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「どうぶつの森 amiiboカード」の偽造品がネットで急増。「あつまれ どうぶつの森」人気による価格高騰に便乗
SNSでコピー品を購入しないようユーザー間での注意呼びかけも
2020年4月10日 00:00
- 【どうぶつの森 amiibo カード】
- 6月上旬再販予定
- 1パック300円(3枚入り)
先日、「どうぶつの森 amiiboカード」が高騰しているニュースをお伝えしたが、その人気に便乗して偽造品がオークションサイト等で発見される事態が相次いでいる。
「どうぶつの森 amiiboカード」は、2015年7月にリリースされた「どうぶつの森 ハッピーホームデザイナー」に合わせて登場したamiiboのカード版。通常価格は、3枚入り1パック300円で販売されているが、本製品の価格が高騰している。理由は、弊誌ニュースでもお伝えしたが、品切れで直近で再販の予定がないことと、3月に発売されたシリーズ最新作「あつまれ どうぶつの森」に対応しているということ。
6月上旬には再販される予定だが、現在Amazonをはじめとしたオンラインショップでもすべて完売し、プレミアムの付いた転売価格で取り引きされている。そんな中、ネット上で深刻な問題になっているのが「どうぶつの森 amiibo カード」の偽造品。主に海外版の偽造カードが、フリマアプリなどで高値で販売されている。
「どうぶつの森 amiiboカード」は、任天堂公式のキャラクターフィギュアamiiboの機能をカードに封入したもので、「どうぶつの森 amiibo カード」は第1弾から第4弾まで存在し、全400種類、400人分の住人が用意されている。さらに、「あつまれ どうぶつの森」でamiiboカードを使うことで、自分の島に引っ越してきて欲しいお気に入りの住人を招待することができる。
偽造品が急増しているのは、「あつまれ どうぶつの森」での需要が高まったことが背景にある。実際にフリマアプリなどを見ると、「どうぶつの森」シリーズで人気がある住人「ジュン」の海外版「どうぶつの森 amiibo カード」も販売されており、その中には偽造品も紛れていることが確認できる。
現在、コピー品が出回っていることは、SNSなどでも注意喚起のため拡散されている。本稿でも、ネット上で呼びかけられている正規品の見分け方の一例をご紹介したい。偽造品の売買は違法行為となるので、誤って正規品と混同している偽造品を購入することのないよう、十分注意していただきたい。
正規品と偽造品の見分け方
正規品は日本版と海外版ともに紙製となる。それに比べて偽造品はプラスチック製。さらに、表面の誕生日の日付表記が逆転しているなどの特徴がある。ジュンのカードでは誕生日である9月29日の表記が、正規品では「9/29」、偽造品では「29/9」と記載されている。
さらに注意したいのが、偽造品を出品販売している場合、正面の写真を1枚しか掲載していない場合もある。そして実際に「あつまれ どうぶつの森」のゲーム画面とカードを並べて、あたかも住人を呼び出してるよう装っている写真も存在する。そのため、闇雲に海外版を購入するのは控えるようユーザー間で情報共有されている。
【偽造品の特徴】
■カードが紙ではなくプラスチック製
■表面の誕生日の表記が「日(DD)/月(MM)」になっている
ニンテンドーストアでは、「どうぶつの森 amiibo カード」を6月上旬に再々販すると予告されているので、多くの人が日本製の正規品を購入できるようになることを祈るばかりだ。そして、写真だけでは判断しにくい悪質な偽造品にはくれぐれも十分注意していただきたい。