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この写真、どれが“リアル”なポケモンでしょう? 「Pokemon GO Fest in Yokohama」体験レポート

ポケモンが「確かにそこにいた」と感じるARの仕掛けが秀逸!

8月6日~12日

場所:横浜みなとみらいエリア

 8月6日から12日まで開催されているスマートフォン用RPG「ポケモンGO」のイベント「Pokemon GO Fest in Yokohama(ポケモン GO フェスト イン横浜)」。弊誌では、速報をお届けしているが、本稿では実際に体験した様子をお伝えしたい。

 会場となったのは山下公園、赤レンガパーク、臨港パークの3つ。今回はこのうち臨港パークでの参加となった。

臨港パーク入り口

 イベントとしては「Pokemon GO Fest in Yokohama」独自のスペシャルリサーチをこなしていく……という流れで進めていくのだが、昨年横須賀で実施された「Pokemon GO Safari Zone in YOKOSUKA」とだいぶ趣は異なっていた。

 まず、エリア内に“リアルポケストップ”や記念撮影スポット用のパネルが用意されていること。そして「海のエリア」、「雪のエリア」、「空のエリア」と名付けられたポケモンたちのオブジェが存在している点。しっかりとリアル側からも「ポケモンGO」のイベントであることをアピールすることで、現地に行ったからこその楽しさを生んでいた。

リアルポケストップのある風景
花飾りピカチュウ。ゲーム内にも登場する
ウィロー博士はじめ、3人のチームリーダーのパネルが設置されていた
ペラップ
歴代「ポケモンGO」のトップ絵
記念撮影パネル1
記念撮影パネル2
記念撮影パネル3
海のエリア
雪のエリア
空のエリア

 またスペシャルリサーチの項目として「思い切ったな」と思ったのは、その中に「新しくフレンドを作る」が含まれていたこと。要は、イベントに集まった人に声をかけ、新たにフレンドを作りなさいというものである。

 筆者はあまり積極的に人に声をかけるタイプではないので一瞬ハードルを感じたのだが、よく考えればこうした「ポケモンGO」イベントに集まる人たちがこの主旨を理解しないはずがない。そう思い直して声をかけたところ、実にあっさりと、そして快くフレンド申請を受け入れてくれた。みなさんとてもいい方で、本当に助かった。

臨港パークでのゲーム画面。ポケモンが信じられないくらいに入れ食い状態となる
一瞬「ぐっ……」となった「2人とフレンドになる」

 しかし、本当の「Pokemon GO Fest in Yokohama」らしさはこの後にやってきた。というのも、さきほどの「海」、「雪」、「空」のエリアの近くで、ポケモンのAR写真を撮るというスペシャルリサーチが発生したからだ。

 このそれぞれのエリアにはポケモンのオブジェがあるのだが、面白いのはAR上に作られるポケモンと、リアルなポケモンがほぼ同スケールになっていること。たとえばユキワラシのオブジェの前でARユキワラシを撮ったのだが、スケール感が一緒なのでどちらもリアルなものとして見えてくる。見れば見るほど、ARのポケモンが「確かにそこにいた」かのような感覚になってくる。ごく簡単な仕掛けながら、ポケモンの世界に入り込んだような体験で、非常に興味深かった。

オブジェの前で撮影したAR写真。ちなみにこれ以外にもスペシャルリサーチはあるが、それは参加者ならではのお楽しみとしたい

 ちなみに「Pokemon GO Fest in Yokohama」の参加には事前の登録が必要となっているが、エリアへの入場そのものは誰でも可能だ。エリア一帯はポケモン色にあふれているので、それだけでも行ってみる価値はあるだろう。期間は8月12日までなので、機会があればぜひ現地を訪れていただきたい。

8月6日の現地は劇的に暑かった。パーク入口には給水所が設置されていた
フードトラック
フードトラックではアイスやドリンクを注文できる。かわいいので大人気だった