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「ダイアクロンEXPO 2017」開催! 新製品「ビッグパワードGV」の秘密が明らかに!

7月8日開催

会場:秋葉原ラジオ会館10F イベントホール

入場料:無料

 タカラトミーは、同社が展開中の「ダイアクロン」シリーズの展示イベント「ダイアクロンEXPO 2017」を7月8日に、秋葉原ラジオ会館イベントホールにて開催した。

 今回のイベントでは、現在展開中の「ダイアクロン」の最新製品の展示のほか、「ダイアクロン・クロニクル」として過去に発売されたシリーズや、貴重な資料などが展示された。

 今回の最大の注目ポイントは5つのメカが合体変形する新商品「ビッグパワードGV」。イベントではとそうされた製品見本が出展され、合体変形の仕様も明らかになった。写真を中心に紹介していこう。

5つのメカがあらゆるモードへと合体変形! 「ビッグパワードGV」の仕様が明らかに

 今回のイベントの目玉と言えるのが、現在開発進行中の「ビッグパワードGV」だ。2月のワンダーフェスティバル2017冬では、未塗装の試作品が展示されたのみだったが、今回は本体に塗装が施され、さらに合体変形の仕様なども明らかにされている。

 1981年発売のオリジナルのビッグパワードは3機のマシンによる合体だったが、このビッグパワードGVはなんと5機のマシンによる合体変形となること明かされた。「パワード01~05」のマシンがそれぞれ「スカイパワード」と「ガイアパワード」の2機の大型マシンへと合体し、それらが「ビッグパワードGV(決戦モード)」、「機動要塞モード」、「重戦車基地モード」、「連結巡航モード」、「基地モード」といった様々なモードとなる。さらに付属の「パワードスーツEタイプ(エクストリームタイプ)」との組み合わせで、2種類の「メックモード」にもなるできるという、高いプレイバリューを持っている。

 会場で展示されたのは塗装が施されたビッグパワードGV本体に加え、試作品のパワード01~05、パワード01と02から分離する「ボレットファイター」と「戦闘指令車」」、そしてパワードスーツEタイプなど、同梱されると思われる一式が全て展示され、そのボリュームの大きさをアピールしていた。残念ながら具体的な発売日や価格については発表されなかったが、ファンをワクワクさせる展示となった。

 なおこのビッグパワードGVは、7月30日に開催される、ワンダーフェスティバル2017夏にも出展予定とのことなので、このイベントに来られなかった人は、ぜひそちらで見てみよう。

【ビッグパワードGV】
初めて色が着いた状態で出展されたビッグパワードGV。顔のフェイスガードはオープンするギミックがあるそうだ
ビッグパワードGVを構成するマシン、パワード01~05。それぞれにも変形などのギミックがある
後方左からボレットファイター、パワードスーツEタイプ(エクストリームタイプ)、戦闘指令車。前方の隊員は付属するも
合体モードの1つ「基地モード」。かつてのダイアクロンシリーズを彷彿とさせる基地遊びを楽しめる
メーカーが提示する合体変形モードだけでもこれだけのパターンがある。もちろんユーザーが考える余地もあるだろう
パワード03~05で構成されるガイアパワードは、ダイアバトルスV2を使った「回収輸送モード」も楽しめる
「ビッグパワードGV隊員セット」には、バイクの「ロードヴァイパー」が同梱されるようだ
ビッグパワードGVの合体変形プロセスを演出したPVも公開された

【その他のダイアクロンシリーズ】
参考出品された「ベースコンストラクション(仮)<宇宙ステーションCX-1>戦闘指令ブリッジ」。複数の基地パーツを自由に組み合わせる構想のようだ
パワードシステムの拡張ユニット「ジャイロセプター」(左)と「ダートローダー」(右)は10月下旬発売
会場の中央で注目を集めていた、大量のダイアバトルスV2を使った巨大な作例。ここまでのプレイバリューの高さを持つおもちゃなのだ
過去のイベントで展示されたものや、新規に作られたジオラマも展示されていた。こういう遊び方も面白い
当日の限定販売アイテム「ダイアバトルスV2 ヘッドユニットコレクション」(左)と「パワードシステムCタイプ ソリッドスキャンVer.」(右)。後日タカラトミーモールでも販売予定だ

ダイアクロンの歴史を綴る「ダイアクロン・クロニクル」

 会場の半分を使って行なわれた「ダイアクロン・クロニクル」のコーナーでは、1980年からタカラ時代に展開されたダイアクロンのシリーズにまつわる展示が行なわれた。

 ダイアクロンを象徴する「ロボットベース」をはじめとした、当時発売された製品の実物のほか、それらが入っていたパッケージ、そしてそのパッケージやカタログなどに使用されたアートの実物など、ショーなどの展示では見られない資料的な価値の高い展示物が数多く並べられていた。

【ダイアクロン・クロニクル】
懐かしそうな当時のファンと、昔のダイアクロンを興味深く眺める若いファンの両方が存在していた
隊員やメカと絡める「基地遊び」の楽しさを知らしめた「ロボットベース」や「ロボット要塞X」。今見ても迫力のサイズだ
当時のシリーズが勢揃いした展示。ただ並べるだけでなく、個々のプレイバリューを生かしているのが嬉しい
ダイアクロンと敵対する「ワルダー軍団」のラインナップ。昆虫をモチーフとしたメカも魅力的だ
当時のファンならずとも引きつけられるアートも多数展示された
アートとそれが使われたパッケージを目の前で比較できたのも楽しい
当時のファンならずとも引きつけられるアートも多数展示された
当時放映されたTVCMをまとめたビデオ映像を上映。「ダイア、クロン~♪」のフレーズが懐かしい
「テレビマガジン」で連載された成井紀郎氏によるダイアクロンのコミックの原稿だ
ユーザーに遊ばれてくたびれたダイアクロンに対して「Thank you for hard mission」のメッセージが掲げられた