「BlueStacks」最新バージョン「BlueStacks 5 ベータ版」本日4月21日にリリース

　Bluestack Systemsは、「BlueStacks」の最新バージョン「BlueStacks 5 ベータ版」を本日4月21日にリリースする。

　「BlueStacks」は、PC上でAndroidアプリを起動することができるエミュレータ。AndroidゲームをPCの大画面でプレイすることをコンセプトとしたゲームプラットフォームで、スマートフォンの電池消耗や空き容量を気にすることなく、好きなモバイルゲームをPCで存分に楽しめる。

　今回のバージョンリニューアルとなる「BlueStacks 5 ベータ版」では、最大の特徴である軽量化に加え、エコモードやメモリ解放機能などが新たに追加されており、より快適なゲームプレイの環境を実現する。

大幅な軽量化の実現

　「BlueStacks 5 ベータ版」の最大の特徴は軽量化。RAM使用率が前バージョンと比較して最大50%にまで削減されている。「BlueStacks」の起動時間は従来の半分以下となり、新機能として追加されたエコモードではCPU使用率を通常時から最大90%削減できる。

※同社調べ

新機能によるリソースの効率化でマルチタスクも快適に

　新機能となるエコモードは、「BlueStacks」で消費するリソースを大幅に削減し、マルチタスクを行なうための快適な環境づくりをサポートする。

　例えば、「BlueStacks」の便利機能の1つであるマルチインスタンスマネージャーにより複数のゲームを多重起動している場合や、他の作業との「ながら」プレイを行なう場合でも、「BlueStacks」側のリソースが効率化され、ストレスなくマルチタスクを行なうことができる。その他、ワンクリックで実行できるメモリ解放機能の追加や、長時間プレイの更なる改善も反映されている。

最先端技術に支えられる「アプリプレイヤー」

　同社のアプリコンテナ技術は、ゲーム開発会社の追加開発なしに、モバイルゲームをPC、Mac OS等で動作させることを実現している。Androidアプリの動作には、x86端末よりも、バイナリ変換が不要となるARM端末のほうが適している。同社は3年前からARMへの対応を行なっており、快適なゲームプレイ体験を届けるための一翼を担っている。