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講談社ゲームクリエイターズラボの第1弾3作品が8月6日に同時リリース決定
「FAMILY BATTLE タッグアリーナ」、「違う冬のぼくら」、「十三月のふたり姫」
2022年5月23日 10:20
- 【「FAMILY BATTLE タッグアリーナ」、「違う冬のぼくら」、「十三月のふたり姫」】
- 8月6日 発売予定
講談社は、「講談社ゲームクリエイターズラボ(以下GCL)」にて“担当”中の17作品のうち、「FAMILY BATTLE タッグアリーナ」、「違う冬のぼくら」、「十三月のふたり姫」を8月6日に発売(内1本はアーリーアクセス)開始することを「INDIE Live Expo 2022」にて発表した。
「GCL」は、「年間1,000万円支給しますから、好きなゲームを作りませんか?」というキャッチフレーズで開始されたインディゲーム支援プロジェクト。「AKIRA」や「セーラームーン」、「進撃の巨人」など、創業113年の歴史の中で数多くのマンガや小説を編集してきた総合出版社・講談社が、これまで作家たちと構築してきた関係性をインディゲームクリエイターにも提供できるのではないかという想いから誕生した。
これまでに2回の募集が行なわれ、応募数は合計2,000作品を超えた。その中から、「GCL」にて担当中の延べ17作品の内、第1期ラボメンバーのデジタルゲーム3作品の発売日(内1本はアーリーアクセス開始)が正式発表された。まずはSteamにて配信され、今後配信先や対応言語が増えていく予定だという。
「FAMILY BATTLE タッグアリーナ」
開発者:nekogameteacher(ナカミチヨシアキ)氏
配信日:8月6日(土)
ジャンル:2vs2タッグバトルアクションアリーナ
配信プラットフォーム:Steam(アーリーアクセス)
□Steamストアページ
アタッカーとサポートに分かれて2対2で戦う対戦アクション。協力重視の戦略的な「家族ゲンカ」を勝ち残ろう。なお、8月6日のアーリーアクセス開始に合わせて、スペシャル大会が開催される予定。詳細は続報をお待ちいただきたい。
ゲームの説明
一皿に盛られたからあげにかけるはレモンかマヨか……そんな二大派閥に分かれてしまった超人家族の大喧嘩! 本作は家族喧嘩をコンセプトとした2対2のタッグバトルアクションゲーム。
タッグはそれぞれ「アタッカー」と「サポート」の異なるロールで立ち回ることになる。アタッカーは主に近接武器を持ち、前線で相手にダメージを与える役割で、サポートは遠距離武器を持ち、アタッカーのようにダメージを与えることはできないものの、多種多様なスキルをセットして戦況をコントロールすることができる。
全てのキャラクターは「アタッカー」としても「サポート」としても使用することができ、キャラクターによって使用できるスキルや攻撃の特徴などが異なってくる。例えば動画内で紹介された長男は、アタッカーの中でも特に素早い立ち回りが可能なキャラクターとなっている。またサポートで紹介されている祖父は、跳ねる爆弾を投げ、相手を拘束するスキルを持つのが特徴。
タッグはお互いに全く異なる立ち回りが要求されるため、ゲームに勝利するにはキャラクター達の特色に合わせた戦略と、何よりチームワークが必要となる。メインビジュアルは「神さまの言うとおり」などの代表作をもつ漫画家・藤村緋二氏が手掛けている。
主なゲームタイトルは「SUPER DRINK BROS.」、「アルティメットババ抜きまーじゃん~3Days~」。
2020年11月13日に「SUPER DRINK BROS.」をSteamにてリリースし、以降YoutubeチャンネルやTwitchでもゲーム開発に関する内容で動画投稿やライブ配信活動を行なう。Twitchでは48時間以内に新作のゲームを開発するという企画で「アルティメットババ抜きまーじゃん~3Days~」の制作をライブ配信でも行なった。
「違う冬のぼくら」
開発者:ところにょり氏
配信日:8月6日(土)
ジャンル:2人プレイ専用パズルアドベンチャー
配信プラットフォーム:Android/iOS/Steam
□Steamストアページ
相手の画面を見ることが禁じられている、2人プレイ専用のパズルアドベンチャーゲーム。
ゲームの説明
「違う冬のぼくら」は2人プレイ専用のパズルアドベンチャーゲーム。プレイはそれぞれ別の端末で行ない、相手の画面を見ることは禁じられている。プレーヤーそれぞれ家出をした少年となり、ある目的のために山の頂上を目指す。2人の進む先には、協力することでしか乗り越えられない数々のステージが待っている。ひらめきや工夫、コミュニケーションが必要となるギミックを解き、ステージを攻略していくことで、少年たちの家出からはじまる不条理なストーリーが体験できる。
「ゲームみたいなやつをつくってます。」過去作は「ひとほろぼし」、「ひとたがやし」、「ひとりぼっち惑星」、「からっぽのいえ」、「あめのふるほし」、「おわかれのほし」、「renal summer」。
「十三月のふたり姫」
開発者:コバヤシマル氏
シナリオ:鈴木一也氏
サウンド:増子津可燦氏
キャラクターデザイン、美術:アオガチョウ氏
配信日:8月6日(土)
ジャンル:ビジュアルノベル
配信プラットフォーム:Android/iOS/Steam
□Steamストアページ
「女神転生」、「真・女神転生」の鈴木一也氏、増子津可燦氏が手がけるビジュアルノベル作品。
ゲームの説明
いつ終わるとも知れない眠りにつく姫君と世界の命運。童話「眠れる森の美女」が描かなかった「姫が眠りに就いている間の出来事」。眠り続ける姫の隣で、今日も魔女ウルウヅキは寝顔を見つめている。いつか、運命の王子があらわれて重いまぶたを持ち上げる。その日を想い、姫の瞳を思い出し、静かに微笑む。 十二世紀から二十一世紀まで千年の物語。
童話「眠れる森の美女」をビジュアルノベルとして再誕。デカルト、ファウスト、ノストラダムス……百年ごとに訪れる、いずれ世界に名を刻む王子候補。 クラシックで、真新しい世界が楽しめる。
コバヤシマルLLCはビジュアルノベルの可能性を追究します。クリエイターの魅力をストレートに伝える作品、新たな演出や制作手法への挑戦。本作はその第1弾となります。
©Nekogameteacher/Kodansha Ltd.
©ところにょり/Kodansha Ltd.
©Aogachou/Tsukasa Masuko/Kazunari Suzuki/Kodansha Ltd./Kobayashimaru LLC