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第2回全国高校eスポーツ選手権「LoL」部門、準決2戦目はクラーク記念国際が制す

ジャングルが素晴らしいゲームメイク。決勝はクラーク記念国際vsN高に

12月28日、29日開催

会場:EBiS303

 「第2回全国高校eスポーツ選手権」の「リーグ・オブ・レジェンド」(Riot Games)部門の決勝大会、準決勝2試合目はクラーク記念国際高等学校 秋葉原ITキャンパス「Yuki飯食べ隊」(東京)と豊田工業高等学校「豊工LOL組」(愛知)が対決。クラーク記念国際が勝利した。

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トーナメント表
戦いに臨む両チーム

 クラーク記念国際は元LJLプレイヤーであるYuiki選手がコーチを務めており、ジャングルであるFunahwi選手中心のチーム。対する豊田工業は初出場・初優勝を目指すチームで、予選大会では厳しく激しい試合を勝ち抜いてきた。豊田工業はMidレーナーのUniguri選手がチームの中心のため、クラーク記念国際のFunahwi選手がどうMidにプレッシャーをかけるかが注目された。

 試合は開始直後、MidにFunahwi選手が介入。Nanabito選手の見事なダメージ計算もありUniguri選手をキル、その約3分後にも再びMidガンクに成功、Topでもponkotu23選手が相手をキルし、クラーク記念国際が有利を作ると、その後もFunahwi選手がゲームを支配。味方と共に敵のジャングルに入っていき小規模戦で勝利するなど大活躍だった。

Funahwi選手は序盤から圧力をかけられる「エリス」、Uniguri選手は守備的なピックで「ライズ」を選択した。「エリス」はNanabito選手のピックした「レネクトン」との相性が抜群。このピックが脅威となった

 中盤にはクラーク国際が集団戦でエースをとり、その後も圧倒的な強さを見せた。序盤にジャングラーが有利を作り、それを手放さずに試合を決め切るというお手本のような試合運びでクラーク記念国際が勝利し、決勝に駒を進めた。決勝はクラーク記念国際とN高の試合となる。

終盤、豊田工業も相手が見せた一瞬の隙を付き有利な集団戦を起こすも、クラーク記念国際のADCのNephlen選手が見事なプレイを魅せて勝利した