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「ドラゴンクエストビルダーズ2」“水を出し入れする”新システムなどを公開

各地の住人は「からっぽ島」に連れ帰れるように!

9月20日~23日 開催

場所:幕張メッセ

 スクウェア・エニックスは9月22日、プレイステーション 4/Nintendo Switch用ブロックメイクRPG「ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島」(DQビルダーズ2)において、「水を自由に出し入れする」システムなどの最新情報を公開した。

 これは東京ゲームショウ 2018で実施したステージイベント「『ドラゴンクエストビルダーズ2 ビルダーズスクール』 課外授業」の中で発表されたもの。登壇したのは、スクウェア・エニックスの藤本則義プロデューサー、白石琢磨プロデューサー、そして集英社 Vジャンプ編集部のサイトーブイ氏。MCはタレントの福島蘭世さんが務めた。

左から、MCを務めたタレントの福島蘭世さん、スクウェア・エニックスの藤本則義プロデューサー、白石琢磨プロデューサー、集英社 Vジャンプ編集部のサイトーブイ氏

 ステージでは「DQビルダーズ2」の概要を改めて紹介したあと、白石氏によってステージ「モンゾーラ」がプレイされていった。これはTGS2018で展示されている試遊版と同じ内容。「モンゾーラ」は農作物を育てられない腐った土に覆われているが、希望を捨てていない青髪のメガネ少女「チャコ」は主人公に農園作りを依頼する、というものだ。

 白石氏はチャコら住民らが畑を耕したり水やりをしてくれる様子や、シドーが敵と戦ってくれる様子を紹介しながら、「本作では仲間が大きなポイントになっている」と説明。ほかにも前作にも登場した「設計図」をもとに施設を作っていく要素なども紹介した。

腐った土に覆われた「モンゾーラ」。残されたわずかな「けんこうな土」を耕してキャベツを作る。耕すこと、水をやることはチャコが自動でやってくれる

ここから初公開情報ラッシュ!

 白石氏はさらにここから、最新情報として「同じモンゾーラだけどもう少し進めた違う場所」のシーンを紹介。そこは雨が降る湿地帯で、プレイ開始時点では犬を連れていた。以下では白石氏がその後紹介した注目ポイントをまとめてご紹介する。

犬はタネの場所を教えてくれる

 犬はあとを付いてくるだけでなく、地中にタネが埋まっている場所を教えてくれる。犬が吠えると地面が光って、そこから「キビのたね」が手に入った。

ここほれワンワン、というやつ。非常に優秀なお犬様だ

ファストトラベルがある(ルーラではない)

 今作では全体マップが登場。全体マップから見られる特定の場所に、瞬時に移動できるようになった。ただし特に「ルーラ」という説明や効果音はなかった。

全体マップから場所を選んで、ファストトラベル。あっという間に移動できる

住人のミミズが畑の土をきれいにしてくれる

 ミミズの住人が畑に潜ると腐った土もろともきれいになって、畑全体一面で農作物が育てられるようになる。

麦わら帽をかぶったミミズの活躍により、腐った土地がすっかりきれいになった

畑に水を張れる

 ビルダー道具の中には自由に水を出し入れできる「かわきのつぼ」というアイテムがあり、これを使って畑に水を張ることができる。タネの中には水を張らないと育たないものがあり、「キビのたね」もそのひとつ。なお水は「かわきのつぼ」によって再度消し去ることもできる。

今作は水も自在に操れる。水を張ることが必須の農作物が登場する

各地の住人は「からっぽ島」に連れて帰れる

 前作ではステージ間で住人は移動できなかったが、「DQビルダーズ2」では各地の住人を拠点となる島「からっぽ島」に連れて帰ることができる。また「からっぽ島」から他の土地へ連れ出して作業を手伝ってもらうことも可能になっている。住人をからっぽ島へ集めて、とことん物作りを楽しめるという狙いだそうだ。

前作では「せっかく仲良くなった住人とお別れするのが寂しい」という意見が多かったという。各地の住人を連れ帰り、「からっぽ島」をとことん充実させられる

パッケージは鳥山明氏描き下ろし!

 ステージの最後に、鳥山明氏描き下ろしによる「DQビルダーズ2」のパッケージ絵が公開された。背景となっている絵にも色々と本作の秘密が隠されている……らしい。

左がパッケージ絵。右が背景のみの絵。個人的には右下のスライムが、丸太の丸みでムニッとなっているところにかわいさを感じる

 ステージで公開された内容は以上。藤本プロデューサーによればまだまだ明かされていない情報が満載らしいので、ぜひ続報に期待したい。