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SIE・マイクロソフト・任天堂の3社がプレーヤーを保護するため共同の声明を発表

12月15日 発表

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントとMicrosoft、任天堂は本日12月15日、より安全なゲーム環境を作り上げるための合同声明を発表した。

 今回の声明では年齢を問わず多くの人々にゲームを楽しんでもらうため、オンライン上のプレーヤーを保護する必要性や目標などを文章で示している。様々なアプローチを行なうことでマーケットを進化・拡大させ、その上でプレーヤーの安全を保護してゆくということを改めて発表した形だ。

 今回の声明では大きく分けて3つの目標が掲げられた。

  • 子供たちに適切なゲーム体験を生み出し、不適切な行為やコンテンツを阻止するため「プレーヤーと保護者がゲーム体験を理解して制御できるようにする」こと
  • ユーザーの安全を向上させるため業界や規制当局、法執行機関およびコミュニティとのパートナーシップに取り組むこと
    具体的には、ESRBやPEGIなどの機関と提携して、ゲームが適切な視聴者に評価されるようにしていくということや、業界の利益のために共有研究を実施する
  • 嫌がらせ行為などのゲームとは関係ない部分をコミュニティと協力し減らすこと

 また、「全てのプレーヤーにとってプラットフォームを可能な限り安全にしてゆくという責任を果たす」ために、違反に対して適切な執行措置を講じてゆくことなどが挙げられている。声明の最後ではプレーヤーを保護することは非常に難しいが、安全性を向上させゲームをより安全なものにするため、多くの企業と協力して目標を果たしてゆくとした。