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TRPGの世界を再現したPS4向けRPG「Call of Cthulhu」、オーイズミ・アミュージオから発売決定!
2018年10月30日 11:31
オーイズミ・アミュージオはCyanide Studioが開発した「クトゥルフ神話」をモチーフとしたRPG「Call of Cthulhu」のプレイステーション 4版を2019年春に発売すると発表した。詳細は改めて告知されるという。
「クトゥルフ神話」は、1920~30年代に活躍した作家H・P・ラグクラフトの作品を元に、彼の友人であるオーガスト・ダーレスにより体系化、その後様々な作家が参加していく中作られた架空の神話である。その魅力的な世界は様々な作品に活用されている。日本でも作家がモチーフに使っており、ファンはその“原典”を求めてラグクラフト小説を読んでいる。本作の世界観をテーブルトークRPG(TRPG)にしたケイオシアムというメーカーの「Call of Cthulhu」は、現在TRPGの大きなジャンルとして人気を集めている。
今回国内販売が明らかになった「Call of Cthulhu」は、ケイオシアムのTRPGを再現すべく開発されたRPG。第1次大戦で心の傷を負った探偵のエドワード・ピアスはボストンの海岸から離れた孤島へと向かう。彼はこの島に住むホーキンス一家の調査を依頼されたのだ。その探索はやがて「クトゥルフ神話」の提示する“コズミック・ホラー”へと繋がっていく……。
「Call of Cthulhu」は探索要素の強いRPGとなる。TRPGの要素を活かし、戦闘よりも基点と謎解きで進んでいくゲーム性や、TRPGならではの精神の状態を表現する“正気度”の導入など、ファンの心を掴み、ホラーゲームに新しい要素を導入するチャレンジが行なわれている。これまではパブリッシャーが決まっていなかったが、公式ページでは日本語もサポートしており、ファンの期待を高めていた。海外版は10月30日発売だが、日本版の発売が楽しみだ。