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「MHW」、珊瑚が生い茂り、クラゲが宙を舞う幻想的な新フィールドを公開!
トレイラーに出演したモフモフなモンスターも登場!
2017年9月24日 23:54
遂に東京ゲームショウ最終日となった9月24日、カプコンブースでは4回目の「モンスターハンター:ワールド」ステージが開催された。今回の実機プレイでは新たなステージ「陸珊瑚の台地」と、そこに住まうモンスターたちが一部紹介された。
ちなみに、発表会では毎回最新のトレーラー映像が上映されていたのだが、会場の充実した設備で見ると迫力満点で、見返すたびに新たな発見があった。こちらも是非併せてご覧いただきたい。
新武器のテストにも!トレーニングエリアが追加に
従来の「モンスターハンター」シリーズでは新たな装備のテストや不慣れな武器の練習にはクエストを受けてフィールドに出るか、訓練所などを利用するしかなかった。しかし「MHW」ではトレーニングエリアが実装され、武器の練習はもちろん、表示されるコマンド表に従ってコンボの練習などもできるようになっている。
さらに、トレーニングエリアにはモンスターの肉質を模したタルが設置されており、武器のダメージの通り方やモーションなどの確認までできるようになっている。なお、タルや設備を破壊すると、オトモアイルーが新しいものを持ってきてくれるシーンなどもあり、オトモアイルーにことさら愛着がわくようなニクイ演出も盛り込まれていた。
幻想的な光景が広がる「陸珊瑚の台地」
今回のデモプレイでは、「古代樹の森」、「大蟻塚の荒地」に続き、第3のマップとして「陸珊瑚の台地」でのプレイが公開された。「陸珊瑚の台地」はその名の通り陸生の珊瑚が生息し、陸でありながら海底のようなある種幻想的な光景が広がっている。また、強い上昇気流が渦巻くフィールドで、そうした環境に適応したモンスターが数多く生息しているとのことだ。
ここではチンアナゴのように穴に暮らす「ユラユラ」や、クラゲのように宙を漂う「オソラノエボシ」などが紹介され、珊瑚の産卵シーンにも立ち会うことができた。数多くの光る卵がゆっくりと天に昇っていく様は圧巻で、これまた探索をするのが非常に楽しそうなフィールドである。また、このフィールドに生息する翼竜は群れをつくる習性があり、1匹にぶら下がって移動すると群れが一緒に移動するということも紹介され、同じモンスターでも生息地によって習性が異なるということも明らかになった。
また、トレーラーにチラッと映っていた印象的なモンスターの一部も登場していた。1匹は耳(?)に発光器官を持つ「ツィツィヤック」で、「ランポス」のような姿のモンスターだ。登場時には翼竜の群れに対して強烈な光を放ち、地に落ちた翼竜を捕食するという衝撃的なシーンが見られた。狩猟の際にも同様に閃光を放ってくるので、直視してしまうと行動不能になってしまう。ちょうど「ゲリョス」の閃光を避ける要領で、視線を外すことで回避ができるようだ。
もう1匹はそのモフモフとした可愛らしい姿で印象に残っている人も多いであろう、首周りに空気袋を持った「パオウルムー」だ。姿形と動きはおなじみ「イャンクック」や「ヒプノック」に近いものを感じた。パオウルムーは空気袋を膨らませている際は滞空時間が延びるということで、近接武器で挑むには厄介な相手になりそうだ。背に乗って攻撃をすると空気袋を縮ませることができるので、ジャンプに長けた「操虫棍」が相性が良いのでは、と開発陣は語っていた。
「古代樹の森」でいうところの「リオレウス」のように、「陸珊瑚の台地」における"ヌシ"である「レイギエナ」の姿も見ることができた。レイギエナもヌシであるからして高所に住んでおり、縄張りに入り込んだ相手を排除しようとするという。デモプレイでは翼竜の群れを囮にレイギエナを呼び出し、移動してきたパオウルムーと相対させるシーンも紹介された。やはり生態系のピラミッドでいうとレイギエナのほうが上位に当たるらしく、パオウルムーはダメージを食らいつつ地に落とされてしまっていた。
ここでデモプレイは終了となりレイギエナの攻撃方法など詳細は分からなかったが、ともかく手強いモンスターであることは想像に難くない。こちらも狩猟できる日が待ち遠しいモンスターと言えるだろう。
ステージの最後に、開発チームからは「『モンスターハンター:ワールド』スペシャル体験会 in Autumn」の開催と、「PlayStation 祭 2017」への試遊出展が告知された。概要は以下の通りで、詳細は公式ページにて随時公開される予定となっている。