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「龍が如く7 光と闇の行方」×「REEASTROOM」コラボイベントレポート

部屋にあるもの全部ぶっ壊しまくり! ゲームの中の非日常の破壊体験が楽しめる

【龍が如く7 光と闇の行方】

2020年1月16日 発売予定

価格:8,390円(税別)

プレイ人数:1人

CEROレーティング:D(17才以上対象)

 セガゲームスは、2020年1月16日発売予定のプレイステーション 4用ドラマティックRPG「龍が如く7 光と闇の行方(以下、龍が如く7)」において、「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに!!」をコンセプトにした新感覚のエンターテイメント施設「REEASTROOM(リーストルーム)」とのコラボレーションを実施する。

 「REEASTROOM」は「本能的自我を表現する空間」というコンセプトの元、“やってはいけないことができるテーマパークの創造”をビジョンに、物が壊せる「BREAK ROOM」、壁いっぱいに自由に落書きができる「FREE ART WALL」、暗闇で物が壊せる「NEON SMASH」、斧が投げれる「AXE THROWING」、誰でも交流できるカフェ&バー「REEAST ROOM BASE」が併設されている。

 このコラボレーションにより、ゲームの世界で繰り広げられる「破壊行為」という非日常体験を、「リアルな体験」を通して味わうことができる。コラボレーションのお披露目にあわせて「龍が如く7」で主人公の春日一番役を務める中谷一博さん、本作のチーフプロデューサーの横山昌義氏が訪れ、実際に破壊体験を行なったのでレポートをお届けする

日常ではできないことを体験できる「REEASTROOM」

 まずは「REEASTROOM」を運営しているBrickWallの代表取締役副社長の各務善城氏より、本コラボや施設についての案内があった。

BrickWallの代表取締役副社長の各務善城氏。物を壊すだけではなく斧を投げたりボウガンを撃てるスペースもある

 「REEASTROOM」は「Release of Beast(野獣の解放)」の略から取っていて、そういった「やってはいけないことを、より楽しく、よりFUNNYに!!」をコンセプトにした
日常では体験できない、やってはいけないことを体験できる施設になっている。

 「龍が如く7」とのコラボレーションでは「物が壊せる"BREAK ROOM"」の破壊部屋の内装に、「龍が如く7」の特別ラッピングが施され、BGMも「龍が如く7」の楽曲が使用されている。ここで破壊体験を行なうとオリジナルのステッカーが、カフェ&バーでドリンクを注文するとオリジナルのコースターがもらえる。

 各務氏によると本施設がオープンしたのが2019年5月1日、コラボレーションのオファーがあったのはオープン直後の6月頭だったという。オファーがあった時は驚きがありましたが「龍が如く」シリーズのプレイ経験もあったので「納得感もありました」と話す。

 日本では初上陸の施設なので北は北海道から南は沖縄まで、もちろん海外から訪れる利用者もいるとのことだ。地理的にも浅草のほど近くなので東京観光の1つとして楽しんでいる利用者が多いのだという。

 弊誌の読者にも「物を壊して、落書きをして、ドリンクを楽しみながら写真を撮ったり、斧を投げたり……と半日以上遊べる施設になっていますし、秋葉原にも近いのでぜひ遊びに来ていただければと思います」とコメントしてくれた。

春日一番になりきり思い切りクラッシュ!中谷さんと横山氏によるデモンストレーション!

 続いて中谷さんと横山氏のショートインタビューが実施された。

左が春日一番を演じる中谷一博さん、右が本作のチーフプロデューサーの横山昌義氏

――今回のコラボについて一言お願いします。

横山氏:「REEASTROOM」さんは日常ではできないことをやるという施設で、「龍が如く」シリーズは実在の繁華街を再現した街で現実ではできないことをやるというゲームですので、そういう共通点から今回のコラボに繋がりました。

――中谷さんは一足先に体験されたそうですが、率直な感想を教えていただけますか。

中谷さん:初めての体験で、力をあんまり入れなくてもお皿って割れるんですね。思いっきりやらなくても割れるので「割っちゃった」ではなく「割ってやったぜ!」という新しい解放につながると思います。

 まさに非日常的な体験でスカッとしましたね。「龍が如く7」でやれることでスカッとできる方なら、ゲームをプレイしてもスカッとできるはずなので、ぜひプレイしてほしいですね。

――今後春日一番を演じるときに影響はありそうですか?

