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コーエーテクモゲームス、「三國志14」の公式サイトとティザー映像を公開

「土地」を制する者が天下を制す!「1枚マップ君主制」を採用

今冬 発売予定

価格:未定

CEROレーティング:審査予定

プレイ人数:1人

 コーエーテクモゲームスは、今冬に発売を予定しているプレイステーション 4/Windows用歴史シミュレーション「三國志14」の公式サイトとティザー映像を公開した。価格は未定。

 2016年に発売された「三國志13」から約4年ぶりのナンバリングタイトルとなる今作では、「三國志IX」や「三國志11」の流れを汲む「1枚マップ君主制」を採用。“「土地」を制する者が天下を制す”をコンセプトに、1枚マップを細かい土地で区切り、ひとつひとつの土地を奪い合うことで、自由な戦略の組み立てを可能にしている。土地の奪い合いは色の塗り合いで表現される。これにより一見複雑な戦略要素を色の塗り合いに単純化。「いかにして自分の色を塗り広げていくか」という、初代「三國志」をも彷彿とさせる直感的で奥深い楽しみを実現する。

 また、それぞれが特徴的な個性を持つ武将たちは、様々な形でその武将ならではの存在感を表現する。勢力の運営にも、そういった個性的な武将たちをいかに活用するかが重要な要素として組み込まれるほか、AIの強化にも力を入れている。

【「三國志14」ティザームービー】

「三國志14」の主な特徴

「戦線」を描いて、大陸全土を自分色に塗り尽くそう

 本作では1枚マップを細かい土地で区切り、ひとつひとつの土地を収入基盤で補給線でもある「戦略単位」としており、その奪い合い=「戦線」の構築と破壊が戦略の肝となる。各勢力は都市の支配領域や国境にとらわれることなく自由に「戦線」を広げ、ありとあらゆる手段で自分の土地を守りながら、敵の土地を攻め崩して勢力を増強していく。

 ゲーム中の土地の奪い合いは、色の塗り合いで表現される。これにより一見複雑な戦略要素を色の塗り合いに単純化し、「いかにして自分の色を塗り広げていくか」が本作の基本的な考え方となる。領地を広げるという快感が、より精緻に、より自由に、より直接的に描写される。

カメラを引き、1枚マップをやや俯瞰で眺める。土地(色)を塗り広げ、戦線を拡大していく

 従来作では、都市を奪うことで勢力を拡大することができたため、都市を巡る「点」の攻防がメインだったが、本作では、勢力拡大は土地の確保にかかっているので、どこに前線を定めるか、どの範囲まで敵地に浸透するかなど、戦線を押し合いへし合いする「面」の攻防がメインとなる。

進軍フェイズ。曹操隊が呂布の勢力に侵食しながら、白馬を奪取
戦略フェイズ。曹操隊の進軍先を決めている。中継地点を設定しながら、目標を白馬の占領に設定

シリーズ最高の「個性」を放つ武将たちが登場

 軍事も内政には「同時プロット制」、「担当官制」を採用。武将たちはプレーヤーからの指示を「らしさ」を見せながら解決していく。このとき、武将たちの言動の指針となるのが「個性」だ。

 武将たちはそれぞれ特徴的な「個性」を持ち、その武将ならではの存在感を示して戦況に様々な変化を与えていく。個性を放つ武将たちを束ね、適材適所に配置しながら戦略を描いていこう。また、出陣している武将だけでなく、都市にいる武将たちも能動的に「提案」をしてくることがある。時には戦況を一変させる提案など、軍事や内政等、様々な要素について意見し、プレーヤーの戦略に影響を及ぼす。

展開した曹操軍、劉備軍、呂布軍が激突。戦闘は別画面ではなく、一枚マップ上で繰り広げられる

君主によって千変万化するプレイ感! 「施政」が戦略の選択肢を広げる!

 勢力には、その集団の方向性を決める行政組織として「施政」を設定することができる。「施政」は「組織図」として表現される。「組織図」に武将をセットすることで、勢力は独自の効果やコマンドを獲得できる。「組織図」の構成は君主の「主義」によって異なるため、君主によってプレイ感は様々に変化する。また、同じ勢力でも、プレーヤーがどのような「施政」を成すかによって、採れる戦略は千変万化となる。武将たちを駆使して勢力をカスタマイズし、自分だけの戦略を描いていくのが本作の醍醐味となる。

【曹操】
魏王。黄巾の乱に際し、騎都尉として討伐に参加して頭角を現した。董卓の死後混乱する大陸を縦横し、大国・魏の礎を築き上げる。死後に武帝と追尊された
【劉備】
蜀漢の初代皇帝。前漢の中山靖王・劉勝の末裔とされる。義勇軍を結成して黄巾賊討伐に参加、各地を転戦し、ついには三國の一方を占めた。蜀漢昭烈帝
【孫権】
呉の初代皇帝。孫堅の次男。兄・孫策の急死でその座を継いだ。赤壁の戦いでは曹操の大軍を相手に勝利する。229年帝位について呉を建国した。呉大帝