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Switch「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」本日発売

収録全タイトルがオンラインランキングに対応

3月26日 発売

価格:
【通常版】
5,200円(税別)
【特装版】
16,800円(税別)
CEROレーティング:A

 タイトーは、Nintendo Switch用シューティング「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」を3月26日に発売する。価格は5,200円(税別)。

 本作には、1978年に同社が開発・発売したシューティングゲーム「スペースインベーダー」をはじめ、1970年代からこれまでに発売された多数のシリーズ作品の中から代表的な関連6タイトル8バージョンを収録している。さらに、9バージョン11タイトルが収録され、特典が付属する「特装版」も同時発売される。価格は16,800円(税別)。

【「スペースインベーダー インヴィンシブルコレクション」PV】

収録タイトルを紹介

「スペースインベーダー (オリジナルバージョン)」(1978)/アーケード

 画面上部から弾を撃ちながら侵略してくるインベーダーを、自機を操作し倒していくシューティングゲームの元祖。双方向からの攻撃という当時としては斬新なゲーム性が特徴だ。稼働初期の白黒モニター用スコア4桁バージョン。

「スペースインベーダー (カラーバージョン)」(1978)/アーケード

 初期の白黒バージョンではスコアが4桁しかなく、9,990点に到達するプレーヤーが続出した。そのため、このバージョンからスコアは5桁対応となった。「名古屋撃ち」、「レインボー」などの裏技も話題を呼んだ。カラーモニター用バージョン。

「スペースインベーダー・パート2」(1979)/アーケード

 撃つと分裂する新たなインベーダーや500点UFO、インベーダーの増援などの新要素が追加され、前作ではバグだったレインボーという技が公式な仕様となり、ボーナスが入るようになった。国産ゲーム史上、初めてネームエントリーが導入されたゲームと言われている。

「マジェスティック トゥエルブ」(1990)/アーケード

 アーケードとしては4作目となる「スペースインベーダー」シリーズ。2人同時プレイが可能になった他、ステージがゾーン分岐するようになり、ボスも登場する。UFOを撃墜するとアイテムが出現し、ビームやレーザーを発射したり、時間を止めたりすることができる。UFOから牛を守るボーナスステージが当時話題を呼んだ。

「Super Space Invaders '91」(1990)/アーケード

 マジェスティック トゥエルブの海外版として、主に欧州や北米で親しまれたバージョン。
国内版ではゲーム進行によりステージが分岐するが、本作ではステージ展開は一本道となっている。

「スペースインベーダーエクストリーム」(2018)/STEAM」

 「スペースインベーダー」30周年記念作品としてリリースされた作品。今回は2018年版である「スペースインベーダーエクストリーム for Steam」をベースに収録されている。

 基本ルールは従来の「スペースインベーダー」を踏襲しながらも、BGMとショット音が連動するインタラクティブサウンドと、スタイリッシュなビジュアルがシンクロする爽快感が特徴。インベーダーを撃墜した順序によってFEATURE(役)が成立し、アイテムやミニゲームが発生するため、戦略的な遊び方もできる。

「スペースインベーダー ギガマックス 4 SE」(2018)/リアルイベントで稼働

 「スペースインベーダー」40周年記念イベント以降、日本国内の各地で稼働している、世界初の多人数同時プレイが可能な「スペースインベーダー」。多彩なフォーメーションで侵略してくるインベーダーを撃墜して最速クリアを目指す。

 本作は、最大4人が同時に遊べる「4 SE」バージョンとして、新たにステージやギミック、タイトーサウンドチーム「ZUNTATA」による新規書き下ろしBGM、協力プレイ時に使用できる合体技などが追加されている。

「アルカノイド vs インベーダー」(2016)/Android・iOS

 「スペースインベーダー」とブロック崩し「アルカノイド」を融合したゲーム。インベーダーが繰り出す攻撃をバウスではね返し、その弾で敵やブロックを破壊する。全150ステージ×2つのモードを、パワーアップや援護射撃など20種類以上の様々なスキルを駆使してクリアしていく。ハイスコアを競うランキングモードやアチーブメントの達成でゲーム内の報酬がもらえるなど、やりこみ要素も多数搭載されており、スマホのタッチパネル操作のみで遊べる。

特装版のみに収録されているタイトル

「スペースインベーダーDX」(1994)/アーケード

 オリジナルの「スペースインベーダー」を楽しめるモードや対戦モードに加え、同社ゲームのキャラクターが多数登場するパロディモードを搭載。「バブルボブル」、「アルカノイド」、「ダライアス」、「奇々怪界」などステージごとにタイトルが入れ替わり、インベーダーや自機、背景などがそれぞれのタイトルのキャラクターやイメージに変化する。

「スペースサイクロン」(1980)/アーケード

 「スペースインベーダー」シリーズではないが、同じ基板を元に、「スペースインベーダー」の生みの親である西角友宏氏が手掛けたシューティングゲーム。

 流星にワープしながら波動砲を発射して進撃してくるベーム(昆虫サイボーグ)、稲妻のようなサイクロン砲を放つ敵ロケットやUFOを、ロケット砲を操作して倒すのが目的。デジタル化された音声サンプリングが使用された、初期の「しゃべる」ビデオゲームの1つでもある。

「ルナレスキュー」(1979)/アーケード

 「スペースインベーダー」ブームの後、西角氏が「スペースインベーダー」と同じハードウェアを使い開発した作品。救助船を操作して流星を避けながら月面へ降下する着陸ゲームと、UFOと戦いながら母船へ戻るシューティングゲームを繰り返し、月面に取り残された宇宙飛行士6人全員を救助するのが目的。逆噴射を使いすぎると燃料切れとなってしまう。デモ画面にインベーダーがゲスト出演する。

機能を紹介

オンラインランキング対応

 全てのタイトルがオンラインランキングに対応。チャレンジモードのスコアも競い合うことができる。

チャレンジモード搭載

 アーケードゲームとして登場したタイトルには、チャレンジモードを搭載。タイトルごとに異なるミッションにチャレンジできる。ただし、「Super Space Invaders '91」を除く。

映像のカスタマイズで懐かし画質と最新画質を選択できる

 画面回転(縦画面タイトルのみ)やスクリーンサイズの変更、ブラウン管風画質を模したスキャンラインの追加が可能。懐かしい当時の雰囲気でアーケードタイトルを楽しめる。※アーケードタイトルのみ対応。

クイックセーブ&ロード機能

 クイックセーブ&ロード機能を搭載。当時クリアできなかったステージもセーブ&ロードで繰り返し練習できる。アーケードタイトルにのみ対応する。

特装版の同梱特典を紹介

スペースインベーダー インヴィンシブルボードゲーム

 本作オリジナルの、スペースインベーダーをモチーフにしたボードゲーム。「SPACE INVADERS - THE BOARD GAME」とは異なる内容となる。

スペースインベーダー公式資料集

 当時を振り返るインタビュー記事やインベーダーのこれまでの軌跡を記した公式資料集。

巾着(タイトー集金袋風)

 当時タイトーのゲームセンターで使用していた集金袋をイメージした巾着。

復刻インストラクションカード(5枚)

 ゲーム画面の脇に掲示されていた説明書、「インストラクションカード」を復刻。元祖「スペースインベーダー」のほか計5枚が付属する。