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【WF2017冬】「ダイアクロン」の新アイテム「ビッグパワード」初公開!
再始動の「アクティックギア」は「ラビドリードッグ」や「ツヴァーク」もラインナップ
2017年2月20日 08:39
2月19日開催の「ワンダーフェスティバル2017冬」のタカラトミーブースには、同社のハイターゲットブランド「タカラトミーホビープロジェクト(TTHP)」のコーナーが設置され、「ダイアクロン」シリーズの最新作や、アクションフィギュア「アクティックギア」のラインナップなどが展示され、賑わいを見せていた。
昨年より新たなシリーズとして「ダイアバトルス V2」や「パワードシステム」などを発売し、ファンから好評を得ているダイアクロンの最新アイテム「ビッグパワードGV」が初公開された。
昨年6月の東京おもちゃショーにて、発売中のパワードシステムと連動できる大型アイテムとして商品化企画中とアナウンスされたもののそれ以降音沙汰がなかったが、このたびその姿が初公開となった。
重装甲ロボ「ビッグパワードGV」。変化球なデザインが魅力
ダイアバトルスV2のスタイリッシュな外観と比較すると、ここのビッグパワードGVは角張った無骨なデザインで、旧シリーズの「ビッグパワード」の「重装甲ロボ」という名称を引きぐようなゴツい体躯が際立っている。
指のミサイル発射口、腰のミサイルなど、武装も充実している。背中、太もも、すね、そして足の裏にはキャタピラがあり、恐らくこれが合体変形時などに接地することとなるのだろう。そして胸部には大きなブロックがあり、ここにはパワードシステムが格納されることが予想される。
会場で対応していたタカラトミーの担当者は、「ダイアバトルスV2が直球(なデザイン)でしたので、このビッグパワードGVは変化球にしました」と話す。具体的な仕様や価格はまったくの未定で、今回はあくまで全身のお披露目のみとのこと。それでも「ダイアバトルスV2と同等、もしくはそれ以上のクオリティは保証します」と話してくれたので、大いに期待しておこう。
ファン待望の「ツヴァーク」がラインナップに! クエントの戦いのセット
一方、2006年から発売された「装甲騎兵ボトムズ」のアクションフィギュア「アクティックギア」も、今年再始動する。
1/48という手のひらサイズのスケールながら、各関節の可動の他、降着ポーズやハッチの開閉なども実現し、人気を得たこのシリーズ。その再始動第1弾として、新規造形の「ストライクドッグ」を含めた「アクティックギア装甲騎兵ボトムズ AG-V18 AT Chronicles I クメンの砲火」が6月に発売予定で、その次の弾になると予想される「アクティックギア装甲騎兵ボトムズ AG-V19 AT Chronicles クエントの戦い」も参考展示された。
ストライクドッグ同様、アクティックギアの過去シリーズでついに発売されなかった「ラビドリードッグ」、「ツヴァーク」、「ベルゼルガDT」と「スコープドッグ レッドショルダーカスタム」のセットでラインナップされている。特にツヴァークは過去にフィギュア化された例がほとんどなく、当時アクティックギアを集めていた筆者にとっても待望のラインナップとなった。
このクエントの戦いのセットの価格がどの程度になるのか担当者に尋ねてみたところ、逆に「いくらなら購入されたいですか?」と返された。前述のクメンの砲火セットが3体で9,000円、1体で3,000円と考えると、4体なら12,000円前後が妥当となるが、そこを10,000円程度ならお得感がありそうだと返答すると、検討材料にするとのこと。
実はこのアクティックギアは「半完成品」という仕様で、このセットに付属するツヴァークを組み立てキットにするという案もあるそうなのだ。価格をを下げるための仕様と予想されるが、試みとしてもなかなか面白く、カラーリングなども含めて一体どうなるのか、続報を待つことにしよう。
なお各セットに同梱される過去に発売済みの機体も、金型は改修されているので、触っているときに外れてしまったようなパーツもしっかりと固定されるような仕様になっているそうだ。