ニュース
SIE、「Halo」、「Destiny」のBungieを36億ドルで買収
マルチプラットフォーム展開は今後も継続
2022年2月1日 08:27
- 1月31日発表(米国時間)
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは米国時間の1月31日、米国のゲーム開発会社Bungieを36億ドル(約4140億円)で買収すると発表した。Microsoftと縁の深いBungieの買収は、1月19日に飛び込んできたMicrosoftによるActivision Blizzardの買収発表に対するプレイステーションサイドの明確なカウンターとなる。
Bungieは、Microsoft傘下で「Halo」シリーズを生み出し、2007年の独立後はActivision Blizzardとパートナーシップを組み「Destiny」シリーズで再び成功。元々「Myth」や「Oni」など、ストーリー要素の強いゲームを数多く手がけてきたメーカーだが、これら大型シリーズの成功により、FPSの担い手としての地位を不動のものにしている。
現在「Destiny 2」は、Activision Blizzardとのパートナーシップは2019年で終え、自社運営が行なわれているが、今後はソニーグループの一員として開発・運営が進められていくことになる。ただし、開発・運営の独立性は今後も保たれ、プレイステーション以外のマルチプラットフォーム展開は今後もサポートしていくとしている。
今後期待されるのは、「Halo」、「Destiny」クラスのAAAタイトルの創出。現時点では、Microsoft傘下のMojangの「Minecraft」のように、SIE傘下でありながらマルチプラットフォーム、クロスプラットフォーム展開していく存在となりそうだが、噂されているプレイステーション発のゲームサブスクリプションサービスには大きな影響を及ぼす存在となりそうだ。今後の発表に注目したい。
Bungie is joining PlayStation.
— PlayStation (@PlayStation)January 31, 2022
Here’s what to expect from this exciting news:https://t.co/s1L3PhQ9vKpic.twitter.com/0R1qhnEDKk
Bungie has limitless potential to unite friends around the world.
— Bungie (@Bungie)January 31, 2022
We have found a partner in PlayStation that shares our dream and is committed to accelerating our creative vision of building generation-spanning entertainment.
Our journey begins today.https://t.co/PLuVn48zdypic.twitter.com/kAhRbAg3vD