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JeSU、「eスポーツ超学校」設置を発表。超教育協会と共にeスポーツを通じた教育を提供

5月29日 公開

 日本eスポーツ連合(JeSU)は5月29日、JeSU公式サイトにて、超教育協会と共に「eスポーツ超学校」を設置することを発表した。

 「eスポーツ超学校」は、eスポーツを通じた教育の機会を提供することを目的としたコミュニティおよび連絡組織。昨今、日本でも熱が高まるeスポーツにおいて、超教育協会とJeSUが具体的な取り組みとして推進していくために設置するもの。eスポーツ超学校では、eスポーツの教育への導入に関心を持つ大学、専門学校、高等専門学校、高等学校、中学校、小学校によるコミュニティとしてのワーキンググループを形成していく。

 具体的な取り組みとして、「共同カリキュラムの作成・提供、修了認定」、「eスポーツの教育的効果に関するリサーチの実施、エビデンスの取得」、「クラブ活動の活性化に向けた活動」などを行なっていく。また、eスポーツ業界の有識者もeスポーツ超学校にフェローとして参画し、共同カリキュラムの講師を務めていくことになる。

 今回の発表に伴い、超教育協会とJeSUは、「eスポーツ超学校における取り組みを通じて、eスポーツプレーヤーをはじめとするeスポーツ人材の育成を進めるとともに、eスポーツの授業への採用や部活動を促進し、eスポーツが持つ教育的価値の探索を進めていきます」とコメントしている。

eスポーツ超学校

主催

一般社団法人超教育協会、一般社団法人日本eスポーツ連合

協力

一般社団法人CiP協議会、一般社団法人日本eスポーツ連合地方支部

オブザーバー

経済産業省、内閣府知的財産戦略推進事務局

ワーキンググループ

iU(情報経営イノベーション専門職大学)、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、コードアカデミー高等学校、札幌新陽高校、仙台育英学園高等学校、中央大学岡嶋研究室、デジタルハリウッド大学、日本電子専門学校、武蔵野大学附属千代田高等学院、ルネサンス高等学校、早稲田大学スポーツビジネス研究所(50音順)

フェロー

安生健一朗(インテル)、石川遼、遠藤徹也、大川孝行、大友真吾(CyberZ)、岡上哲也(キャスター)、小笠原修、影澤潤一、加藤貴弘(徳島県)、門澤清太(フジテレビジョン)、倉林亜希子、江夏義昭、小林大祐(日本テレビ放送網)、佐加一騎、堺谷陽平、杉澤竜也(マウスコンピューター)、高木智宏(西村あさひ法律事務所)、高橋義雄(筑波大学)、田中栄一(国立病院機構八雲病院)、谷口純也、谷本翔太、谷本雅章、田原尚展(C4LAN)、佃昌道、ときど(ROHTOZ!プロゲーマー)、友利洋一(ProesportsteamSCARZ)、豊田風佑((一社)GamingCommunityNetwork)、西村滉兼、平井紳也、平松燿(東京有明医療大学附属鍼灸センター)、藤原克樹、古澤明仁(RIZeST)、松本順一(JCG)、松本祐輝(西村あさひ法律事務所)、山地康之((一社)コンピュータエンターテインメント協会)、山田浩嗣、山西和昌、吉本興業、live(REDONE)(50音順、敬称略)

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