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Epic Games、音楽配信サービス「Bandcamp」を買収

“アーティストフレンドリー”の実現へ

3月3日 発表

 EpicGamesは3月3日、音楽配信プラットフォーム「Bandcamp」を買収すると発表した。取得価格などは明らかにされていない。

 「Bandcamp」は、2008年に設立された音楽配信プラットフォーム。配信されている音楽の売り上げの平均82%を、アーティストに支払うという還元率の高さ(=手数料の安さ)が特徴となっている。

「Bandcamp」のサイト

 Epic Gamesも、AppleやGoogleが展開するアプリストアの手数料の高さ(最大30%)を理由に、アメリカ合衆国にて裁判中。今回の買収に関して、Epic Gamesは「EpicとBandcampは、クリエイターが苦労して稼いだ売り上げの大半を維持することを可能にする、“アーティストフレンドリー”なプラットフォームを構築するという使命を共有している。BandcampがEpicの一員になることに興奮している」と公式ブログにてコメントした。

 「Bandcamp」は、今後も現在のチームのもと音楽コミュニティとして運営を続けていくと同時に、Epic Gamesと協力して、モバイルアプリやライブストリーミングサービスなど、新規の開発事業も推進していく。