の始まりである。
世界から国家間の戦争が消滅して百年……現在は四つの大国によってユグドラシルバトルが競われている。



■ 「テイルズ オブ」キャラクター達が所属する四大国家

・神聖王国 ヘイズル
 もっとも古い歴史と文化を持つ大国。四大国家の中で、これまでもっとも多く世界樹に仕える神子を輩出してきた。礼と伝統を重んじる、少々堅苦しい国柄。

・騎士国家 フレスヴェルグ
 英雄王に率いられる騎士国家。国家の誇る2大騎士団は、質実剛健である事を尊び、鍛え抜かれた高い戦闘力を誇る。近年、ソーディアンと呼ばれる特殊兵器を開発したと噂されている。マナの代替エネルギーとして『レンズ』と呼ばれるエネルギー発生装置を研究中。

・新帝国 ニーズホッグ
 急速に力をつけ大国にまでのし上がった新興帝国。マナに代わる力として独自の機械文明を発達させている。一説にはフォミクリーと呼ばれるレプリカ技術を完成させたとも言われている。

・自由都市連合 ダイン
 広大な辺境地域に点在する数十の自由都市で形成される連合国家。さまざまな種族や文化が混在し、良く言えば自由闊達、悪く言えばまとまりのない野蛮さが特徴。他の大国からは後進国として一等低く見られがちだが、若々しい活力と柔軟な適応性に秘められた潜在能力は、あなどれないものがある。

【スクリーンショット】
戦闘システムは、2D仕様の「リニアモーションバトルシステム」を継承しているようだ。オリジナルの要素として、壁や高低差の概念が導入され、バウンドコンボも採用されているという


■ 登場キャラクター

■ シング・メテオライト(Shing Meteoryte)
 出演作品:「テイルズ オブ ハーツ」(TOH)

『けど! だから、オレは立ち止まれない!』

年齢:16歳
身長:167cm
性別:男性
CV:柿原徹也

 辺境の地からやってきた、不思議な武器を扱う少年。シグルスとしての大会出場権は持たないが、ある大切なものを取り戻すため、どんな願いも叶えるという「大いなる実り」を求めてユグドラシルバトル参加を狙う。その腕前は歴戦の勇士にも引けを取らない、確かなもの。


■ ユーリ・ローウェル(Yuri Lowell)
 出演作品:「テイルズ オブ ヴェスペリア」(TOV)

『ま……それだけお互い譲れねぇ想いがあるってことだな』

年齢:21歳
身長:180cm
性別:男性
CV:鳥海浩輔

 なりゆきで自由都市ダインを代表するシグルスとなった青年。自由都市の下町で「なんでも屋」として暮らしている自由人。日の当たらぬ裏社会とも繋がりを持ち、普段からはうかがい知れない顔を持っているらしい。


■ リヒター・アーベント(Richter Abend)
 出演作品:「テイルズ オブ シンフォニア-ラタトスクの騎士-」(TOS-R)

『吠える声だけは大きいな、負け犬が』

年齢:21歳
身長:180cm
性別:男性
CV:浜田賢二

 ある男を仇として追い求める孤高の戦士。物静かで理知的な雰囲気を漂わせるが、その瞳の奥には復讐の炎が燃えている。身の上について謎が多く、世界樹とユグドラシルバトル、そして異世界ダイランティアについて、常人では知りえないはずの知識を身に付けている。


■ ルーク・フォン・ファブレ(Luke Fone Fabre)
 出演作品:「テイルズ オブ ジ アビス」(TOA)

『それがどうした? 俺は新帝国皇帝継承者、ファブレ家の長子、ルーク・フォン・ファブレ様だぜ』

年齢:17歳
身長:171cm
性別:男性
CV:鈴木千尋

 新帝国ニーズホッグの皇子。皇位継承の通過儀礼として、帝国上層部からの強制で嫌々ユグドラシルバトルに参加することに。自分が皇子であることと、その特権を行使できることを当然のものと思っており、非常に態度が大きくわがまま。


■ スタン・エルロン(Stan Aileron)
 出演作品:「テイルズ オブ デスティニー」(TOD)

『わかってる。俺はもう覚悟をしたんだっ!』

年齢:19歳
身長:172cm
性別:男性
CV:関 智一

 騎士国家フレスヴェルグ二大騎士団の団長だったが、現在は国を離れ行動している。3年前のユグドラシルバトルにも参加しており、決勝戦まで勝ちあがる功績を持つ。前回大会中に起きた“ある事件”で盟友を亡くし、仇を追い求めダイランティアを奔走している。


■ クラトス・アウリオン(Kratos Aurion)
 出演作品:「テイルズ オブ シンフォニア」(TOS)

『人に名を聞くときはまずは自分から名乗るものだ』

年齢:28歳
身長:186cm
性別:男性
CV:立木文彦

 金で仕事を引き受ける、凄腕の傭兵。神聖王国ヘイズルの代表として雇われ、ユグドラシルバトルに参加する。剣と術を使いこなし、いかなる時も冷静に振舞う歴戦の勇士。その物腰は一介の傭兵とは一線を画するものがあり、謎の多い人物。


■ アニス・タトリン(Anise Tatlin)
 出演作品:「テイルズ オブ ジ アビス」(TOA)

『むふふふ♪ シグルスの力思い知ったか!』

年齢:13歳
身長:152cm
性別:女性
CV:桃井はるこ

 幼いながらもニーズホッグ軍に所属する軍人。人形使い(パペッター)としての腕前は天才的で、新帝国を代表するシグルスとして任命される。歳のわりに現実主義で、将来の夢は玉の輿。


■ マイティ・コングマン(Mighty Kongman)
 出演作品:「テイルズ オブ デスティニー」(TOD)

『俺様との勝負から逃げたりしねえよな!』

年齢:39歳
身長:190cm
性別:男性
CV:玄田哲章

 騎士国家の格闘チャンピオン。鍛え上げた己の肉体のみを武器とし、どんな相手にも正面から戦いを挑む様は民衆の尊敬を集めている。その実力は王国騎士団の団長クラスに匹敵し、国を代表するシグルスとしてユグドラシルバトルに参加する。



■ テーマソングを歌うのは「GIRL NEXT DOOR」

 「テイルズ オブ バーサス」のテーマソングを担当するのは、昨年のデビューから大活躍を続ける人気ユニット「GIRL NEXT DOOR」。本作のために書き下ろされたカラフルなポップサウンドは、オープニングアニメーションと相まって「テイルズ オブ」の世界へと導いてくれる。

「GIRL NEXT DOOR」:関西地方を中心にダンス活動をしていた千紗。2005年にエイベックス・アーティスト・アカデミーにレッスン生として入校し、そこで楽曲提供を中心に作家活動をしていた鈴木大輔(key)と出会う。そしてデモ楽曲のレコーディングなどを繰り返すうちにエイベックスMAX 松浦の目にとまり、ギターリストに井上裕治を加え2008年9月に「偶然の確率」でデビュー。

 そのカラフルなポップ・サウンドが音楽ファンの心をとらえ、女性ボーカル3人組ユニットでは過去最高位となる初登場3位を記録した。その後も2枚のシングル・リリース、そして12月には早くも1st アルバム「GIRL NEXT DOOR」をリリース。その年の第59回紅白歌合戦にも初出場するなど怒涛の快進撃を続ける新世代ユニット。


(C)いのまたむつみ (C)藤島康介 (C)1994-2009 NBGI
※画面は開発中のものです。

(2009年 4月 17日)

[Reported by 志賀康紀]