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「三國志14」戦闘の詳細情報を公開! 東京ゲームショウに試遊台を出展
都市の制圧「点の支配」にくわえ「面の支配」が重要に
2019年8月30日 15:32
コーエーテクモゲームスは、今冬に発売を予定しているプレイステーション 4/Windows用歴史シミュレーション「三國志14」について、戦闘に関わる“戦線”や“土地の奪い合い”の詳細情報を公開した。
合わせて、9月12日より幕張メッセで開催される東京ゲームショウ 2019 に本作の試遊台が出展されることを明らかにした。
“点”から“面”へ、新たな戦略を生む土地の奪い合い
(1)肥沃な中原、雄大な大河、リアルな1枚マップで描く中国大陸
本作では広大な中国大陸をリアルな1枚マップで表現。肥沃な大地が広がる中原、険しい山々が連なる巴蜀、雄大な長江が流れる江南など、それぞれ特徴的な地域を美麗なCGで描き出している。
広大な1枚マップには46の都市が点在し、約340の地域に区分けられ、それぞれの地域に中心となる「府」がある。地域は細かな土地の集合体であり、一部を除き全ての土地が都市の収入に影響している。
土地の支配がそのまま国力に直結するため、これまでのシリーズ作品とは異なり、都市の制圧(点の支配)に加え、いかに土地を占領していくか(面の支配)が重要となる。
(2)拠点の制圧か、面を広げるのか、ゆくえを左右する“戦線”の駆け引き
都市は複数の地域で構成され、付随する地域から「府」を通じて収入を得ている。各地域の収入は、その地域の開発度合いと、占有率(地域の色塗りの割合)によって増減する。
敵地域に部隊を展開し、その地域における敵勢力の占有率を下げれば、間接的に敵都市に入る収入を減らせる。さらに、敵地域の「府」を奪えば、その地域の支配権を奪い、得られる収入を自勢力のものにすることもできる。
敵都市を攻める際は、一気に敵の都市を叩くのが手っ取り早いものの、部隊が孤立しやすく、敵の反撃も厳しくなる。状況によっては、敵都市に属する地域に少しずつ侵攻し、敵都市の収入を削いで戦局を有利にしていくことも重要だ。
不意を突いた一気呵成の進軍で都市を制圧するのか、じわじわと侵攻して戦略的有利を築き上げていくのか、プレーヤーの描く戦線次第で展開は大きく変化する。
また、地域の「府」を制圧し支配権を得ることは、収入だけではなく、出陣中の部隊にも影響する。出陣中の部隊は、その部隊がいる地域に隣接する地域が自勢力の支配下にある場合、それらの地域から支援を受け、戦闘力が向上する。
そのため、隣接地域を支配下におさめながら行軍することで、より有利な状態で戦闘することができる。ただし、敵も同じ条件のため、部隊のいる地域に隣接する地域の府を奪われると、逆に敵が隣接支援効果を獲得して強化される。地域の奪い合いは収入面だけではなく、戦闘にも大きな影響を与える重要な要素となる。
(3)戦線維持や行軍の要“兵站”が生み出す新たな戦略
出陣中の部隊は、出陣元の都市と自勢力が支配する土地で繋がっていれば、「兵站」つまり補給線が維持された状態となり、都市からの補給を受けて十全に戦うことができる。しかし出陣元の都市との接続(土地の繋がり)を断たれると、部隊は「兵站」が切れて弱体化、状態異常に陥る。また、武将の個性によってはさらに大きな影響を受ける。補給線の確保は戦線を維持する上で非常に重要となる。
敵に強力な部隊がいる場合、移動速度の速い別働隊で上手く敵の「兵站」を切断し、弱体化させてから戦いを挑む、といったような戦略も有効となる。史実に名高い「官渡の戦い」や「街亭の戦い」など、兵站が戦局を大きく左右した戦いをプレーヤーの手で再現し、自軍を勝利に導くこともできるようになる。
TGS2019 にプレイアブル出展!
9月12日から9月15日まで、幕張メッセで開催される東京ゲームショウ 2019に、プレイデータ収集版がプレイアブル出展される。プレイデータ収集版をプレイした人にはオリジナル缶バッジが贈られる。
また、「三國志」シリーズの生みの親であるシブサワ・コウ氏と本作の越後谷プロデューサーが登壇するステージイベントも予定されている。
□東京ゲームショウ2019 特設サイト
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