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岸田メル氏が制服のこだわりを語った!「BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣」発表会
主要3キャラクターを演じる声優陣も登場
2017年3月29日 20:27
- 3月30日 発売予定
- 価格:【PS4版】
- 7,800円(税別・通常/DL版)
- 10,800円(税別・プレミアムボックス)
- 16,800円(税別・スペシャルコレクションボックス)
- 【PS Vita版】
- 6,800円(税別・通常/DL版)
- 9,800円(税別・プレミアムボックス)
- 15,800円(税別・スペシャルコレクションボックス)
- CEROレーティング:C(15歳以上対象)
コーエーテクモゲームスのガストブランドは3月29日、「ガスト美少女祭りタイトル『BLUE REFLECTION 幻に舞う少女の剣』発表会」を開催した。
発売を翌日に控えた発表会にて最初に登壇したのは、コーエーテクモゲームスの専務取締役である小林伸太郎氏。「『BLUE REFLECTION』はガストブランドにとって今年20周年を迎える『アトリエ』シリーズに続く柱となるべき新規タイトルであり、ガストの良い部分だけを抽出した作品」とアピールした。
続いてプロデューサーの細井順三氏と、本作ではキャラクターデザインに加えて監修も務めた、イラストレーターの岸田メル氏が登壇。岸田氏を起用した理由について細井プロデューサーは「魅力的なイラストに加え、岸田さんの持つ世界観や空気感をゲームの中で体験したかったため」と明かした。
岸田氏が監修も務めたことについても「岸田さんの持つ明確なビジョンに到達するために、原案やキャラクター設定など、原作の一員としても関わってもらった」と解説。早い段階から、細井プロデューサーと岸田氏がタッグを組んだ結果、生まれた作品だったことが語られた。
続いて、作品ディレクターの高橋梓氏が登場し、改めてゲームの解説が行なわれた。イベントシーンでは空気感をキーワードとして制作を進めてきたことや、絶妙なアングルのカメラワークを楽しんで欲しいといった、本作ならではの見所を紹介。戦闘シーンも、同社が得意とするターン制アクションバトルを採用しており、派手なエフェクトや奥深い戦闘システムも特徴ようだ。
これまで語られなかった開発秘話も飛び出したトークショーも
ここで、白井日菜子役の高田憂希さん、司城夕月役の高野麻里佳さん、司城来夢役の奏佐和子さんの3人が登場。華やいだ雰囲気の中、細井プロデューサーと岸田さんも交えたトークショーへと移った。
最初に主役3キャラクターの解説が行なわれ、高田さん演じる日菜子は黒髪ショートの正統派主人公。ただ元気なだけでなく、物語冒頭で怪我のためバレーを断念するという挫折から始まるので、物憂げな可愛さを持つキャラクターとしてデザインしたと岸田氏が説明。
彼女たちが着ている制服のデザインも、他のゲームとの差別化を図りつつも現実の制服から離れたくないという想いで、現在の形に落ち着いたとのことだった。ここで強調されたのは、胸当てを無くして、見えるべきところが見えるデザインになっているという点。丈も、背伸びをするとおヘソや背中が見えたりするそうで、登壇した3人の声優陣からは口々に「可愛い!」、「実際に着てみたい!」との感想が飛び出した。
次に取り上げられた高野さん演じる夕月は、見た目通りに元気いっぱいの女の子で、年下だけれども日菜子を引っぱる存在のキャラクター。高野さんの声を聞いた段階で夕月にピッタリと思い、声に合わせてキャラクターの表情を変えたりもしたとのこと。さらに、高野さんは現場で、周りから見たら険悪な雰囲気になっているのではと思われるほど、真剣に議論しながらキャラクターの構築に加わり、音声の収録を行なったエピソードも明かされた。
奏さん演じる、見た目がお淑やかな感じの来夢は、実はドライで現実主義者。岸田さんは、設定を作った側として演じるのはすごく難しいキャラクターだと思っていたため、奏さんの演技でなければダメだったと断言。ドライだけれども、ドライ過ぎない演じ方が完璧だったと、岸田さんは奏さんの役作りに太鼓判を押していた。
ここで、彼女たち3人が戦うために変身する魔法少女“リフレクター”のコスチュームイラストの解説が岸田氏から行なわれたが、ゲストの3人からは「魔法少女と聞いていたのに露出が多い!(笑)」との意見が。
さらに、岸田氏が「夕月と来夢はレオタード風ですが、プロデューサーのこだわりで日菜子はパンツです」との発言に3人は驚きつつも、「確かに、見えた時のドキドキ感が違いますね!」と納得するなど、全員のこだわりが見え隠れする場面もあった。高田さんが岸田氏に、こういった可愛い服を着てみたいと思うかどうかの質問を投げつけると、「自分の作った綺麗な世界を営業妨害したくないので着ません(笑)」と、苦笑いしながら返答する場面も。
発表会では、「ファイナルファンタジーXV」とのコラボレーションなど、4つのコラボレーションイベントも合わせて発表された。
最後は、岸田氏が「全身全霊全力で関わってきた作品なので、描きたいことを120%込められたゲームになっていると思います。みなさんが想い出に残るゲームになったので、ぜひ体験してください」とコメントすると、プロデューサーの細井氏が「発売日の3月30日が本当のスタートだと思っています。今後みなさんに長く愛されるよう努力していくので、ぜひ手にとってください」と述べ、発表会を締めくくった。
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