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「サイバーパンク2077」、開発スタッフが語る物語の舞台・ナイトシティの魅力と込められた想い
2020年9月26日 15:36

- 発売日:11月19日予定
- 価格:
- 通常版 7,980円(税別)
- コレクターズエディション:29,800円(税別)
CD Projekt Redは9月26日配信の番組『サイバーパンク2077』 Night City Wire 日本特別放送において、様々な情報を公開した。物語の舞台であるナイトシティを紹介するPVの日本語版が公開された。
さらに本作の日本人開発者である榊原寛氏が登場。彼はCD Projekt Redでエンバイロンメント・シティ・コーディネーターを務めている。「サイバーパンク2077」の世界を作るチームの1員であるという。
この世界観を作るチームは大きくわけると3チームある。1つはメインストーリーに関わる設定やグラフィックスを提示するチーム。2つ目はテーブルやオブジェクトなど建物内部を設定するチーム。3つ目が街中の風景や建物の外観など街の風景を作るチーム。榊原氏は3つ目のチームのリーダーを担当している。
榊原氏は質問に答えるという形でナイトシティを紹介した。「オススメの場所は?」という質問には、「ジャパンタウン」とのこと。この地域は非常に高い建物が建ち並び、人々は高い場所に張り巡らされた通路を行き来している。狭い路地はまるで崖に囲まれた渓谷のようだという。
建物の側面には張り付くように小さな店などがあり、対岸では洗濯物を干していたり人々の生々しい生活の様子が見えたりする。上を見ると高い建物の隙間から空が見え、下には狭い路地、建物の隙間の向こうには広い道路が垣間見えたり、この独特の閉塞感のある風景が魅力だという。
2つ目は「未来の街の工夫」。ナイトシティはSFの街ではなくサイバーパンクの街。単純に未来感で塗りつぶすのではなく、木のドアや古い建物に小さく未知のデバイスがついて光っている。昔ながらの生活に近未来の道具が不意に同居しているような風景が「サイバーパンクの街」だという認識で作っているという。古く伝統的なダイナーのテーブルにユーザーが入力できるデバイスが置かれていてここで注文を取ったりと、古さと未来デバイスが共にある風景を作っているとのこと。
3つ目の質問が「インスパイアを受けたもの」。ナイトシティはカリフォルニアにあり、カリフォルニアは取材をしっかり行なっている。「ブレードランナー」、「攻殻機動隊」、「アキラ」といった作品はスタッフ達が共通認識として取り入れている。さらに1950年代に見られた「ブルータリズム」という建築様式が盛り込まれている。コンクリートを使った荒々しさを感じさせる様式で、巨大企業に抑圧された雰囲気の演出として使われているという。
榊原氏は「多くのアーティストが愛情を込めて、通りの1つ1つにまでこだわって作っています。プレイしてぜひ開発者の愛を感じて下さい」とユーザーに語りかけた。
本作に日本人開発者が参加しているというのも今回始めて知った情報だった。世界観の話を聞くと一層プレイしたくなる。早くプレイしてないとシティをたっぷりみたい。
































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