橋本真司氏、スクウェア・エニックス定年退職を報告

　ゲームプロデューサーの橋本真司氏は5月31日、同日付でスクウェア・エニックスを定年退職したことを報告した。

　橋本氏は1994年に旧スクウェアに入社。25年以上に渡ってスクウェア・エニックスに勤務し、長らく「ファイナルファンタジー」シリーズのブランドマネージャーとして同シリーズの普及に貢献した。

　2021年にはイベント「FFXIV デジタルファンフェスティバル2021」内でブランドマネージャーの勇退セレモニーを実施。ブランドマネージャーの肩書が「FF」シリーズプロデューサーの北瀬佳範氏に引き継がれることを明かしていた。

　橋本氏は、5月31日の夜に自身のTwitterを更新。スクウェア・エニックスの看板の前で、チョコボのぬいぐるみと撮影した写真を投稿している。ツイートには、「これからは、一スクエニファンとして応援させて頂きたいと思います。本当にありがとうございました」とコメントが添えられている。

　またこのツイートには、世界中の「FF」ファンから感謝の言葉が寄せられている。中にはゲームクリエイターの桜井政博氏やヨコオタロウ氏など、著名人からのコメントも多数含まれており、橋本氏の影響の大きさや、氏がいかにファンや関係者に愛されているかが伺い知れるものとなっている。