中谷さん:アクションシーンとかは変わるかもしれません。最初の職業では春日一番は「ヤクザカリバー」というバットを持って戦うのですが、バットを持って行なうアクションというのがあんまりイメージがなかったので、今回の体験で必殺技の掛け声などは変わるかもしれません(笑)。次がある時は役作りに活かしたいと思います。

横山氏:でもそういう体験を知ってそうなくらい、良い演技をしてくれました。春日一番の固有職業の勇者の武器がバットなんですよ。ですのでバットがこれまでの作品の中でもフィーチャーされていて、最強の武器もバットだったりするので、ぜひバットで体験してほしいですね。

――実際に叫んだりしながら壊しましたか?

中谷さん:まだおっかなびっくりという感じで叫んだりできなかったですね。デモンストレーションでは皆さんを怪我させない程度にやりたいですね。

横山氏:中谷さんはストレスを溜めがちなんで、音声収録で発散してるんですよ(笑)

――ということは春日一番の声にも中谷さんのストレス発散の思いもこもってるのでしょうか。

横山氏:こもってると思いますよ(笑)

中谷さん:日常で「おらぁ!」とかって叫ぶことってないじゃないですか、乱暴な言葉も使わないですし(笑)



――今回はかなり衝撃的なコラボでしたが、他にもインパクトのあるコラボの計画があれば教えて下さい。

横山氏:もちろん様々なコラボレーションを予定しています。もはやコラボレーションをやりすぎてどれが衝撃的なのかわからないほどです(笑)。「龍が如く」を作っていてラーメン食べたりスイーツを食べたり……と全国津々浦々で色んなことをして、メディアに取材されてということをやってきたので、それが龍が如くの特徴だと思うんですよね。

 ゲームを作ってるだけで非日常を常に体験しているような状況で、自分が会社に1週間居るほうが驚くような状況です(笑)。もちろんまだ発表していないコラボレーションもありますので、今後の発表にご期待いただければと思います。

 その後中谷さん、横山氏によるデモンストレーションが実施された。中谷さんは春日一番の声で「大ヒット祈願だこの野郎!」と叫びながら破壊するパフォーマンスでメディア陣を湧かせていた。横山氏もこちらのカメラを気遣いつつも思いっきりバットを振り抜いていて派手な破壊を見せてくれた。

中谷さんは「大ヒット祈願だこの野郎!」と叫びながら鏡を破壊!
横山氏は美しいフォームで人形の頭を吹き飛ばす!
※ 写真撮影のためヘルメットを外しています。実際のプレイには、専用のつなぎとヘルメットの着用が必要となります。

 「龍が如く7」と「REEASTROOM」のコラボレーションは2019年12月5日から2020年1月31日まで。予約は必須ではないが、土日祝日などは混み合うとのことで可能であれば予約して来場することをおすすめする。非日常かつゲームの中でしか体験できないような貴重な体験ができるので、ぜひコラボレーション期間中に訪れてみて欲しい。

コラボレーション期間は登場人物の春日一番や真島吾朗のジャケットや、ヘルメットをかぶって写真を撮ることができる
中谷さんが春日一番のジャケットを来てヤクザカリバーを構えてくれた
ちなみに筆者も金属バットでガラス瓶を破壊する体験をさせていただいたのだが、まず「ガッシャーン!」という強烈な音が衝撃的で最初はおっかなびっくりだった。2回目は思いっきり振り抜くことができ、非日常で爽快感がある体験だった。ゲーム内ではガラス瓶が割れるどころかもっと過激な破壊が行われているので、改めてキャラクターたちすごいなと思った次第だ